2024/03/27 ご褒美くださいイオン様

今日は6:45に起きた。朝が早すぎる。まだ夜も夜である。昨晩は気づくと眠っていたという状況。風呂にも入らずにぐっすりすやぴぴぱっぽだったので、まずは風呂に入る。その後はささっと準備をして7:30に家を出る。今日はひとまずアルバイトだ。8:30開始。なんだ、まだ草木も眠る深い夜である。あ~ねみて。

眠たい中で、なんとか働いて13:15まで働く。いやあ疲れたなあ。

新卒で頑張っている若手社員の方が、やる気に満ち溢れておりこれはこれで接しにくい。そんなことあるわよね。私はもう、ぶら下がり健康器具のように働きたい。それはぶら下がる人間のようでもあり、ぶらさがり健康器具そのもの、どちらの意味としてもあてはめて、そうありたい。

ぶら下がり健康器具といえば、なんとなくいいかもと思って購入する健康器具、不動の一位の座をほしいままにしてきた。ただぶら下がるだけで健康になるなんて、こんな魅力的な商品はない。ハードな運動はお呼びでない奥様方に特に流行ったものと承知している。

一方で男性がなんとなくいいかもと思って購入する健康器具第一位はエキスパンダーであった。エキスパンダーはかっこいい。強いばねがキラキラと光っているさまは、思わずほしくなる。巨人の星、星飛雄馬が身に着けていた大リーグボール養成ギプスっぽくてかっこいいのだ。

それで、ぶら下がり健康器具というのはそもそも健康になる気がない人が買うもので、やがて洗濯物干しになる。これこそが私の仕事に向かう姿勢である。なんだかどうでもいいな。いや、全部がどうでもいいことだ。どうでもいいことの集合体が日記である。

さてさて、バイトの次は事務所のライブである「大発見」だ。早めに公園にいて、ネタの練習とラジオを録音した。天気はよく晴れたなか、お話をした。
あたりには売春を生業とする女性がたくさん立っている。そこに声を掛けるおじさんたちがうろうろ。公園内には女性はいないのだが、やたらと公園内をうろつくおじさんもおり、彼らは女性に声を掛ける勇気を持てずにいるのだ。

この公園にいて、不思議なことがたくさん起きる。パーソナルスペースがやたらと小さいおじさんが多いのだ。田川くんが到着するまで私は一人でネタをブツブツと言っていたのだが(私も変人である)、眼の前。本当の眼の前。私との距離10cmもないくらいの眼の前を通り抜けるおじさんが何人かいた。なんだこのじじいは。

ラジオをとっていても公園を囲う柵から1メートルほど距離を取って話していたのだが、この1メートルの隙間を通り抜けるおじさんがいた。別に悪いことではないのだが、やばいことをやっているおじさんがたくさんいた。やばいぜ歌舞伎町。

さて、いよいよライブだ。漫才大行進でも1日10数組のお笑いさんと会っているがこのライブで数組と会うのはわけがちがう。
普段あまり会わない事務所の先輩方がいらっしゃるからだ。当然悪い意味で言っているわけではないが、やはり緊張感は多少ある。

この月末にやっているライブでは、カトゥーさんや、スーパーニュウニュウ大将さんなど普段会わないパワーのある先輩がたくさんいる。
カトゥーさんは笑組のゆたさんの率いる、巨大組織の構成員である。ゆたさんが私と仲良くしてくださっている御縁もあって、カトゥーさんが目をかけてくださる。芸能界はつながりだな~。

さて、ライブ開始で我々は今朝まで書いていたネタをやってみる。ぎあ〜〜〜である。なんとも言えん!!!もういや〜〜〜。

中MCでは安原カラスさんとお話をする。普段関わりがなさすぎてなんとも言えない。
今日はカラスさんがお目当てのお客様で会場が溢れかえっていたこともあり、お客様はカラスさんが話せば大爆笑のオンステージである。すごかった。

その後、カトゥーさんがネタを披露する。私が楽屋で帰り支度をしているとカトゥーさんがニヤニヤしながら入ってきた。
「いや〜。絶妙だね〜。僕は好きなネタなんだよ。僕はね〜。どうよ~。」と憂いの顔でゴニョゴニョ喋っていた。芸人さんだなあ。

そんなわけで今日の仕事は終了だ。気づけば今日はまだ食事をしていないから、何かを食べようかと思う。
この街には最強に美味しいルーローハンがある。安くて美味しいケバブもある。お酒の一杯でも飲もうかと思ったが、やめた。

時間は17時少し前、これは急いで電車に乗らなければたいへん混雑する。そしてとてつもなく眠たい。よし帰ろう。もう帰ろう。
母ちゃん、帰ろうよ。

そうして帰宅しようと電車に乗ればすでに大混雑。なんなんだこの大東京。すでに世間は春休みだ。お若い方々がたくさんいる。
帰りにまいばすけっとでうどんと冷凍からあげを買って、帰宅早々お酒である。

まいばすけっとで購入したからあげが、明らかに美味しくなっていた。
私は黙っていたが、からあげへの思いも強い。別に、こうでなければ食べないみたいなことではなく、心のなかで色々と評価している。
これまでのトップバリュからあげは柔らかすぎた。電子レンジで軽く解凍して、フライパンで焼いて食べるのが私流だ。それをやると、衣が変に柔らかく、肉もあまり肉肉しくなく残念であった。どうしてものときに勝って食べる程度の気持ちだった。
今日もまさに、とても眠たいし仕方なく買ってみたのだ。
これが袋から取り出した時点からびっくり!これまでの白っぽいルックスから、黒黒としっかり焦げる直前まであげられた色だ。これこれこれ〜。冷凍の時点で手に触れて、衣がしっかりあがっている。これこれこれ〜。
レンジで軽く解凍すると、すでにバリバリ感がある。これいいじゃん!
フライパンに少し油を引いて、しっかり焼く。バリバリザリザリとした衣だ。これだ!これなんよ!

トップバリュからあげは、最高な進化を遂げていた。嬉しい!
私は衣が薄い、片栗粉であげた唐揚げも好きだが、どうせ衣があるなら、バリボリザリビリとした口の中がずたずたになるような唐揚げが特に好きなのだ。その理想に近づいていた。やったー!
毎日頑張って働いていたから、神様(イオン)が私にプレゼントをくださったのだ。

明日も朝が早いので、逆にすぐに眠らず23時には床についた。いやあ、唐揚げが美味しいとやる気に繋がるなあ。からあげじゃ!

今日面白いと思ったことは「つらい日々を過ごしていると、ふといいことがあるんだなあ」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。