私がイタリア在住ロシア人(非オタ)にオタク川柳を解説した話その4【投げ銭式・全文読めます】
イタリア在住のロシア人で俳句と川柳が趣味、イタリア俳句協会所属、非オタ、の「Vさん」に、「オタク川柳」を解説した話の続きです。
その1はこちら→https://note.mu/banawani/n/n0e4e5e83ac47
その2はこちら→https://note.mu/banawani/n/nd8ce9c6a686b
その3はこちら→https://note.mu/banawani/n/n844a403035c5
さて、今回は。
>7位 課金とは ゲーマー界の ドーピング はさみたこ
>どんなゲームですか?どんなゲーム内アイテムですか?ライトユーザーというのは、なんというユーザーですか?
多分、イタリアやロシアと日本じゃ、ゲーム事情が違うよなぁ…
課金するゲーム、ったら、オンラインゲームに絞れるんじゃなかろうか。オンラインゲームって、日本にはいくつあるんだ???…ググってもわからん!
あれ?でも、「課金」から説明しないとわからなくね?だって、最近の用法、おかしくね?
ってんで、以下が返信したメールです!参考は、ウィキペディア・ニコニコ大百科です!
この句はまず、「課金」って言葉がインターネット上の、特にゲーマー(ゲームをする人)に間違った意味で使われて広まっている点が重要だと思うのです。
本来、「課金」は、提供者が利用者からお金を取ることです。
でも、ゲーマーは、「ゲームにお金を払うこと」と言う意味で「課金」を使っています。
何故、こんなことになったのか?
この句のコメントにある「ゲーム」とは、課金が発生するゲームのことなので、広くオンラインゲーム一般を指します。特定のゲームではありません。
オンラインゲームとは、コンピューターネットワークを利用したゲームのことで、ネトゲとも言います。種類は様々で、数もものすごく沢山あります。日本製のものだけではなく、アメリカ製・韓国製・中国製のものもあるので、総数はわかりません!でも、すごく沢山あることは確かです!
これらオンラインゲームは、基本料が無料であることが多いです。しかし、ゲームの中に「無料アイテム」と「有料アイテム」があって、「有料アイテム」にはお金を払わなければいけないのです。
「有料アイテム」を使えば、ゲームを有利に進めることができるので、ゲーマーの中には、お金を出してしまう人がいるのです。
お金を出さないか、あるいは、ごく少額のお金で遊んでいる人が「ライトユーザー」、ゲームに大金をつぎ込んでしまうのが「ヘビーユーザー」ですね。
ゲーム運営側が、ゲーム内で「有料アイテム」を買うためには「課金」が必要です、と言っていたのを、ゲームユーザーが「有料アイテムを買うこと」を「課金する」と言うようになって、本来の意味とは逆に使われるようになったのです。
しかし、その使い方はゲーマーつまりゲームオタクの間での使い方ですから、一般の人からすると変なので、意味がわからないことになります。
一般人「課金?何それ」
ゲーマー「ゲームにお金を使うこと」
一般人「ゲームって、無料じゃないの?」
ゲーマー「いや、ゲームの中に有料アイテムがあって、それを買う」
一般人「は?!ゲームの中のアイテムって、実際の物じゃないんでしょ?何で形のないものにお金を使うの?!」
と、理解されない行動なわけです。
ゲームを有利に進めたい、ゲーム内の順位をあげたり、他人より早くゲームを進めたい、と言う欲望に負けて、「課金」するのは、スポーツ界で「ドーピング」するのと同じことだ、と言うのがこの句の面白味だと思うんですよね。
日本には、「ネトゲ廃人」と言う言葉があります。
ネトゲ、つまりオンライゲームに夢中になるあまりに、生活のほとんどの時間と多くのお金をゲームにつぎ込んで、日常生活に支障をきたすほどになることです。
ちょっと「課金」するだけのつもりだったのに、気が付いたら生活費を削って、借金まで負うようになって…。薬物を使うのと同じで、怖いことですね。
ところで、私もオンラインゲームをやってます。携帯電話でやるNARUTOのゲームです。
課金はしませんけど!
以上が、メール内容です。
そして、何と!
この頃になると、Vさんは日本語でオタク川柳を作り始めました!!!
>あなたの説明のおかげで、ゲームの川柳もよく分かりました。どうもありがとう!
って、メールに、オタク川柳が書いてある~~~~~
これ、オタク川柳さんに教えていい?って許可を取って、オタク川柳公式さんに教えたら、オタク川柳さんもびっくり。
Vさん、2013年のサラ川(サラリーマン川柳)に出そうとしたら、日本の住所と電話番号がないとダメだったんだって。
私もサイト調べてみたけど、サラ川専用の問い合わせ窓口はない…。
サラ川は、保険契約しているお客様やこれから契約するかもしれない方々が対象だからなのかな?
で、オタク川柳公式さんに、「第10回は国外からも応募できるようにして!」ってお願いしたら、してくれるってことになって、Vさん大喜びでさっそくペンネーム考えてる~w
さて、次は、
>「ツンデレ」の説明がわかりません。
説明するの、すごく難しかったです;;
詳細は次回!
【その4完・次回 https://note.mu/banawani/n/nf483cfc877fd へ続く】
・これ以下に続きはありません。別記事で書きます。
・投げ銭式にしたのは、原則投げ銭にする方針でnoteしているからです。
・投げ銭はしなくて全然かまいませんが、してもらえたら喜びます。
・noteの課金は、Vプリカなどのプリベイド式クレジットカードが使用できます。Vプリカは、ネットまたはコンビニで買うことができ、ニックネームでの購入・使用が可能です。
・Amazonの電子書籍Kindleの自己出版「あやしうこそブログるほしけれ」はSS集です。100円です。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00EQZQGMQ?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=B00EQZQGMQ&linkCode=shr&tag=wanicocolog-22
・Kindleではサメの絵本も出しています。「サメのこどもたち」100円です。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E4TSO5Q?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=B00E4TSO5Q&linkCode=shr&tag=wanicocolog-22
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