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WEEK43 初陣・くるみボタン工房

くるみボタン専門店のみすずやさんは東京は台東区、手芸好きが通う町にあります。げいったんの刺繍くるみボタンをカナダでオーダーしてから、くるみボタンというものに俄然興味が…!立体ものを作れる人ってすごいなと思います。

くるみボタンは構造が単純な分、奥深いところがたくさんあります。まず柄。ちょうどまんなかにくると合う柄もあれば、円に対して柄をどういうバランスで配置したらしっくりくるかを考えさせる柄も。例えば、私が今回選んだのは、ブルーのチェックなんですが、どまんなかに白があるとぼんやりするんですが、少しずらすとなんかかっこいい!今回は、みすずやさんが、絶対に失敗しない円のかたちにあらかじめ切っておいてくれたので、私たちは100種以上ある生地から選ぶだけでよく、らくちんでした。

奥深さ2。柄選び&クロップ

ボタンに布がくっついたときシワにならないように、布の裏に薄い布が貼ってありました。(なんかこういう技、以前友達がリバティ小物作ってくれたときにみたことがある…!)ボタンの台座は少しふくらんだ蓋のようなものと、まったいらなものから選ぶことができます。手芸好きの友達は、平らの台座なんてみたことなかった…!と飛びついていました。

奥深さ3。スロットマシンのように、ぐいっと。

洋服につけるような小さなくるみボタンは、印鑑のような道具で布を台座に押し付けるのですが、ヘアゴムのように大きなボタンの場合は機械が登場です。ドイツから取り寄せたくるみボタン専門機械に、布と台座をとりつけて、ぐい〜っとレバーを倒すと、布がきれいに台座につきます。糊で台座につけるものだと思っていたんですが、この機械は物理で台座と蓋の間に布を押し込む方式。糊を使わないので乾かす手間もないんだそうです。私たちがおそるおそるやってたせいか、最後の「ぐいっ」がうまくいかず、みすずやさんに最後のえいやをやってもらいました。やってもらってよかった!

手作りくるみボタン体験は、ヘアゴムとイヤリング/ピアスを選べます。ヘアゴムはゴムカラーも選べて(しかも、継ぎ目なしタイプ)、その場で環につけてくださって500円でした。(600円だったかな)びっくり…!です。しかも「みなさんにつけてるんで」とおまけでデニム生地のプチくるみボタンタグまでいただいてしまった…。おやすすぎやしませんか…!

あと、このお店は、入ったときから什器がサイズぴったりで、みやすくてすごいなあと思っていたのですが、全部旦那さんの手作りなんだそうです。しかも刺繍イラストもできる絵心ありの方だそうで…!わんたんの刺繍イラスト、ヨーキーがあったら買ってた…。くるみボタン体験のあとは、カフェも教えてもらって、レモンドーナツとコーヒーで、ものづくり台東区をすみずみまで堪能しました。もちろんテクテクライフも…!

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