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アメーバピグの敗北とニコッとタウン暫定勝利と川柳の話~画像だよ だけど欲しいの どうしても~

アメーバがPC版ピグを廃止するニュースで一部に激震が走りましたね。走ったんですよ。

だって、ピグは昔はこういう評価でしたからねぇ。

2012/06/22 日経産業新聞にはこんな記事があったんですよ。
元記事がネット上にないみたいなんで、ほぼ全文引用します。
以下引用

おしゃべり・ゲーム充実…、仮想空間に熱気復活――ニコッとタウン、アメーバピグ。
2012/06/22 日経産業新聞

ニコッとタウン 毎月新規3万人
アメーバピグ 20~30代女性支持
 仮想空間サービスが再び人気を集めている。サイバーエージェントの「アメーバピグ」は利用者数が約1200万人を突破。スクウェア・エニックス・ホールディングス子会社などのサービスも好調だ。2000年代半ばにブームになった「セカンドライフ」などと違い、交流サイト(SNS)に近い楽しみ方ができる点が利用者の支持を集める。
 「楽しみは仮想空間上で知り合った友人との会話。現実の友人には明かしにくい個人的な悩み事を打ち明けられるのがたまらなく魅力」――。ある主婦はアメーバピグにはまった理由をこう語る。同サービスの中核利用者は20~30代の女性で、約65%が女性だ。数時間おきに1日7~8回接続する主婦もおり“中毒性”が強い。
 仮想空間内ではアバターと呼ばれる自分そっくりなキャラクターを作り、これを操作する。無料または有料のアイテムを手に入れて着せ替えができるため、自分らしさを打ち出しやすい。アメーバピグの場合、無料アイテムだけで約5000種類を用意する。その上で街中を散策して他の利用者と出会って会話を交わす。マウスだけで大半の操作が行えるため、初心者でも気軽に楽しめる。
 最近はシニア層にも利用者が広がる。「足が悪くて外出が難しい年配の方が、仮想空間なら自由気ままに歩き回れ知り合いとおしゃべりできてありがたいという声が届いている」(サービス担当者の高橋佑介ゼネラルマネージャー)。60歳以上の利用者は実に19万人に上る。
 以前脚光が集まった米リンデンラボのセカンドライフと現在人気のアメーバピグらとの違いは、主軸を利用者間の交流に置きつつエンターテインメント性を高めた点にある。
 スクウェア・エニックス・ホールディングス子会社のスマイルラボ(東京・渋谷、伊藤隆博社長)の「ニコッとタウン」では、毎月1回特設の広場で季節に合わせたイベントを開催。6月は「魔界のウエディング」と題したイベントを開催。ツリー状のろうそくに一人ひとりが火をともしていくと、最後に全員が協力の見返りとして特典アイテムがもらえる。
 アメーバピグはアバターを主人公にして参加できるゲームに力を入れる。「つりゲーム」「ピグカジノ」「ピグライフ」「ピグアイランド」の4種類を用意。例えばピグライフでは各自の庭を持ち、野菜や植物を育てて収穫した材料で料理を作れる。知り合いを庭に招待して料理を振る舞えるなどの点が受け、全利用者の3分の1に当たる400万人が日々遊ぶ。
 スマイルラボの伊藤社長は「現実の模倣でなく、仮想的な生活を空間内で過ごせるような工夫を随所に施す。だから一過性でなく利用者が長続きしてアクセスしてくる」と語る。毎月コンスタントに3万人の新規登録があり、11年末には100万人に達した。
 スタッフ自らが日々生活して街のパトロールや不適切な出来事を発見次第解決に動く工夫もある。夜12時から朝10時までは街を閉鎖し、大半の利用者は“就寝”するか家の中で知り合いと会うために時間を割く。治安の良さが評判を呼び、母親が子供と一緒に使う例もあるという。
 仮想空間に大量の利用者が集まることから、自己表現の場として活用する動きも出てきた。アメーバピグ内で仮想アイドルとして活動する「ピグレディー」がその一つ。2人の中核メンバーと約8万人のダンサーが踊りの操作を日々習得。定期的に一部メンバーがおそろいの衣装を着て観客に披露する。約100以上ある仮想空間上のエリアのそちこちに出没し、ライブには多くファンがお目当てに毎回押しかける。
 最近はスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)普及を受け、一部交流機能だけを切り出して利用者が外出先でもスマホ上で仮想空間にアクセスできるサービスもある。トランス・コスモスらが出資するココア(東京・渋谷、森山雅勝社長)の「ミートミー」はスマホ向けアプリ(応用ソフト)で、他の利用者と文字でおしゃべりしたり飼っている仮想ペットとふれあったりできる。アメーバピグもスマホで一部機能を利用可能だ。
 セカンドライフは、利用者や販促を行いたい企業が貸料を支払って土地が買えるなど現実の経済活動を模倣しすぎたきらいがあった。そのうえ、電通が内部で販促イベントを開催したり日本テレビ放送網が仮想スタジオでテレビ番組を収録したり、サービスは基本的に企業主導。結果として気楽に楽しみたい初心者には敷居が高く、利用者離れを起こし急速に下火になった。
 仮想の世界で気兼ねなく時を過ごす――。過去の反省を生かした新世代の仮想空間サービスはSNSの一種としてさらに裾野を拡大する可能性がある。
(高田学也)

以上引用

このころこんなにもてはやされてたのにな。

今現在、PCのアバターSNSで生き残っていて、脱フラッシュプレイヤーを考えているサービスは、

ニコッとタウンしか残っていないらしいです!

@gamesはSNS機能なくしたしねー。

あのね、2010年ころだったと思うけど、ニコッとタウンにテレビが取材に来たのよ。だから、放映されるかもしれない、って楽しみにしてたら、

アメーバピグしか放映されなかった。

つまり、世の中はそれほど「ピグーーーー!!!」って言ってたのよ。
一時期、10万円の虎の毛皮の敷物ってアイテムが発売されたとか、

狂気?

アメーバがPC版ピグ終了を告知したのが2019年3月12日の15時過ぎ。

PC版アメーバピグのユーザーは多分PC上で楽しめるアバター空間を検索したと思われる。

一方ニコッとタウンは、慌てて「うちは続けます大丈夫!」ってアナウンス出して、

翌日、ニコッとタウン、落ちました。

公式のアナウンスでは、
*以下引用*

<不具合発生期間>
 2019年3月13日 23:30 頃 ~ 3月14日 9:30 頃まで

<発生箇所>
 ニコッとタウン全サービス

<内容>
 ニコッとタウン全サービスにおける

 ネットワーク接続障害

<対応状況>
 ハードディスク接続障害によるもの

*以上引用*

ですけど、

ぶっちゃけ私は、アメーバピグのPCユーザーの大量流入が原因じゃないの?
と、疑ってます。

さて、長い長い前置きでした!
なんでこれが川柳の話になるかというと!

ニコッとタウンは、基本的に「まったり」なんですよ。
そして、仲良く集まりやすい。

で、随分昔に私が主催で川柳大会をやりましてね。

優勝は
「画像だよ だけど欲しいの どうしても みいこ様」

すばらしい!
と、私は今でも思っています。

アバターにハマるのは、これに尽きますわ。
画像なの!
電子データなの!
わかってるの!
でも、課金ぽちり。

だって欲しいから~!

ピグ勢でも、長年のうちにいくら貢いだか嘆いている人が多いですね。
スマホのアプリ版があるっつったって、
PCのデータを引き継げないとか?
それ、ひどすぎない?!

これから対処するのかもしれませんが…

それはさておき、川柳のウェブ句会なんて、
人が集まればできるんです。
私、選者が大変だったので、ニコタ川柳大会は二回しかやりませんでしたが。

割とねぇ、五七五って気軽にできるんです、褒められようとか賞を取ろうとか欲がなければ!

で、スマイルラボの社長さんとニコッとタウン内で話したことがあって
(そういうところが気軽です。今は社長さんニコタに来ないですけど。)

あれは2016年の2月だったなぁ
最初はアバターをオタク川柳にゃこ式部コンテストに出せないか、って言ったんです。
それは、諸般の事情で無理。

でも、ニコットさん(社長)が

「短冊にお願いごとをするイベントで作ったシステムを応用すれば、
川柳を応募するシステムは作れるかも知れませんね。」

ってひとこと。

オタク川柳公式のにゃこ式部様にダイレクトメッセージしましたね。

七夕に短冊でお願いごとをするイベントがニコッとタウンで行われたことがあるのです。それを利用すれば、ニコッとタウンからオタク川柳に投句ができます!

だから、私のアイディアとしては、

・ニコッとタウンからも投句を受け付ける、というイベントにする。

・オタク川柳が始まったら、ニコッとタウンに窓口が増えるだけで、ニコッとタウン枠は必要ないと思う。

って言って、
結局は難しくて立ち消えになったんですけど。

もう一度ニコタに意見してみようかな?
その時は、参加者に無料アイテムを配ることもプラスして。

オタク川柳、まだまだ知名度が低いですからねぇ、一位賞金10万円なのに。
ニコッとタウンはとうとうウェブマネーアワードを逃しちゃったし(9年連続受賞してました)
ニコタにももっと栄えて欲しい!

アバターSNSは魅力というか魔力がありますからねぇ。
「画像だよ だけど欲しいの どうしても」

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