2023/10/13 これは不思議だ。答えを教えてください。

今日は6:30に起きた。早いわね!
昨晩は、ああ~と20時過ぎに横になったらそのまま眠ってしまった。早寝もたまには気持ちが良い。

起きてから、やることがたくさん目の前にあることが嫌だった。風呂に入らないと、日記も書かないと、オーディションのアンケートもあった。ネタを今月中に3本書かないと。ああああ!
と思いながらも、私は偉いので一つずつ解決することにした。風呂に入って歯を磨いてカレーを食べて、アンケートを書きながら日記を書きながらと、10時前には一区切りがついた。
カレーを食べて横になった。12時ころに目が覚めた。いやだな~おきたくないな~。ウーバーやらないとな~と思いながら、多方面から連絡が来ていたので返しまくる。

さっきまで寝ていたものだから、さすがに昼寝はできない。早めにウーバーをやりながらバイトに向かうことにした。まずはガソリンの給油をして、ウーバーをやりながら高田馬場へ向かった。

いつも原付を運転しているので、またも運転で見たことを書こうと思う。
片側二車線の道を走っていた。自分の前には軽バン、隣の車線にも軽バンが並走するように走っていた。軽バンは近年、勢いよく増えている。アマゾンフレックスなどの個人事業主の配送業者が増え、それにともなって軽バンの数も増えている。
走行している車線に路上駐車の車があった。

ひとつ話を脱線させるが、東京の路上駐車の数ははっきり言って以上である。人口あたりの割合で見れば地方と同じなのかもしれないが、すごい数の路上駐車だ。片側3車線の道路は基本的に二車線になるほどだ。いわゆる緑のおじさんと言われる、路上駐車を取り締まる人はたしかに都内各地をうろついている。しかし、ぜんぜん追いついていない。追いついていないというか、緑のおじさんも人の子である。トラブルになりそうなところでは取り締まらないように見える。
これは早急に解決に向けて動いていただきたい。万博やオリンピックだと言っている場合ではない。

さて、路上駐車を避けて、目の前のバンが右に方向指示器を出す。右の車線バンは間にいれるというよりかは車線内で右に寄ることで回避させてあげる感じになった。道路も混雑していたので、仕方がない部分もある。

その先の赤信号でまたもこの2台は並んでとまることになる。どこからか、ちょっと懐かしい高めの声で叫んでいる声がした。ん〜、と耳を澄ます。
眼の前の、先程入れてもらえなかったバンから聞こえるようだ。「おめ〜見えてるだろバカヤロ〜!免許持ってんのかバカヤロ〜!」あ、さっき譲ってもらえなかったらキレてるんだ。
叫ばれている右車線バンからは「いいだろばかやろー!うるせえぞばかやろー!」と聞こえた。
ふたりとも馬鹿だなと思いながら話を聞く。二人とも「バカやろ~」しか言わない時間が続いた。信号が青になり、バカやろ~と言いながら走っていった。
譲ってもらえなかったバンは大宮ナンバーだった。譲らなかった方は練馬ナンバーで「E.YAZAWA」のステッカーが貼られていた。
多くは言わないが、さもありなんだ。

18時からは塾のバイトだ。今週はどなたかがお休みをとるとのことで、金曜日も働く。通常通り仕事を一つずつやっていく。何も問題なくバイトを終える。その後、再度ウーバーもやる。
23時ころに帰ってきた。晩御飯を食べて、カレーを作った。
Youtubeを開くと、古舘伊知郎さんのチャンネルが新しい動画を公開していた。

https://www.youtube.com/watch?v=RssMzmzYUnY

こちらである。サムネイルがとても不穏だが、内容はポップであるから、もし興味を持った方は見ていただきたい。
金田一秀穂氏と古舘伊知郎氏の言葉についての対談である。

40分近い動画であるが、おもしろくてじっと見てしまった。言葉の研究者と言葉の魔術師、最高峰の会話であるから当然面白い。
内容については、見れば分かることなので細かくは話さない。私が理解が難しかった部分について、皆さんと共有したいと思い立った。

動画内の18分のところである。金田一氏が「不思議だなと思ったこと」と語り始めた部分だ。
「医者はウイスキーを飲んですっかりくつろいでいた。急に病院から電話がかかってきて、慌てて主人の車に乗って病院へ行った。」
この話が、「変でしょ」と金田一氏はおっしゃって古舘氏もうん、うんと頷いている。金田一氏は続けて「最近の若い女の子は、『私の友達には医者もいっぱいいますから変じゃありません』って怒るんですよ」。それに対して古舘氏は深く頷く。
私はこのやりとりが、一度聞いただけではまったく理解できなかった。なんなら正直に話して、いまあらためて見ても明確に理解はできなかった。

このやりとりの後の会話も含めて理解しようとしてみると、金田一氏にとっての違和感は「ジェンダー、差別をするつもりはないが、医者といったのにそれが女性であること」についておっしゃっているのだろうか。
教え子であろうか、若い女の子の反応が「怒る」であること(つまり、女性が医者なわけがないというレッテルをはられたと感じたこと)におかしみがあると話している。「主人」は家の主(あるじ)を指す言葉だが、一般的には男女の夫婦の中で、収入が女性の方が高いにせよ低いにせよ、男性を指すために使われることが多い言葉だ。この話の中で主人もそう使われているだろうと受け取った。となれば、主人の車に乗って病院へ行ったのは女性の医者ということになる。そこがおかしいのだろうか。
私としては、女性が医者であることについて、何も違和感を感じないので、怒るまではいかないが、なにをおかしんでいるのかが理解できなかった。

一方で、このやりとりをじっくり聞いてみると「すっかり」という言葉の誤用について話したいのだろうか、ともとれる会話が繰り広げられている。
そこであれば、確かに「すっかりくつろぐ」という言い回しには何となくの違和感を私も感じる。

ここから、話が突然発展して「世の中は白黒はっきりしておらず、グレーであり、中途半端だよ」という話に入っていったので、真意をつかむことができなかった。
ここの部分について、ゆっくり意見を皆さんと交換したい。お二人が何について盛り上がっていたのか、私は気になって気になって仕方がない。
可能なら、40分の動画をすべて見ていただきたい。文脈から推察できるかもしれない。
うわー気になるなあ。

今日見かけた軽バンの男性二人も、もっと言葉を大事にして「免許持ってんのかばかやろ~」ではなく「教習所に裏金でも盛ったか」「思考を介入して行動を起こせよ」など表現にひねりを入れられるようになってほしい。
いい年したおじさんが「ばかやろー」の一辺倒じゃあ、みんなが払った税金でまかなわれる学校教育が無駄だったことになる。

それにしても金田一氏の髪型には、生き様が現れている。まさに白黒はっきりせずグレーな髪型である。これは決して髪色の話ではない。髪型の話だ。

今日面白いと思ったことは「思い立った時にはゆっくりじっくり、言葉について考えてみよう。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。