始まったころにアカウントだけつくったものの、ずっと投稿できていなかったnoteをはじめました。
この真っ白な投稿ページにこうしてなにかを書き出すというのは、例えるなら降り積もった雪原に足を踏み入れていくかのように、波打ち際に足跡をつけていくかのように、緊張と好奇心とが入り交じっては出ていく一瞬をとらえていくこと。
長らく避けていたこの営みを、ようやくリスタートしようと思います。

申し遅れましたが、私たちは本屋・散策舎です。「日々を確かに歩むため」のという詞書きで、心と身体の糧となるものをお届けする本屋をやっています。
初めは古本市などのイベントに出店したり、飲食店の一角で本を売らせてもらったり。2017年の春には伊勢・外宮前でお店をオープンして、週末の数時間だけ開けている「まぼろしの本屋」スタイルで営業を続けています。

そのほか、私たちが行っている活動については、詳細はウェブサイトを見てもらえればと思いますが、noteでは散策舎として、なぜこうして本屋をはじめたのか、これからの本屋としてどうありたいか、いろいろと思うことを書き留めていきます。

私たちは、自らの眼で世界を捉え、気になることを探求し、その足で前に歩もうとする「散策者」でありたい。
そして同時に、彼らの散策の拠り所にもなりたいのです。

日々を確かに歩むために、本屋としてできることを、
ひとつずつやっていこうと思います。

本屋・散策舎
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