2023/12/18 きみはタカギかタカジョウか

今日は起きた時間をおぼえていない。寝たり起きたりを繰り返していたのでどれをもって起きたというのかわからない。
活動だ!となったのは11時頃かと思う。

ひとまずパソコンをいじり倒す。作っていたネタをこねてみたが、こねられなかった。今回は割と田川くんのセンスに任せたいと思っている。
私は軽口を用意しておく。気の抜けた軽口を用意して、あとは田川くんのやりたいようにさせてみたい。ネタ作り自体は楽っちゃ楽だった。
普段はフリ→ボケ→ツッコミのすべてを書く。場合によってはこのワードは忘れずに言ってほしいというのを強調して、と気を張る。
このしんどみが少ないことで、これじゃあネタではないのではないかなどと考える。まーいいや。今日はお試しなのだ。ネタ見せはそもそもこういうのをやりたいというのを見てもらって改善点を出してもらう場所だ。にもかかわらず、若手はどうしてもこのネタ見せで褒められたいが勝ってしまうのだ。これはいけない。おおいに暴れて指導の入ったところを直せばいいんだ。

ひとまず漫才大行進に向かう。昨日、当番中に柳家松太郎師匠から、明日の出番を入れ替わってほしいと言われた。今日は二部の前半の仲入り前というVIPにしか許されない順番だ。

昨日の当番で、当番表に自分の名前を書くのを忘れていた。そのため、昨日当番をやっていたが当番の手当てが出ないのではないかと今はとても緊張している。もし手当てがでなかったら身の振り方を考えねばいけない(脅迫)。
でも、この松太郎師匠とのやり取りをその場でメールしたのだから、当番にいたことは伝わっているはずだ。そこは融通を効かせてもらいたいものである。よろしくお願いしたいものである。

15:40からの出番。15:10に到着して支度をして漫才をする。ナイツさんがトリのためお客様はほぼ満員。いい会でした。

出番が終わり、屋上でラジオを録音する。昨日と比べていっきに寒くなったなあ。ようやっと冬であることよ。
その後、ネタ合わせをして袖に戻る。ナイツさんの出番が終わり、本日の大行進は終演。めいめい片付けて帰り支度をする。我々はこのあと事務所のネタ見せである。18:50に港区芝でもう一度集まってネタ合わせすることにした。

20時前に事務所へ集合する。ネタ見せをして21:30ころにすべて完了。今日の労働は以上である。
ネタの内容に触れないようにしながら、ちょっとおもしろかった私のミスがあったのでその話をする。

中日ドラゴンズの宇佐美真吾選手と ももいろクローバーZの高城れにさんが離婚されたニュースがあった。この話題の時に私は高城(たかぎ)さんのことをタカジョウさんと読んでしまった。これはとても良くない。話題に出すときに読み方を間違えてしまうのはネタを書く人間として一番やってはいけない。
タカギさんであることを私は知っていたはずなのになぜタカジョウさんと読んでしまったのか。このネタを考えた時点からタカジョウだと思い込んでしまっていた。
どうしてなのかを考えた結果、その理由がわかった。元夫である宇佐美選手は巨人→日ハム→中日と移籍した右投げ左打ちのキャッチャーである。左打ちのキャッチャーかつ巨人と言えば阿部慎之助新監督が思い起こされる。阿部選手と同様、強打の捕手として期待されていた。しかし、現在巨人のレギュラーである大城捕手の台頭もあって他球団への移籍となった。大城捕手も左打ちの強打のキャッチャーだ。
ちなみにこの巨人の捕手事情はいまからする話と全く関係ない。関係ないのかよ。私の趣味です。

ひとまず、宇佐美選手は捕手である。そして高城(髙城)という捕手が横浜にいるのだ。ちなみに高城捕手は移籍してしまった黒羽根捕手と並んで強肩の選手で、横浜の捕手では私は好きな選手だった。黒羽根さんは既に引退されたが、高城捕手はまだまだ頑張っていらっしゃる。
それで、横浜の高城選手はタカジョウと読む。宇佐美、高城と並んでいるとプロ野球のキャッチャーの並びだと脳が勝手に判断して、私はウサミ、タカジョウと読んでしまうのだ。
これが私が高城れにさんをタカジョウレニさんと読んでしまった理由である。いやあスッキリしました。
普段、私はニュースを話題に漫才にするからこそ、こういった読み間違いが発生しそうなところは注意している。しかし、宇佐美、高城この並びは無意識に当然のように捕手と認識していた。ああ、いけない。常識を疑わなければいけない。

まだまだ修行の身であると痛感した。
22:30ちょっとすぎかしらに帰宅して食事をして眠った。

今日面白いと思ったことは「地名、人名は本当に悩まされるからうまく統一するなり、間違えても許される世の中になってほしい。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。