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幣ランチの状況につきまして

前回のnoteで「ランチのマンネリ化はまっぴらだ!」とランチ改革宣言をしたのが記憶に新しい。一方的な宣言後、二日連続で行ったことのない店に繰り出した。

その初日。昨日のことである。

陸の孤島こと職場からは、未開拓の飲食店があるエリアまで10分前後歩くことになる。
気候もいいから、音楽を聴きながらぷらっと歩く。
最近買った完全独立ワイヤレスイヤホンは、充電ケースから出すだけで勝手にペアリングされるのがテンポよくて好きだ。

昨日はアジアン料理屋に行った。インド料理からタイ料理まで幅広く提供してくれるお店だ。

しかし一発目はカレーだろう。
この先、カレーを安定して食べられるかどうかがかかっているし。

また、ナンかライスか選べる場合は180%の確率でナンになる。

僕ってさあ、例えば、君が朝起きたら顔を洗うように、メニューにナンがあるならそれを選択する。そういうライフスタイルでやってるんだよね。分かるかな?
そこでライスを選ぶってかなり理解できないよ。一緒にやってくのは無理だ。

キーマカレー、そして・・ナンだょ・・
嬉しいことにまた来たいと思える味だった。

久しぶりにナンと対面したけど、相変わらず大きくて、運ばれてきた瞬間にエキサイトした。
「おい、また一回りデカくなったんじゃないか?」と親戚のおじさんのようなことを思いつつ食べ進める。口には出していない。多分。
両手が【ナン消費専用機】になる感覚も久しぶり。10分間、ナンをちぎってひたすらカレーにディップさせて口まで運ぶ機械と化す例の時間のことだ。

ナンを食べてる時間って、ちょっとした非日常みたいな感覚になって好きなんだよな~。
だからナンが大きいことは、僕にとってとても大切なことなのだ。いや、大切なことナンだ。
更に言うなら、ナンと会わない間、頭の中にいるナンのイメージが少しずつ縮小していく。
結果として相対的に彼はずっと成長期ということになる。最高だ。

そんなことを思いながらナンを消費していると、インド人(たぶん)の店員さんが「ナンおかわりいりますか?」と聞いてくれる。
こんな競輪選手の太もも大で、モチモチした食べ物を2枚抜きする猛者がいる現実は信じられない。

僕は「お腹いっぱいです。ごちそうさまでした、また来ます」と会計を済ませ、大きいナンを腹の中に収めた素振りを見せず、平然と午後の日常に戻っていった。

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