フジテレビで放送された『HEY！HEY！HEY！MUSIC CHAMP』『TK MUSIC CLAMP』『FACTORY』などの音楽番組やチバユウスケさん出演のライブやドキュメント特番、また、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『ARABAKI ROCK FEST．』などロックフェスの映像など多数の番組から出演部分を総ざらいし、その中から選りすぐりの映像を抜き出し再編集した貴重な特番となっている。ロックンローラーとして人生を全うした“チバユウスケ”の生き様とその証を、是非その目に焼き付けて頂きたい。

今回放送する『THANK YOU YUSUKE CHIBA, I LOVE YOU BABY』は1996年～2022年まで27年間にわたりフジテレビ地上波で放送された、『HEY！HEY！HEY！MUSIC CHAMP』『TK MUSIC CLAMP』『FACTORY』などの音楽番組やチバユウスケさん出演のライブやドキュメント特番、また、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『ARABAKI ROCK FEST．』などのロックフェスの映像など多数の番組から出演部分を総ざらいし、その中から選りすぐりの映像を抜き出し時系列にまとめた。アーティスト特番はそのまま、出演番組は出演部分のみ切り出したオールアーカイブ特番となっている。

語り手は、ABCラジオを代表するカルチャーBOYでライター・インタビュアーの鈴木淳史。2009年から「The Birthday」の取材を担当しており、学生時代からチバユウスケさんに魅了され続けている鈴木淳史独自の目線で、想い出を語り尽くします。

チバユウスケ氏が在籍していたバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」「ROSSO」「The Birthday」などの楽曲をオンエアするとともに、日本の音楽シーンに深く刻まれた足跡をノンフィクションライター・石戸諭が鼓膜で、心で、魂で辿り、追悼いたします。

東京・SHIBUYA CLUB QUATTROの10周年を記念して行われたイベント「CLUB QUATTRO 10th.ANNIVERSARY QUATTRO MEETING ’98」より、1998年7月1日に生中継されたイベントからthee michelle gun elephantのライブの模様を特別にオンエア！（1998年制作）

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが1999年8月に開催された記念すべき第1回目の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 1999」に出演した際のライブパフォーマンスのノーカット完全版。（2000年制作）

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアルバム『CASANOVA SNAKE』完成直後である2000年1月に、1999年8月27日～10月4日まで行われた「WORLD GEAR BLUES TOUR」（UK4公演 / US17公演）の模様をメンバーが振り返る宴の模様。海外での彼らの奮闘ぶりと普段見られないメンバーの様子は必見！（2003年制作）

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが2003年4月～6月まで開催したツアー「WILD WILD SABRINA HEAVEN TOUR」より、6月14日に行われたZepp Tokyo公演でのライブパフォーマンス。（2003年制作）

2005年に全国各地で開催された夏フェスに出演した際のROSSOに密着したライブ&ドキュメンタリー番組。（2005年制作）

The Birthdayが2007年に開催した「Rollers Romantic Tour」、2011年に開催した「MUSIC ON! TV presents GG11 -10th Anniversary-」、2012年に開催した「Tour 2012『VISION』」より、厳選したライブ映像。（2015年制作）

今や伝説として語り継がれている2003年10月11日、幕張メッセに3万7千人のファンを集め行われた解散ライブの模様に貴重な当日の舞台裏ドキュメント映像を加えた特別番組を12/25（月）20時から3時間にわたって緊急再放送させていただきます。

2003年に行った解散ツアー「LAST HEAVEN TOUR」から、9月25日に行われた京都磔磔でのライブ特番を特別アンコール放送いたします。※2003年11月に初回放送された番組のアンコール放送

チバ「いまだに磔磔（たくたく）っていう字が書けない」

パーソナリティーを担当するのは、10代の時から（勝手に）チバユウスケを愛し、（勝手に）人生を狂わされたという、SCHOOL OF LOCK!の元・校長でもある遠山大輔。

当日は、チバユウスケを愛するリスナーからのメッセージ&選曲、さらに、かつてSCHOOL OF LOCK!に出演した際のチバユウスケの肉声、そして、The BirthdayのLIVE音源もオンエア。

遠山「天国ってみんな良いイメージじゃないですか。出来たら行きたいなって思うし」
チバ「そうだね」
遠山「はい」
チバ「…天国行きたいよね。天国の方がいいよね、地獄よりかはね」
フジイ「そりゃあそうだよ（笑）」
遠山「だってチバ先生なんてけっこう地獄の、言葉とか、俺はもう高校の時から聴かせてもらってますけどもね」
チバ「いや地獄の言葉って何？（笑）」
遠山「例えば、サタニックとかも出てくるじゃないですか。デビルとか」
チバ「ああ…。でも、あの人たちは、かわいいんだわ」
遠山「サタニックっすか？」
チバ「うん。サタニックもデビルも、なんて言うのかな、あの、かわいい、人たちなんですよ。…わかってもらえないかな」
遠山「じゃあそんなにその、何かを滅ぼすとかそういうものではなかったってことですか？」
チバ「滅ぼすなんてことは考えてないかな。でも、滅ぼしてもいいかなとも思うけどね」

リスナー「私には夢がなくて、周りの友達は、もう夢を見つけてて、それに向かって進んでいるんですけど。でも私は夢がないから、そのなんか…」
チバ「いいんだよいいんだよそんなの、夢がなくていいんだよ、夢がないのが夢だよ。なんもいらないよ別に、そのまま行きゃあいい。なんも関係ないよ」
遠山「めちゃめちゃシンプルな答えだった」
チバ「いらないでしょ、夢なんかほんとに。あるヤツは夢持ってりゃいいし。別に夢…ね、どうなりたいとかって考える、のももちろん大切かもしれないけど。夢なんかなくていいよ。ないならないんでしょ、だって。それでいいじゃん」
リスナー「はい」
遠山「どっかやっぱ周りが持ってるから、そこと比べてしまうとこもたぶんあったりとかするのかなとかも」
チバ「そういうことか…。ごめん、なんか言いすぎた俺」
リスナー「ああ大丈夫です」

バンド解散発表直後の2003年にオンエアされた、ロングインタビューやスタジオライブなど貴重な映像をお届けします。「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」「リボルバー・ジャンキーズ」など名曲の数々を披露します。
【出演】ミッシェル・ガン・エレファント、武田真治、本上まなみ
（初回放送日：2003年9月5日）

武田「なんか突き進むとか、破壊的な歌が目立つミッシェルの中で初めて、見せる母性的な部分っていうんですか、守りたいっていうメッセージが、たぶんほとんど初めてですよね」
チバ「そうだね。うん。やっぱりでも色々考えると思うんだわ、みんな。最初のテロとか、そういうのから、意識が、どうしてもその、そういうとこに、それなんか無視できないっつうかね。っていうことなんだと思うんだけどね」

武田「民放の番組で以前、｢音楽で変えたいものは？」って質問、受けたの覚えてます？」
チバ「全然」
スタジオ（笑）
武田「何を変えたいと思ったのかって聞きたかったんですけど」
チバ「うーん。…変わんないよ。いや、変える」
本上「どういうふうに？」
チバ「うーん、どういうふうに。うん、まあでも、俺にとってはいいと思えるというか、そういうふうに」

本上「10年…に近くミッシェル・ガン・エレファントで、4人でやってきて、それぞれの皆さんにとって、ミッシェルってなんですか？ アベさん」
アベ「ロックバンドですよね」
武田「キュウさん」
クハラ「うーん。まあ日常っちゃ日常だし。非日常っちゃ非日常だけど…」
武田「ウエノさん」
ウエノ「うーん、やっぱどんな、友達よりも、長いこと時間いるからね。それ以上だとは思うし。出せるとこでもあるし、自分をね。…まあ、色々だ」
武田「チバさん」
チバ「うーん。まあなんか、なんかすごいものと言うか、まあ俺…もやってんだけど。（笑）ずっとやっぱロックバンドでいたいし。ファミリーで、あると思うし。…終わり」
武田「今日は色んな質問に答えてもらって」
ウエノ「終わり？」
武田「はい、もう終わりな感じなんですけど。すいません、長々」
チバ「いやいや。まだまだ全然やれるよ」
スタジオ（笑）