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西野インターンが始まって2年。今の想い。

こんにちは!!

(株)CHIMNEY TOWNで働きながら、つい先日、Chimney Town USA, Inc.というアメリカの会社の代表になったセトちゃん(瀬戸口 祐太)と申します。 


「CHIMNEY TOWN = えんとつ町」

という名前からもわかるように、この会社はキングコング西野さんが作った会社で、僕は大学生のとき(2年前)に、「インターン一期生」として、この会社の門を叩きました。

始まってすぐにびっくりしたのですが、「インターン」とは言っても、「ちょこちょこっとお試しで仕事に入る!」といった感じでは全然ありません!


「何年かかってもできない仕事やポジション」を、西野さんは、初めからまるっと任せてくださるんです。


それこそ、一番最初の仕事は、
「エッフェル塔での個展の責任者」でした。

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当時、日本ではもちろん、世界中を見ても、まだこのエッフェル塔で個展をしたアーティストはいなかったそうです。

そんな中、「そんな経験できる大学生いないじゃん!最高だね!」とゲラゲラ笑いながら、西野さんはパリでも声をかけてくれました。

(ちなみに、パリに行くまでの準備期間、西野さんと個展について話すことはほとんどなく、完全に丸投げでした🤣)


、、こんなこと普通はできないですよね。


本当に大袈裟でなく、インターン生になって、西野さんのもとで働かせてもらうようになってから、人生が大きく変わりました。


そして、今も毎日、現在進行形で、"想像したことのない未来"と出会っています。

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今日は、インターン生になってから"2年"という節目のタイミングなので、一歩立ち止まって、色んな活動を振り返りつつ、

改めて、「西野さんへの感謝」と、「今後の生き方」について書いていきたいと思います。


よろしくお願いします!!


「環境」を与えてくださるということ

2年間を振り返ると、色んなことが詰まりすぎていて、とても全部は書き切れないのですが、、
一つ確実に言えるのは「毎日とにかく必死だった」ということです。


自分のポジションや、背負うものの大きさに対して、自分を追いつかせることに必死でした。


例えば、冒頭でも書きましたが、「今日から、エッフェル塔個展の責任者です!」と言われたとしても、、そもそも僕には、責任者をできる能力はありません。 


それこそ、「色んな仕事を積み重ねて、色んな経験を重ねて、ようやくそのポジションにたどり着いた。」というわけではないですし、

蓋を開けてみると、中身は、「なんの経験値もない、ど素人の大学生」です。


そんな奴が、現場に出てみると、本当に撃沈の毎日で、、(笑)

当たり前ですが、リーダーとして現場に立つと、周りには第一線でしのぎを削ってきたクリエイターさんやスタッフさんがズラっと並んでいて、、実力差(なんて言葉を使うこともおこがましいくらい)、その差は歴然です。


ただ、そんな中でも、僕は責任者であり、リーダーであり、西野さん、そして数えきれないスタッフさんが、何年も命をかけて作ってきた作品を預かっている身で。


プレッシャーという言葉では片付けられない、なんとも言えない重みが、そこにはありました。


そんなわけなので、「とにかく1秒でも早く自分を追い付かせよう!」と、必死で走り続ける毎日なのですが、、

でも、その過程で、見たことのない景色をたくさん見させてもらって、たくさん痛みを味わって、たくさん悔しい思いをしながら、本当に成長させてもらっているなという実感があります。


そして、これこそが、西野さんが与えてくださっている1番の「愛」なんじゃないかと、僕はいつも思うんです。

西野さんはいつも、自分が普通に生きていたら、一生かかっても立てなかったようなステージに「よろ!」と言って、送り出してくださいます。

「よろ!」と言われてステージに立った僕が考えることは一つ。

「もうどんな手を使ってでも、何とかしよう!」

これだけです。


どんなにゴールまで距離が遠かろうと、
絶対に結果を出して、「西野さんのおかげでこんなことができるようになりました!」と笑顔で最後に言いたいし、

西野さんも、見ているみんなも、「ああ、アイツに任せてよかったな!」って思える状態に絶対したい!!と、いつも思うんですが、


このパワーってめちゃくちゃすごいんです。


自分の体が自分じゃないような、自分の時間が自分の時間じゃないような、そんな感覚になります。

大変になればなるほど、力がみなぎってくる。


、、西野さんが以前に、「期待に追いつこうとする力の大きさを僕は知っています。」と言っていたのですが、僕もそれを、西野さんから毎日教えてもらっている気がします😊

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そんなこんなで、僕は、西野さんが作ってきてくださった「土台」の上で、日々挑戦させていただいているのですが、

西野さんからかけてもらう言葉で、いつも心に刺さっているものがあって。


西野さんは事あるごとに、
「僕と同じ苦労をしなくていい。」
と言ってくださるんです。


例えば、僕は今、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロデューサーをやらせていただいているのですが、予算規模でいうと、ゆうに1億円を越えます。

、、ただ、これってあり得ないことで、普通はまず、「1億円の予算がかかるプロジェクト」をやれるまでに、途方もない階段があるはずですよね。


僕の場合は、西野さんが25歳のときから大事に大事に育ててきた『えんとつ町のプペル』という作品の上で、この挑戦をさせてもらっているのですが、、

言ってみれば、「ここに行き着くまでのプロセスを、すっ飛ばしている」んです。


人によっては、

「もっと地道にコツコツ、売れないときの苦労や痛みを味わって、上がっていきなさい。」

と思うのが、普通だと思います。


ただ、西野さんは、

「乗っかった方が絶対いいじゃん!そして、その土台の上で、違う苦労をしてほしい。新しい挑戦をしよう!」

と、いつも声をかけてくださるんです。


、、これって、本当にすごいことですよね。

僕が逆の立場だったら、絶対にこんなこと言えない気がします。

僕としては、「いやいや、僕はまだまだなんで、、」とか、「自分の能力以上のステージに立たせてもらっているので、、」みたいな言い訳を、一切捨てることを決めました。


そんな姿勢でいることが、一番、西野さんの想いを踏みにじっちゃっている気がするからです。


なので、誰にどんな見られ方をしようと、全力で乗っかって、この与えてもらった土台を何倍にも大きくしていく!

これが僕の生きる道であり、西野さんの言葉に一番真っ直ぐ応えられる方法だと思って、毎日走っています!!

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「じゃあ、セトちゃんは具体的に今後、どんなことをやっていきたいのか??」

最後にここに触れて、締めさせてください!

まず、大きく括ると、やりたいことは2つ。


一つ目は、「チームで世界を獲るために、アメリカで結果を出す」です!

先日、僕は「Chimney Town USA, Inc.」というアメリカの会社の代表になりました。

この会社は、ミュージカル『えんとつ町のプペル』をニューヨークで上演するために作った会社であり、プロデューサーである自分が、「来年以降、本気でNYで勝負したい!」と考えて、西野さんと相談して決まったことなのですが、

この動きには、チーム全体にとっても、とても大きな意味があるなと捉えています。



西野さんが掲げる目標は、ずっと一貫して、
「エンターテインメントで世界を獲ること」です。


そして、これは、先述の「エッフェル塔個展」のときに、西野さんがインタビューで話していて、ハッとしたことなのですが、

西野さんは、「今回、こうしてプロジェクトをスタッフに丸投げしたのには理由があって。」と切り出し、

「僕が現場に立って回した方が100%絶対上手くいくんです。でも、それをしていたらチームが大きくなっていかない。」

「エンタメで世界を獲るためには、僕は、新作を作り続けて、現場(2次展開)は他のスタッフさんに渡していかなければいけないと思っていて、、」

といった話をされていました!

僕の中では、これがずっと残っていて。

たしかに、2年経った今、これが加速しているんです。

西野さんは、最近も、「アトリエに篭って作品と向き合う時間が増えました。」とよく話しているのですが、まさにあのとき言っていた言葉通りです。

で、ですよ。

僕がいつも持っているのは、「やばい」という危機感です。

飲み会の時とかに、西野さんから、新作の話や、ときには次々々回作の話などを聞かせてもらうことがあるのですが、、もう本当に天才なんです!!(いつも、ひっくり返ってます🤣)

ただ、同時に、「これは、、スタッフがめちゃくちゃ頑張らないと、ダメだ、、!!!」という気持ち(焦り?)が毎回掻き立てられるんです。

例えば、「"えんとつ町のプペル"のミュージカルをブロードウェイで成功させたい!」と思った場合。

西野さんがNYに移住して、一から現地で情報をリサーチして、ベタつきで攻め込んだら、西野さんのことですから、絶対になんとかしちゃうと思うんです!

ただ、、西野さんの体は一つなので、その間、僕が聞いてひっくり返った「新作」は生み出されません。

、、てことは、ここの役割は、誰かが担っていかなければいけないんです。

「世界に攻め込む」ということは、ミュージカルだけでなくて、他にもこういった場面が無限に増えていくということで、、

でも、今の僕じゃ、西野さんのようなクオリティ・結果は出せません。

だからこそ、「僕たちがめちゃくちゃ頑張らなきゃだ、、やばいぞ、、!!」という気持ちにいつもなっています。

そんなわけで、僕が、Chimney Town USAの社長になったことは、チーム西野が世界戦に打って出る上での大きな過程の一つであり、重要な挑戦になるだろうなと自分なりに捉えています。

そんなこともあって、「チームで世界を獲るために、アメリカで結果を出す」という目標を、一つ目に掲げました!

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(つい先週、ニューヨークに飛んで、来年の劇場の交渉が始まりました!めちゃくちゃ頑張ります!!)

そして、2つ目は、「インターン一期生のセトちゃんとしての役割を全うする!」です。

これは、1つ目の話ともすごく関わってきます。

よく社長の「ヤンさん」ともお話しさせていただくのですが、、僕には、「若手チーム」の限界を引き上げる役割があると思っています。

どこまでいっても「1期生」というバッジを、僕は背負っていかなければいけないと思っていて、やっぱり、「西野さんのインターン生って、どんなことをやるんだろう??」と見られたときに、僕は一つの基準になると思うんです。

チーム内で見てもそうです。

僕がしょぼいことをやっていたら、後輩のインターン生達も「これくらいでいいのか。」ってなるし、僕がはちゃめちゃなことをやっていたら、後輩達は「自分たちももっとできる、、!!」ってなるはずです!

そんなわけで、とにかく、僕は攻めて攻めて、たくさん失敗しながら、「ここまでやっちゃっていいんだ!」のラインを少しずつ広げていきたいなと思っています!!

そして、僕たち若手チームがもっともっと大きくなれば、西野さんが描く未来に少しずつ近づいていくことにも、繋がると信じています!

そんな意味で、2つ目には、「インターン一期生のセトちゃんとしての役割を全うする!」を置きました!

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そんなこんなで、少し長くなってしまいましたが、再三書いてきたように、

そもそも僕は、西野さんと出会って、西野さんにたくさんチャンスをいただいているおかげで、ここに立てています。

もう、西野さんのことが大好きですし、西野さんには感謝してもしきれません。



「同じ苦労はしなくていい。」

この言葉にかけられている重みと期待を、真っ直ぐ受け止めて、とにかく僕は、「僕のポジションだからこそできる挑戦」に全力を注ぐことで、一つ一つこの恩を返していきたいと思います!


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最後に。

つい昨日までアメリカに行っていたのですが、不思議なもので、僕は、3年前にアメリカに留学していたときに、「エンターテインメントの魅力」に取り憑かれ、大学の専攻を曲げてまで、この道に進むことを決めたんです。

そんな思い入れの地に、3年後、今度は「社長」となって再び訪れることができて、改めて、あのときの熱い気持ちを思い出しました。

僕は、やっぱりエンターテインメントが好きです!!


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「人生って全て繋がっていて、不思議だな。」と思いつつ、こうして道を示してくださる西野さんや、周りのみんなに感謝して、また頑張っていこうと思いました!!

これからも毎日楽しみながら、自分らしく笑顔で!全力で!走っていきますので、引き続きよろしくお願いします!!😊


セトちゃん (瀬戸口 祐太)


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最後まで読んでいただきありがとうございました😊😊


◾️西野亮廣エンタメ研究所



◾️セトちゃんのエンタメ挑戦記











いつもありがとうございます!! これからも、自分の目で見て、肌で感じたことを等身大の自分で発信していきます。