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通信制高校にいる(いた)人と不登校の関係

どうも、ばななんです。
初めての方もいると思うので、今回の記事に関する自己紹介から。

私は、N高等学校『4期生の時期に転学して、卒業は3期生と同じ』という、複雑な称号を持っていますが、実際は、N高に2年次転入の2021年3月卒業した、現在は実質浪人生を送っています。

ところで皆さんは通信制高校ってどんなイメージを持っていますか?
出身のNS高校の広報をみていると、「すっごく充実しそうだな」というイメージがある一方、「どんな人が通っているんだろう」「全日制が合わない人がいくのかな?」というマイナスのようなイメージを抱く方もいるでしょう。
そんな通信制高校に通っている(いた)人は、周りの目線がいやだったりするので、それなりの理由があって通っているわけなのです。私自身も「不登校経験者が多いのでは?」と感じていました。

今回は、通信制高校の制度に注目しつつ、不登校との関係、入学した理由について私個人が行ったアンケートをもとに「どういう人が通っているのか」を書いていきます。

なぜ通信制高校に入学(転学)したのか?

ここが一番皆さん気になるかと思います。
「不登校」という観点から見ると、おおよそこんな風に分かれる傾向です。

不登校になった経験がある人→学校や体調などが原因で通信制高校に入学
不登校になったことがない人→時間を有効活用するために通信制高校に入学

※もちろん、この枠にはまらない方もいます。

不登校になった方もそれぞれの理由を抱えていることがよくわかりました。
そして、何とか立ち直ろうとしている姿勢も受け取れ、その場所として通信制高校はふさわしいな、と思っています。

また、今の日本において、「通信制高校」というだけでマイナスなイメージを抱く方が多い中、プラスのイメージをもち、自分の意志で入転学した方もいることが驚きです。そんな人ほど「通信制高校の生活は思った通りだったか」という質問では、ほとんどの方が「はい」と答えています。

このことから、目的を持って行動できる人になればなるほど、通信制高校での生活は充実してくると思います。


ちなみに、複数選択も入れた場合のアンケートのおおよその結果がこちらです。

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やはり、十人十色な理由が詰め込まれています。

でも、見逃してはいけないのは、不登校経験者が多いということ。
そして、その原因は主に学校だということ。
中には、病気になったりして通えなくなった人もいます。しかし、復帰しようとするときになって行きづらさを感じてしまうのも事実です。

だからこそ、不登校になった人への支援っていうのは重要なのです。
そのために、通信制高校があるのではないかと考えています。

まとめ

・通信制高校に通っている人たちは、全員が不登校というわけではなく、行き場をなくした人ばかりではない。
・通信制高校生活が充実するかどうかは、自分の目標を立て、自ら行動できるひとかどうかで決まる。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
次回の投稿は、「不登校には誰にでもなる」という記事を書いてみようかな、と思っていますのでぜひご覧ください!

<アンケートについて>

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2021年8月29日現在、30名の方が回答してくださいました。ありがとうございます!

アンケートは匿名で、その後の取材やメールアドレスなどの収集、個人の特定は行いませんので、気軽にご参加してくださると嬉しいです!

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