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ヨルダン旅行記

今回は、これまでとはだいぶ打って変わって旅行で訪れたヨルダンについて書こうと思います。
基本は回顧録みたいな感じにしつつ、もしもこれを読まれる方でヨルダンに行かれる方がいらっしゃったら、役に立つかな~と半分願いながら書きました。

※この記事で自分が一番言いたいことは首都アンマン市内の移動はUberが一番!っていうことなのでそこだけ知りたい方は最後まで飛んでください!


ヨルダンについて・基本情報

正式名:ヨルダン・ハシミテ王国
通貨:Jordanian Dinar (JOD, JDと略される)
ハーシム家が統治する立憲君主制の国で、人口の大半がアラブ(アラビア語話者)で、スンニ派のイスラム教を信仰する(けどモスクの隣に教会もあったりと、キリスト教マイノリティーもいるっぽい)。
国中に歴史的な遺跡(シタデル、ローマ時代の劇場、ペトラ遺跡群など)や特徴的な自然遺産(死海・Wadi Rumなど)があり、観光資源となっている。



そもそも、行こうとなった直接の理由は、友達がハンガリーからの安い航空券を見つけたから。ヨルダンという国について、行く前は名前こそ知れど、自分は何が有名だとか殆ど分からない状態でした。正直行くことに対する不安も全くないわけではなかった。ただ、実際に行ってみてどうだったかというと、むちゃくちゃ良かった、、、
ひたすら行って良かったと思うばかりです。

空港からアンマン市内

ヨルダンに滞在したのは、4泊5日。朝の便でQueen Alia International Airportにつき、5日目の朝、同空港からハンガリーへ帰る旅程でした。
1日目、着いて最初のタスクはSIMカードを入手すること。同行した友達二人と違い、自分の場合、ハンガリーで使っていたSIMは確実に使えないと分かっていたので、どっかで買わざるを得ませんでした。(結果的に、ホテルのwifi環境があまり良くなかったので、買って大正解でした。)

自分は空港にあったUmniahというキャリアの、10日間で30GBの旅行者プランを買いました。値段は10ディナール。事前に調べたところ、アンマン市内なら、5日間などもっと安く、期間も短いプランを売ってるところもあったらしいが、空港から市内への行き方など調べたいこともあったし、十分安いと思い、そのまま空港で買いました。

空港から市内へは一人3.3JDのシャトルバスが出ているので、それでアンマン市内にあるNorth Stationというバスターミナルのようなところまで行きました。

市内バスターミナルから宿泊先まで

ヨルダンの旅で最大のハプニングが起きたのがバスターミナルから宿泊先のホテルまでの移動。
シャトルバスから停車し、降りようとした瞬間から、バスの周りにはタクシードライバーたちがタクシー乗らないか?taxi? taxi?と群がってきていた。
ターミナルからホテルまでの行き方を調べたかったので、運ちゃんたちから遠ざかろうとしたが、向こう側もしぶとくついてくる。
うち一人が"three! meter!city center!"のようなことを言ってきて、「お?3JDで中心部まで行けるってことか?悪くないかも」と思った我々はその人のタクシーに乗ることに。
運ちゃんの彼は、終始明るく、食べることマストの料理や、絶対行くべき場所などなど、色々教えてくれ、同行した友達にたばこも譲るなど、百点満点の接客でした。

一応目で追っていたメーターは、無事ホテルに着くころには、"2,8,5"の数字を見せていた。そこで彼は「28JDだけど、特別に25JDでいいよ!」といった趣旨のことを言った。相場を良く分かっていなかったうえ、気前のいい接客で浮かれていた自分らは、チップ込で30JDを渡した。


だがっ!!

その後のタクシー利用で、あの"2,8,5"の数字は、おそらく2.85JDだったのではと気づいてしまった、、、


しっかりカモにされたあああああ!!!!!


教訓:アンマン市内の移動はUberで


アンマン市内の移動は、基本タクシーになるかと思います。公共バスも走ってはいるけど、時刻表みたいなものはバスが停車してるところにも、ネット上でも、アンマンのバス用アプリ(と思しきもの)でも見つからなかったし、電光掲示板もアラビア語でしか書いてないので観光客にはなかなかハードルが高い。

ヨルダン出身の知人からもらったアドバイス通り、Uberを通してタクシーを呼ぶなら事前に目的地までの値段の目安が表示されるし、運転手も移動中アプリをずっと開いていて、基本そこに表示された額だけを請求してくる。

これなら、市内の要所間の移動は大体2~3JDと、客引きしてくるタクシーよりも安く、待ち時間もほとんどなくサクサク移動できる。
タクシーを利用する中で一つ得られた面白い知見は、陽気で接客が良い運ちゃんほど要注意だ、ということ。Uberで手配したタクシーの運転手は、どれも物静かであれこれ会話しようとする気は感じられない。
ドライバーが陽気で楽しく会話して、しまいには運賃も交渉する、ってところまで海外旅行の醍醐味というなら、Uber利用はややつまらないかもしれない。ただ、アンマン市内のように公共交通機関がそこまで整備されてない街で一日に何度も移動するとなると、サクッと移動できるUber経由のタクシーが一番かと個人的には感じた。


以上、ヨルダン移動のお話でした
ここまでお読みいただきありがとうございました!!



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