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917日目 入稿

2024年 5月 9日 (木)

●終わった。ようやく終わった。気付けばもう来週末に迫ってしまった文学フリマ東京に出品する小説の入稿が、今日ようやく終わった。遅すぎる、あまりに遅すぎる。
元はカクヨムにアップしていた長編を一冊にまとめるにあたって、Wordを使い小説のフォーマットに合うよう縦書きに直したり、行数やページ数を調整したり、気になったところを色々手直ししていたり……とやっていたらこんな直前のギリギリの入稿となってしまった。
なによりこうまで時間がかかってしまったのもすべては最後の方の展開を大幅に変更したのが原因だ。
カクヨムに公開していたものをそのままWordに丸のまま移す中で、改めて読み返すと、こっちの展開でも無理なく話が進められるんじゃないか?と思い、色々考えて冊子として印刷する方のものは、カクヨムに掲載しているものから大幅に変更を加えたものになってしまった。まあ、せっかくお金を出して買ってもらうのだから、それくらいの付加価値があった方がいいだろう。
ただ、これだけ時間をかけただけは合って、カクヨム版よりも面白くなったと、そう胸を張ることができる、悪くない出来には仕上がったと思う。あとの懸念点は、本番当日に実際の冊子が手元に届くかどうかのみだ。これで配送が遅れて19日に間に合いませんなんてことになったらおしまい。ここまでの頑張りもすべて水泡に帰すだろう。頼むから届いてくれ、と今はただそれだけを願っています。

しかし実際に刷る冊数をどうすればいいのかは一生答えの出ない問いだった。こういったイベントは初参加で知名度などゼロに等しい自分の本を買ってもらうには大きすぎるハードルが何段階にも立ちはだかっていると思うのだけれど、ミステリーというフックでどうにか人をひっかけられればいいなあと、そんな淡い期待を抱いている。目指すは十冊、十冊も売れてくれれば泣いて喜びます。
しかしこれで大手を振るって言えるぞ、文学フリマ東京38に出店しますと。まだ実物は手元に届いていないけれど、言っていいだろう。出ます!

ただ、本ができればハイおしまいともいかないらしいんだよな。
ブースの飾りつけだったり、人の目を惹くポスター作りだったり、お釣りの用意だったり宣伝だったり、やるべきことはいくらでも残っているのだ。でもこういう準備の時間も、なんだかんだ楽しいんですよね。
えへへへ(若林と向き合って肩を後ろに反らしながら笑い合う)

このアカウントでフォローしている方も何人か出展されるようで、普段文章を読んだり読まれたりしているであろう人のブースを覗いてみるのもささやかに楽しみだったりする。
どうかお手柔らかに……

またブースの場所を書き忘れた、「け-20」です。確か第二ホールの方だった。

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