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天皇賞秋 大怪獣バトル

約1年半ぶりの対決がいよいよ週末に。
楽しみじゃない競馬ファンなんておるんか?


早速だけど印。

解説に入ります。


展開予想

去年とは比較にならない本数をこなしてきて、確実に去年より上向いてるジャックドールが逃げるでしょう。鞍上が…と思う人も多いけどこの鞍上でもジャックドールではしっかりと結果を残している。そもそも逃げは上手いと思っている。去年の大阪杯とかでもしっかり主張して逃げた程。負けたけど笑笑
ノースブリッジも逃げたいなとコメントがあるがそもそも59秒とかで回りたい馬ではないしスピードが違いすぎる。決死の逃げを打ってくる可能性がなくは無いがそんなことまで予想していたら全馬可能性の獣である。
なのでここはジャックドール逃げ。
番手にノースブリッジ。次点でガイアフォースか。
その後ろはヒシイグアス位しか思いつかないのである。
必然的にジャックドールの得意パターンに持ち込むものと思われる。

12.5
11.0
12.2 
11.9
11.7
11.7
11.6
11.0
11.3
12.3
これは金鯱賞の時の逃げパターン。中京ではあるが…さらに前走の白富士Sもほぼ変わらないラップ構成。二の足で前に出てからは11.7〜付近で1200mまで進んでから残り4F(ここから下り坂)でギアチェンジを始めつつ登り坂のちょうど真ん中辺りで最速ラップを踏み惰性で登り切って最後の1Fを粘り切る。
大阪杯は右回りだしスタート後すぐに坂があるがその後はほぼ平坦なのでほぼペースが上がらず58.9通過そこから急速なギアチェンジはせず11.5-11.4-11.4で最後の急坂でなんとか凌ぎ切った形。そもそもこれは武豊だしスターズオンアースが出遅れ・直線ぶつかってなければ差されていたと思っている。

スターズオンアースも十分猛者であるがそれを凌ぐ末脚自慢が今回は揃っている。大阪杯のようなリードだと無理だろう。なら去年以上のデキで去年の金鯱賞や白富士Sのようなラップ構成でさらにその一段上の走りで、それこそジャックドールの走りをして真っ向勝負してくる。そう考えています。


買える馬消せる馬

ジャックドールが真っ向勝負をする以上は並の馬はラストにきつくなる。

・ノースブリッジ 消
ジャックドールのすぐ後ろにいる馬は無理。

・エヒト 消
調教もキツいし能力不足。

・ドウデュース 買
調教の動きは相変わらず凄かった。左回り2000で崩れる想像は無理。

・ダノンベルーガ 消
去年の3着馬。3F瞬発力戦でこその馬。今回はそのペースにはならず。

・ガイアフォース 買
追走力に問題はなし。マイルもこなせているが若干ギアチェンジの際にもたつく。だがスピード乗ってからは全く減速する事なく永遠と伸び続けてる。距離が伸びてマイル戦よりは必然的に前に付けれることを考えるとジャックドールのギアチェンジの所で差を詰められても凌げるだけの能力はあると思われる。

・ジャスティンパレス 消
追走で手一杯。瞬発力戦になるようならだが今回はならない。スピード不足。

・イクイノックス 神
宝塚記念で心配になるような勝ちではあったがまあ並大抵の猛者でもあのコースであのぶん回しでステッキ1発は力が違った。この馬もまた崩れる想像は無理。

・ヒシイグアス 消
スピードが足りない。

・プログノーシス 買
上がりの数字に惑わされないで欲しい。この馬の後半5Fの数字は破格である。むしろ瞬発力戦だと差し切れないが2段階ギアチェンジも出来る。初の東京やG1挑戦、時計勝負乗り越えない壁は多いが今の充実度と持久力戦はこの馬にとって1番能力を発揮出来ている。

・ジャックドール 買
去年よりも成長しているなら残り目はあり。

・アドマイヤハダル 消
相手なりに走れるが今回は荷が重い


印の馬について

◎イクイノックス
正直なところ有馬記念の頃と比べても4歳での爆発的成長は無かった。これはあくまでも自分の期待感がこの馬に対して大きすぎたものではあると思う。ただ若駒の時に比べると明らかに積める調教内容が変わってる。楽に自己ベストを更新しつつ間に勾配が急になった新坂路でラスト12.0を出せてる事自体が去年からは想像できなかったであろう。元々は調教映えする馬ではなかった。みんなが期待を込めすぎて感覚が麻痺してきている。宝塚記念が案外な走りで落胆した人も多いと思うがスルーセブンシーズよりも早く仕掛けてとんでもないロンスパをしている。しかも大外を回しながら
12.5-12.2-12.0-12.1-11.9-11.9-11.5-11.4
ずっと加速ラップを踏んでいる。慣れない栗東調整。海外でギリギリの馬体と明らかに状態は上向いては居なかった。それでも勝ってしまうのだから底がまだ分からない。ダービーのラップも悪くはないが最後の直線で進路取りに本当に若干の差が生まれた。その分最後は差しきれなかったがレース経験豊富なドウデュース×武豊は本当に強かった。それを追い詰めたのである。スローからの瞬発力戦だと勝ち切っているがベストな条件ではない。後半5〜4f戦でその中でもギアチェンジを求められるであろうラップ構成でのレースでこそ真価が問われる。ドウデュースは強い。馬のレベルはどちらも史上最強クラスとなると最後は東京芝G1ルメールの手腕が一歩前に出ると思っている。


◯プログノーシス
前走は着差をつけての圧勝。ディープ産駒の中でも究極のキレよりも少し重ためで持久力に振れているタイプ。上がり3Fに目が行きがちだが兎に角後半5Fが常に秀逸。未勝利戦でデビューして2戦目に毎日杯。これがまさかの超ハイレベル戦で勝ち馬はダービーも制覇2着馬もかなりの期待があったが…そんな馬達と2戦目で戦いこの馬自信58.9で前半追走しラストも56.9。これを2戦目でやるのが馬鹿げている。1.2着馬はハイレベル共同通信杯や1勝クラスで数字を出してきていた。
続く1勝クラスは映像を改めて見直してほしい。

JRA vanより

少なくとも2馬身の差が生まれる程の大出遅れ。
レースラップは前半58.0。それを12-7-6と位置を上げていきラストはウチに潜り込んだ分ロスは無しだがほぼ常に追い通しに近い。
13.2-11.1-11.2-11.4-11.5-11.5-11.3-11.7
この馬のラップになる。この時負かした相手がアンドヴァラナウト。逃げて粘ってなので相当強いレースをしていて後ろからのプログノーシスには向いたと思われるが前半のリカバリーに相当脚を使いながらずっと追い続けて勝利。
自走はスローペース。後半5Fが脅威の55.7。
ここからは圧倒的なTSと持久力で全てねじ伏せてる。
香港のレースが実は秀逸。
中盤から12.5-11.9-11.8-11.2-11.2-11.1-11.3
2段階ギアチェンジを挟みつつ最後まで永遠と伸び続けてるのが分かると思う。
このように究極の瞬発力よりもギアチェンジを挟んでの持久力戦は得意というのが分かると思う。
初の東京にG1ペースになるがそもそもマイルでも追走スピードには全く問題が無くジャックドールのペース構成はこの馬のスピードに乗せるギアチェンジからの持久力にドンピシャだろう。
ドウデュースは強力だしイクイノックスに届くのかは未知数すぎるが、相当ネガキャンされてるので想定オッズよりは貰えると思う。期待値も込めての対抗とさせていただく。


▲ドウデュース
おかえりなさい。
京都記念では出し切る事なくとんでもないレース。走破タイムも良く内容もねじ伏せる素晴らしい走り。
遠征は結果的に失敗に終わってしまったが友道厩舎がたっぷりと時間を使い全く心配ご無用の仕上がりでここに来た。ただやっぱり未知数過ぎる…そして自分もだがファンの数が恐ろしい。そして陣営からの自信ありの発言。8ヶ月ぶりの実戦でオッズがあまりにも貰えなさ過ぎる。イクイノックスを買う以上馬券的な意味合いでは外さざるおえない。イクイノックスとの2頭軸でも良いが相手選びが完璧ではない自信も無く今回は買えない…
勝ってもなんらおかしくない。
調教だけ見たら流石にパワーによりすぎじゃない…?後半10秒台を出していた彼はどこへ?イクイノックス・プログノーシスよりは瞬発力に優れていると思うので取りこぼしに賭けるしかない。


⭐︎ガイアフォース
小倉とはいえ2000m1.56秒台はこの馬のみ。マイルでも時計をバンバン出していて高速決着には不安無し。追走も出来るし先行も出来て瞬発力よりも少しギアチェンジにもたつくが持久力に向いてる。調教も動けていてドウデュースが取りこぼした際ワンチャンがあっても良い。



変に馬券勝負するよりしっかりと目に焼き付けて楽しみましょうね!
あくまでも馬券予想をするとこうなりますっていうのをダラダラと書いてみました。

あー楽しみだ!


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