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5年前の自分、こんにちは

つい最近、LINEのKeepに動画が残っているのを発見してしまった。

え、これいつの?
自分、チョイ若い。みんなもチョイ若い。日付を見ると5年前。
発表会の踊りの練習をお稽古場で撮ったものだ。
白鳥の湖の第3幕「花嫁候補の踊り」。
この曲大好きなのよね~でも、全然踊れてなかったな。。

と思いながら、動画を見てみる。
すると……うん、うん。うんうん。おお~……うん。うん!
なかなかいいんでないの?
自分も。自分以外のメンバー6人も。
思っていたよりもずっとずっといい。踊れている。

アンファスで前にシャッーセと進みながら右足アラセゴンに上げる~降ろしてまたシャーッセ、左足上げる~のところは、当時足上がんないしダメダメだなあ、と思っていたけど。そここそがいい!
音にも乗っているし、アンディオールもそれなりにできている。
表情も柔らかで踊る楽しさも伝わってくるよ!
客観的に見て「上手な人」認定でいいんじゃないの?
バレエシューズだし、本来の踊りよりも断然優しい振り付けだけれど、
綺麗に踊れているよ!

私は思った。
あの当時は、全く駄目だ、自分。。と思っていた。
先生が「綺麗ですよ~」と褒めてくださるのは、
やる気を出させるためと気遣いだと思っていた。
でも、そんなことはなかったのだ。
いや、それもあるだろうけど。

とすれば、自分はもっと自己評価を高くしてもいいのかもしれない。もっと肯定的に見てもいいのかも。5年経って肉体的には衰えているとしても。

満足することなく、常に上手になりたいという向上心を持つのは大切。
でも、もっと自分を認めてあげた方がいいのよね。

「あなたはバレエが上手。素敵よ。輝いているよ!」


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