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時間の予算。

物を買うときや食事をしたとき、そこにかけた金額を高いと思うかで満足度が変わるように、かけた時間でも満足度が変わることがあるような気がする。

それは、1時間なら楽しいと思えるけれど、2時間なら長すぎて、時間がもったいなかったように感じてしまうようなとき。

「それならいくらまでの金額」と予算があるように、「それならどのくらいまでの時間」と予算があるような感覚かもしれない。

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たとえばプレゼンで、3分なら無駄が省かれていておもしろいけれど、5分になると間延びして飽きてしまうとか。

伝わる内容は一緒なんだから、コンパクトにまとめてよって思うんだろうな。

たとえば飲み会で、1時間でこれだけ楽しめるなら参加して良かったと思うけれど、2時間となると途中で帰りたいと思いながら参加することになるとか。

家で食事の用意をして食べるのにかかるのと同じくらいの時間なら楽しめるけれど、それ以上になるとほかのことをする時間が削られるという感覚だと思う。

このプレゼンなら何分まで、この飲み会なら何時間までなら、そこに時間を使いたいと思うか。

その時間の予算とも言える境目を超えるかどうかで、まったく同じ内容でも満足度が変わるような気がする。

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時間をかければかけるほど、満足度が上がることもあるだろうけれど。

長ければ良いってものじゃないよね。短いと慌ただしくなるからいやだとか、そのあたりの感覚は人による部分もあるかもしれない。

自分はなににどのくらいの時間ならかけて良いと思っているのか、そのあたりの感覚を見極められると、なにかをするときの満足度が上がりそうだ。

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