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絵柄解説

私の描く絵とは

私の絵柄を一言で言うと「2割の色気と1割の狂気がある」だと思います。
あと絵師あるあるですが、絵柄に複数の側面があることです。
見てもらう人、場面によって使い分けています。
適切に使い分けられているかはわかりませんが。

さて「2割の色気と1割の狂気がある」とは何なのでしょうか。
この言葉を思いついたのは今年の夏ぐらいです。
きっかけはスケッチブックの表紙にペンでドラゴンを描いたことです。

大学入学時にもらったスケッチブックに描いたドラゴン

今見てもえげつない描き込みをしているなと思います。
もともとこんな感じの絵を描いてきたわけでもなくて、ある日衝動に近い形で描いていったらこうなりました。
「あ、こういうの描けるんだ」と思いました。
本性が見えた感じがします。
絵って車の運転と似ていると思うんです。
その人の良いところも悪いところも全て見えてしまう。すなわち鏡。

私の描く絵は、結構ネガティブな感情があるとうまくいくことが多いです。
悔しさとか怒りとか嘆きとか。黒くてどろどろした感情。
腹の中に蟠を巻いている怒号。狂気。
このあたりの感情は表に出さないので、よく絵に出ているのだと思います。
ではなぜ色気が2割で狂気が1割なのでしょうか。
やはり魅せるためには色気がないと物足りないと思ったのでしょう。
黒々している狂気は見え隠れさせたいと思ったのでしょう。
残りの7割はコンセプトや伝えたいこと、伝える人への配慮といった感じであります。

周りの反応

大学の友人たちに私の絵を見せると「独特な世界観だね」とか
「かわいい」「かっこいい」と言ってもらえます。
友人は私と同じように絵に興味があったり、描くのが好きだったりする人が多いです。そのためか何かしら共感がもらえるので、嬉しいです。
なぜか家族に見せると「怖い」と言われます。
まあ、その怖さも私の絵の魅力だと思うので。

今年のクリスマスの絵
本日描いた絵

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