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利き足論

こんにちは、暴露系Jリーガーです。

僕のことを詳しく知りたい方は
こちらの記事にこのアカウントの想いを
書いてるのでぜひ下のこちらの記事を
覗いてみてください。

他にもサッカー選手で発信しにくいことを
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覗きたければ覗いてみてください。


今回はよくどっちが大事かと言われている
利き足論について選手目線から話して
いきたいと思います。

まず利き足論というのは

小学生などの小さい頃から
利き足に特化して練習させるべきか
それとも両足使えるように練習させるべきか
といった話です。

両足使えないと世界では闘っていけない
という人もいれば、片足だけでサッカーは
やっていけるという人もいます。

すごく極端な話に聞こえてしまうかも
しれませんがそれぞれに理由はあります。

その理由の中で選手目線から深く考えると
こっちだろうなという結論が出たので
お話しさせてもらいたいと思います。

育成年代の方や親御さんにとって
何かのヒントになれば幸いです。

まず最初に結論を言わせていただくと
僕の意見は圧倒的に
「利き足に特化して練習させるべき」です。

なぜそう思うのかを
順序立てて説明していこうと思います。

これの理由としてはサッカーという
スポーツやアスリートの世界では「結果」
がものを言います。

結果を出したものが上に行くことができ、
結果を出せない選手は首を切られます。

少し逸脱した例にはなってしまいますが
具体例を挙げてお話しさせてもらいます。

例えばサイドバックの選手。

選手A
10本中に5本両足の合計で良いクロスを
上げられる選手がいたとします。
そのクロスが得点になる確率は20%です。

選手B
左足に抜群のキックのセンスがあり、右足で
クロスは上げられませんが、10本中2本だけ
ドンピシャで中の選手に合わせるクロスを
上げることができます。
クロスの得点になる確率は80%です。

選手Aは5×0.3=1.5
(10本中1.5本得点に繋がる)

選手Bは2×0.8=1.6
(10本中1.6本得点に繋がる)

選手Bの方が結果を出しやすいという
数字が出てきます。

数字で表現するとこのような例になります。

そして利き足論の反論として
その選手のプレーの幅が広がらない
ということをよく言われます。

その意見も一理あります。
右足でも左足でもクロスを上げられれば
相手は悩んで対応が難しくなります。

しかし、それは利き足に特化しても
同じことです。

正確な左足のクロスに相手が警戒すれば
するほど他のプレーの選択肢は増えます。

左足のクロスを警戒して相手が正面に立つような
守備をしてくれば味方とワンツーできる角度が
生まれるでしょうし、

中に左足でカットインしていくこともできる
でしょうし、なんせ左足を警戒されることで
相手が後出しで守備をすることになります。

それを利用して味方を使ったり、違う方法で
左足でクロスを上げられる状況を作ったり。
方法はいくらでもあります。

ここまで長々と話してしまいましたが
これらの意見は見てる側からでも
わかる意見だったかと思います。

ここからは選手目線での理由をお伝えします。

それは
「特徴のわかりやすい選手の方が息を合わせやすい」
からです。

両足である程度の質でクロスを上げられる選手より
絶対に左でしかクロスを上げない選手の方が
中に入るタイミングあったり、どういう状況の
特に強く入っていけばいいのかわかりやすく
動きやすいのです。

今度は右で上げてくるかな〜
やっぱり左かな〜と思って準備するのは
何度も入り直さなければいけませんし
タイミングを取ることが正直難しい。

でもあいつは左足でクロスを
上げてくるだろうからあの場所には
上げるタイミングで入っていこうと思いやすく
そちらの方が迷いなくクロスに対して
アクションできます。

これはクロスだけに限らずです。

右足で背後へのスルーパスが得意な選手
などでも同じことです。

わかりやすいということは味方も
その特徴を理解してくれてプレーして
くれやすい。

これが僕が思う利き足を特化して伸ばしていく
ことが重要だと思う大きな理由です。

とはいっても僕自身は特に利き足という
概念がない選手なのですが、、笑

でもその分この時はこうしてくれという
意見を先に伝えておくことは大事にしています。

この論争は極端な話が多いので難しい
のは正直なところですが簡潔にまとめると
プロサッカー選手を目指すのであれば、
そして選手目線の意見を含めると、

味方にわかりやすい
自分のストロングが必要だということ。
そしてそのためには利き足に特化していると
自分のストロングを身につけやすいと思います。

これは一つ頭に入れておいて
ほしいなと思います。



Thanks so much for reading.

今回も読んでいただき
ありがとうございました。

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