2023/10/8 男社会ではなくなりました。いいことだ。

今日は10:30に起きた。沖田ねえそして、寝たねえ。
昨晩は0時前に寝たから、よく寝たと言えよう。これだけ寝てもやはり風邪は鼻水のみを残している。鼻水は元気だ。どゆこと?

よく寝たことに喜ぶ一方で、やることがたくさんあるために急いだ。洗濯機を回し、カレーを温め、食べ、シャワーを浴びて洗濯物を干した。これだけですでに近く確定の時間だった。
今日は漫才大行進の袖のお手伝い当番がある。11:30からである。

急いで向かい、当番を始める。すでに今日のお手伝いをご一緒する、うぐいす餅のお二人がいらした。
うぐいす餅さんとお当番をするのは何ヶ月ぶりだろうか、とても久しぶりに感じた。まだ不安な部分はあるがとても上達していた。お手伝いに上達もなにもないだろうが、安心して任せられる。任せられるということはつまり私は楽をしているということだ。ハッハッハ。

準備をすると、今最もホットな状況の男の隣に立たされている、はやぶさ丸(ギャルに人気)大竹くんがやってきた。大竹くんなりに色々と考えているようであった。成長したなあ。東長崎が生んだ天才。色々とお話を聞かせてくれたが、あなたの信じる道を行けばいいと思う。漫才、お笑いは誰かにやれと言われてやる仕事ではない。信じることをやりなさい。
そして、火中の栗の栗こと、笠生大収穫祭くんがやってきた。笠生くんは半ば狂乱しながらやってきた。たいへんである。

そんな大変な状況はどういった状況なのか、皆気になる。こればかりは仕方ない。
話を聞いたうぐいす餅女史からは「やあねえ。私達は襲わないでね。閉経してるんだから」とおっしゃった。
笠生くんは聞いていない様子だったが、私にはとてもショッキングだった。閉経という言葉、音で聞いたのはNHK以外ではほぼ初めてであった。
閉経というワードを面白いものとして扱う権利があるのは女性のみであると私は常々思っていたが、やはりそうだ。あまりにショッキングである。

閉経について、嫌なことであると思う女性がいる一方で、前向きに捉えている女性もある。どちらが正しいということではなく、どちらの意見も尊重したい。
それにしても、私にはとても衝撃的な言葉であった。というよか、反応に困る言葉である。笑っても女性を軽んじているように見えるし、ジョークで言っているのに笑わないのも失礼だし。ようは困ったさんである。

うぐいす餅さん、なにか掴めばめちゃくちゃ面白くなりそうな予感がする。いっしょに頑張りましょう。

漫才大行進も始まり、おのおのが(ちょっとおのののかっぽい)ネタを披露する。やがて我々の出番も近づいてきた。今日は急遽あさかぜさんがお休みとなり10分間が空中に舞った。今あるネタを全部やれば20分はいける。しかしお客様からすれば、知らねえ若手の漫才を20分はきつかろうと、キープランニングさんと15分ずつ漫才をやって事なきをえた。

我々も気づけば何分でも漫才ができるようになってきた。しかし、これを喜んでも特に良いことはないので気にしないことにする。それだけ喋りたいことが自分から出てきていることについては素直に喜んでおく。

あと、手前の席にいたおじさまがとても笑ってくださっていた。一人でもハマってくれるだけで僕らは漫才を続けられる。アツい話だねえ。

出番を終えて、当番に戻る。マリアのイーちゃんさんを久しぶりにお見かけしたが、なんだか美人になられていたと感じた。
そのため、失礼とは承知しながら「お綺麗になられましたね」とお伝えしたが、なんと反応したら良いかわからないという感じであった。
そう思ったのだから仕方がない。私は思ったことを喋る人間になろうとしている。

今の時代、女性の容姿は褒めようが貶そうがセクハラと言われる時代である。それでも思っちゃったものは仕方がない。
あきらかに、何か魅力が増しているように見える。それは単純に私が歳を重ねた女性が好みであるということと関係があるかもしれない。いや、関係ないと思う。
うーん。なにかが変わったねありゃ。

その後も粛々と当番をやった。うぐいす餅さんがテキパキと動いてくださったので私はなんとも楽をさせていただいた。申し訳ないとともにありがたい。
大行進が終わり、撤収する。するとそこにいたのは以前話題にあげたラジオネーム「看板娘」さんだ。

以前、日記に書いたことについて話が及ぶ。彼女はおっしゃった。「私は顔面自己評価は高いです。かわいいです(これに近い表現)。」
うーん。なるほど。絶句である。これは反応に困る。

さきほど言った通り、現代社会において女性の容姿を褒めるも貶すもセクハラの時代である。

いわゆる可愛くはない方が「私はかわいい」といえば、「うっせえブス!」というのが適切なツッコミである。しかしそれはこのご時世にストレートすぎる。炎上である。
「姫、こちらが鏡でございます」がギリギリアウトくらいなツッコミだろうか。

では、だれもが認める美しい、かわいい女性が「私は可愛くない」といえば、「そんなことはないって言われたいんだろ!心はブサイクだな!」が適したツッコミだろうか。
時代を鑑みるツッコミは人差し指を立てて左右に振り、チッチッチと舌打ちするくらいだろうか。これはキモい。

では、看板娘さんの例に注目しよう。看板娘さんについて、我々、漫才師たちとの関係性を踏まえたうえで容姿に言及するが(どれだけ予防線を張ってるんだ)可愛いと思う。男女問わず人気が出る容姿であると思う。
では、その方が「私は可愛い」といった場合、私はどのように返答すれば良かったのだろうか。
「姫、鏡でございます」といったところで「やはり私は可愛いわね」で終わってしまう。人差し指チッチはあまりにも気持ちが悪すぎる。
困った私は「お気をつけください」とコメントした。これは正解だっただろうか。
わけがわからない返答をするボケ、である。ボケにボケで返すのはご法度だ。しかし、社会通念に照らし合わせ検討を重ねた結果、この返答とさせていただいた。
私としては「(悪い男が寄ってきますから)お気をつけください」というニュアンスも含んでいて割と良かったと思う。

以上である。もし、美女から「私は美人よ」イケメンから「オレ、かっこいいよな」と言われた場合の返答に覚えのある方はご連絡ください。

ふう。とても気を張って文章を書いた。誰も傷つかない表現はできただろうか。

その後はウーバーを21時すぎまでやった。土曜の夜でも注文が少なかった。ちょっとやばいですね生活が。

今日面白いと思ったことは「女性に翻弄された1日だった」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。