菊花賞はノート作成間に合わず…
しかもツイートした印ではなく、直前で馬券の軸はアスクビクターモア相手にプラダリア・ボルドグフーシュにするも締め切りに泣く…

気を取り直して世紀の一戦(毎年言ってる？)を予想して行きます。

全頭診断

全頭診断なんて銘打ってますが、ただの寸評ですね。僕の評価を短評でつらつらと。

1マリアエレーナ

古豪の牝馬に思えるけど4歳。
クロフネ産駒鬼門の2000m重賞となるが、上にはアエロリットという僕が競馬を見るようになったきっかけの馬がいる。アーモンドアイの脅威のイン付きで突き抜けた際の3着馬。距離に関しては問題ないと見る。最内だが、パンサラッサの出方を伺いながら外から来る先行勢を見つつポジションを取れるだろう。
前走は前にいた4頭が軒並み崩れる中58.9のペースを追走して4コーナー出口ではもう先頭。上がり最速で圧勝。念願の重賞勝ち。ワンチャンありそうに思えるがほぼ同型のジャックドールと比較する限りは流石にG1は敷居が高いと判断。

消し

2カラテ

思えばこの馬が前走10番人気って美味しすぎますよね。盲点でした。
東京新聞杯でイルーシヴパンサー・ファインルージュの3着。本格化を匂わせるには十分であった。次走の中山記念ではパンサラッサの大逃げをすでに経験。経験をしているものの追走出来ていたわけではなかった。その後2戦続けてG2G1と使われるものの敗戦。
距離を伸ばした前走ではほぼ完璧な競馬で勝利。
だが、メンバーを見ると2着は7歳で長距離戦のみ結果を出してる馬。3着は菊花賞大敗の3歳馬。
本格化を感じるもののやはりG1は流石に敷居が高い。前走の再現をしたとしてもスピード不足は否めず、好位集団にいるであろうジャックドールは末脚もそこそこ使える馬。ワンチャンあるように見えるが能力は見劣る。

消し

3パンサラッサ

逃げないとどうしようもない馬。
スタートが悪くなっているのでシゴイテシゴイテ前に行く可能性も大いにあり、このメンバー相手に東京コース逃げ粘るのはかなり厳しい。

逃げ

4ポタジェ

G1馬。実績的には7番人気の馬ではない。
決め手には欠けるものの戦って来てる相手がずっと強い。斤量58になると途端に走らない。ディープインパクト産駒的にもデータが出ているが、それはあくまでも勝率の話。だが、それなら普通にシャフリヤールの方が舞台適正的にも相当上。

消し

5ダノンベルーガ

今年のダービーはこの馬だと思っていたが、なかなか噛み合わないのか本番は推せるポイント無く無印に。
一つ思う事が、実はドウデュース、イクイノックスからは1歩離されてるのでは？と。共同通信杯での走りは確かに素晴らしかった。故に有力どころでは最内なのは大きくマイナスポイント。
悠々と道中走れ、ストレス無く外走れた方が良い。1歩離されてるのか実力を出し切れていないのか…試金石の1戦。
僕は評価出来ない。

消し

6ジオグリフ

間違いなく調教の動きは素晴らしい1頭。
成長をしているかどうかはパドック等で確認が必要。
小回りが得意なのは間違いないが、東京でも勝ち鞍があるように単純にコーナリング性能が良く長く良い脚が使える。少なくともダノンベルーガよりも評価はしている。前走は前に馬が置けなくて脚を貯まらなかったと福永が反省していたように今回はそこを修正してくるであろう。

4番手評価

7イクイノックス

ドウデュースは完成度高くダービーを制覇したが、ポテンシャルはこの馬が現3歳馬ではトップであると思っている。
コース問わずトップクラスの走りをしているのは名馬の証。体質的になかなか使えないのが弱点だが、しっかりと走れるならばどのコースでも走ってしまうだろう。
去年のダービーもかなりレベルが高かったが、この馬の後半5Fも実はキチガイ。東スポ杯の数字が良く取り上げられるが、それを凌駕している。カニ歩きした分最後捕まえきれなかったのかと思うが、ドウデュースも素晴らしい走りだった。
今回の懸念材料はそこそこある。
・追走面
ダービーでも前半忙しかったとコメントを出しているが、あれは追走すれば出来ただろうが能力を信じてすぐインを取りたかった為であると推測。ルメールもどれくらいの脚をどれくらいの追走までなら差し切れるかをそろそろ把握しているか。
・成長面
正直ダービー直行だが素晴らしく成長してきた感じはない。ポテンシャルはあれど成長がないと完成されてきた馬達に争うのはキツくなる可能性も。

3歳馬の実力を測るのはまだまだ難しい段階。実際2000よりは2400のが良い気がするのでほんとはJCのが良いのになあと言った形。
しかしポテンシャルとルメールの神騎乗で突き抜ける可能性は0ではない。

対抗

8シャフリヤール

去年のダービー馬。
海外2戦して国内復帰戦。その際に手綱を取ったcデムがそのまま騎乗はプラスであろう。
そして何よりレコード決着見える今年はこの馬には最高。JCが本番と言いながらも当たり前に走れる状態。福永さんはこっちに乗りたかったんじゃないって思う。サンデーさん外人囲んで固め打ちの様相。
JCが本番だがここを叩きにする必要もないので、普通にとりにきてる。
そもそも2400よりは2000の馬に見える。
気になるのは斤量だけ。ポタジェでも言ったので割愛するが、レコード決着になる可能性があるとそれが響くような気がしてならない。最後の最後に重くのしかかってくるはず。馬格がないのも相まって。
本命まではいけないがここは高評価。

対抗

9ジャックドール

G1を取るならここしか無い。それくらい東京2000はこの馬にとって庭。モーリス産駒も庭。
この馬が秋天出るなら全力買いと思っていた。ずっと思っていた。待ってました。
前走がある程度の余裕残しに見え、更にはポジションも難しく軽視してパンサラッサ本命。やられましたねー。2.3番手で収まりちょい差し。コーナー4つに右回り、しかもラスト鈍足戦。勝ち切るのは素晴らしいと思う。1週前追い切りは素晴らしいなと思ったが，最終追い切りは特筆するような内容では無かったのかなと。
気になるのは前走の疲れ。長距離輸送にあの超消耗戦。これが大手ならまだしも個人所有馬。
どこまで当日に状態を持ってこれるのかは不透明。当日までしっかりチェックは必要も買うと決めていたからには本命です。

本命

10ノースブリッジ

エプソムCは本命にしたが、素晴らしい走り。
前走はスタート煽り万事休す。と思いきや3着まで0.2秒差の5着。直線も進路が開かず追い出しが遅れる形に。それでも一瞬の隙間が開くと一気に追い出し。スムーズに追い出したポタジェを交わすもサリオスには抜け出され、前にも追い付けず。しかし、スタートで煽って3馬身位のハンデを考えればもしかすると…と思ってしまう。
今回もまた煽る可能性は否めないが、しっかりスタートが出れれば前走も速い流れをそこまで置いていかれてないので…

今回の穴候補

それより外の馬に関しては買いません。

最終結論

◎イクイノックス

+4ですが、それ以上の馬体に見て取れました。
ルメールさんもこの馬場は理解してくれてポジションを取りに行ってくれるはず。

◯シャフリヤール
思ったよりは仕上がりきれずか

▲ジャックドール

パドックは推奨出来ず…も馬場は味方に