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音楽が日常や人生に影響してる話
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5/6 ダンス部の部長がShazamした曲

先日のBBQで家主に「好きな曲をかけろ!」とBluetoothスピーカーを託された。音楽でこの場の雰囲気を底上げし、音楽オタクの生きる道を示すためにどうしようかと思案。 初期パンクやポップスなど色々試した結果、BBQと8人の会話に負けないくらい元気な曲を流そうと思い当たる。結果としては、最近ピンときたアッパーな曲をひたすら放り込んでいるプレイリストの反応が良かった。 BBQには高校3年のダンス部部長も参加しており、彼女は部員77人を束ねている。もはや企業だ。また外部サーク

4/29 雨の音が大きいゆっくりした休日

今日は野球のチケットを取っていたが、雨で中止になった。雨の中で観戦するよりは中止にしてくれたほうがいい。 友人夫妻と4人で行く予定だったのに、代わりにどこかに飲みにいくのも憚られるくらいの雨で残念だった。 しかし、ここは行動力のある男バナナトリップ。 「明日は?」との投げかけから事が一気に進み、なんと明日のチケットを友人がゲット。しかもみんな予定が空いていて、めでたくスライド観戦が決定した。席も通路側だし4人の連席。 もしこれで雨予報に切り替わったら笑うしかない。 な

4/26 僕のような者はBRAHMANがいなかったら本当にただのウジ虫野郎だったと思う

タイトルですべて書いてしまった。 今日はBRAHMANのライブ3本分が収められた映像作品が自宅に届いた。 早速、新木場STUDIO COASTのライブを観ながら思ったのがタイトルのことだ。この日はハナレグミも最高で、現地で3回泣いた。 BRAHMANの好きな歌詞や、影響を受けたTOSHI-LOWの言葉はたくさんある。特に以下の3つにとても影響を受けている。 3つと言いながら4つ書いたし、なんなら5つ書こうとした。ちなみに5つ目に書こうとしたのは「生きているうちで今日が一

CRAFTROCK FESTIVAL '22 Day 1

野外フェスでビールを飲んだのはいつぶりだろうか。しかも、最初から最後までクラフトビールだなんて誰が想像しただろうか。 早速だがCRAFTROCK FESTIVAL '22の良かったことを書き出してみる。 ① ステージ間の移動が少ない ② クラフトビールが安い ③ ちょうど良い気候の季節で気持ちいい ④ ステージガーデンの座席・音響が素晴らしい ⑤ ガーデンステージの最前列はかなりの近距離 来年からも同じ環境で開催されるなら、以上5点の理由でオススメしたい。僕も観たいアーテ

FRIENDS BEST SONGS 2021

2021年も過ぎ去ろうとしている。 僕の幕開けは、豪雪の新潟で仕事だった。今年の年末年始の標語は全力怠惰だ。去年の借りはしっかり返してもらおう。ブレない決意を太字で表した。 今年も色々な宣言が出てしまった。僕も色々な宣言をしてきた。 全力怠惰宣言、チェキを初めて撮る宣言、1カ月で100km走る宣言、ビールを飲むためだけに静岡に行く宣言などだ。 そこそこ楽しめた気もするが、かろうじてソロ活動をねじ込んだだけである。やはり友人たちとあまり会えなかった。だから、去年やったFRI

FRIENDS BEST SONGS 2020

2020年も終わりを告げようとしている。 ほぼ誰とも会えないのに大晦日から正月が丸々出張という現実を乗り切るべく、次のような遊びを始めた。 2020年のベストソング(今年リリースでなくてもOK)を、友人・知り合い・身内に聴いてプレイリストに追加。完成したら一気に聴く! 我ながら奇特な遊びだ。 しかしこんな呼びかけに「面白そうじゃん!」と応えてくれた優しい人たちの選曲が集まり、なんと35曲のベストソングスが集結した。 2曲以上挙げられた場合はなんとか1曲に絞ってもらった。

モバイル太陽と電子てろてろ

「あー!もう飽きた!やめやめ!」 短気な性格が声色で察せそうなセリフとともに梅雨がブツ切りで終了し、いきなり夏が開幕した。 今日は外に出ていない。壁越しでも暑い。冷房の効きが悪い。掃除するには運転を止めて汗だくにならなきゃいけない。そんなんならこのままやらない。 これぞ夏。最高である。 あれ以上梅雨が続くとどうなっただろうか? かなりの確率で日本人の精神に鈍色の影響をもたらすため、太陽の需要が高まり、カバンから取り出せる携帯用の太陽の開発が急務だった。 太陽の直径は1,

TAKAO BGM - Stay Home Edit. by Keiichi (Live Event 大車輪) 公開

突然だが、僕は東京の高尾山麓に住んでいる。 そんな山麓タウンの高尾にフォーカスするブックレーベル、Takao Booksが主催するTAKAO BGM - Stay Home Edit.で選曲を担当させてもらった。 Takao Booksにも関係している高尾ビールの醸造長がお気に召したら、営業中のタップルームでも流れるかもしれない。そしたら最高だなあ。 以下、Takao Booksのインスタからの紹介文。 ** Takao BGM vol.9 - Stay Home Ed

みなとまち『ファゴット』『夕やみ通り』『やまびこ』歌詞

みなとまちの次回作に入る予定の3曲の歌詞を掲載します。 『ファゴット』流星群を見て 夜明けを待って 信号弾を打て 夜明けの方へ 流星群を見て 夜明けを待って パンケーキを焼いて 祝い合おうぜ ※ さあ根を張って 根を張って 柄をもって そうシンバルの音をならせ 音をならせ 音をならせ 小籠包を持って 東の方へ 殺風景を消して 白々しい絵 水面に白波が立って 隣で白鷲に会って 背中へ飛び乗って行こうぜ ほら 今 君の家過ぎたよ さあ背を張って 手ならして 手なら

厳選!おすすめYouTube音楽チャンネル&プレイリスト

Spotifyが日本に上陸してから、もうすぐ4年が経過します。 生活に浸透したがゆえ「新しい音楽にもっと出会いたい」「より知らない音楽を発見したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんなあなたにこのnoteを贈ります。 Spotifyなどにもレコメンド機能(Release Radar、Daily Mix、Discover Weeklyなど)があり、僕も毎週の更新を楽しみにしています。でも、そこだけ頼ると好みの周辺に偏りがち。 今回はレコメンドや公式プレイリス

再生

夜はMINAKEKKEばかり聴いてる

冬の夜、一人で静かにMINAKEKKEを聴く時間が好きだ。 読み方は「ミーナケッケ」という初見殺しのアーティスト名。 幽玄的な声というものがあるとしたら、それはこの人のためだろう。 「映画の音を消して場面に合った曲をその場で作る」と、 本人がインタビューで語っていた歌詞も特徴的。 この曲の「気が振れないように踊っているの」に代表されるような、 自分が自分であることをギリギリ保つため、 ある種の意識のトリップ、逃避として踊る場面が何度か出てくる。 曲のアレンジも様々なアプローチがなされている。 聴き飽きないどころか、聴けば聴くほど、 必要な音しか入っていないことに気づいてまた繰り返し再生してしまう。 今度ライブを観に行ってみよう。

2019年の邦楽ベストプレイリスト

仕事納めの12/27から、深夜3時くらいまで3夜を費やしてプレイリストを仕込んでいた。Spotifyで。今年出た好きな曲だけで組んだものだ。 2019年ベストと言っても、今の気分が大いに反映される。 その結果、このプレイリストに乗せても良さが伝わらなさそうな楽曲を何曲も外した。大好きだけど、いや大好きだからこそ泣く泣く。 だから厳密には年間ベストではないかもしれないが、僕にとって「プレイリストを公開設定にする」とはそういうことだ。 もちろんこれは個人的なこだわり。Spoti

リキッドルームでBRAHMANを見た

11月10日。その日は8か月振りのBRAHMANのライブ体験。 今年はOAU(ブラフと同一メンバーがまるっと在籍する別のバンド)のリリースとツアーがあり、ブラフのライブ本数自体が少ない。 彼らほど僕の人生に影響を与え続けているバンドはいないのにライブ見れなさすぎて、禁断症状が出てきていた。 そんな状態で見たライブは、結果から言うと、瞳孔開きっぱなしで最終的にカッコ良すぎて笑っちゃうくらいの内容だった。 この日はHawaiian6というバンドの主催企画で、全4組出演。 他の

大車輪11の記録 -後編-

前回:大車輪11の記録 -前編- 開場までで3000文字を費やした。表向きにはお客さんが入場しただけの前編。 イベント開催から早くも1週間が経ったけれど、今回も時間を当日まで戻してお届けする。 開場時間中のこと開場時間と転換中は、僕が選曲したプレイリストをBGMとして流していた。その時間の話をしたい。 1組目、ノンブラリの出番まであと10分ほどに迫った時間のことだった。 それまでステージ横の控え室にいた、ボーカルの山本きゅーりさんがおもむろにフロアに現れ、僕を見つけて伝