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途中退職ということ

今朝、初めて年金事務所なるところに行ってきた。退職した場合、年金がどれだけ受け取れるかを知るために。

この4月で勤続41年となった。65歳まではあと、1年半。うちの会社は今、中高年の途中退職者はほとんどいない。若年層ではあるが、それは職業選択のミスということだろう。

それでも、バブルの時代は多かった。入社した頃「アルバイトの額が給料を越えたら、独立しろ」と、言われていた。うちの会社は、アルバイトが暗黙の了解で認められていた。我々、営業系はほとんど無かったが、企画開発系は全員、アルバイトをしていたと思う。

バブル時代は、独立すると収入は3倍になると言われた。私の同僚は、88年に独立したが(今でも、外部スタッフとして一緒に仕事をしている)、いきなり年収、☓000万円だったそうだ。その年の私の給料は、☓00万円台。彼も同じ歳だったので、10倍に増えた訳だ。

現在では、そんな夢物語は存在しない。バブル期に独立した社員で現在でも第一線で活躍している者はほとんどいないし、仮に独立してもその時の給料を上回るのは、難しいだろう。

一方で、IT系は別だ。ここ数年、一緒に仕事をしている会社は業績はうなぎ登りだが、ともかく社員が辞める。会社は年中、社内パーティー、合宿、慰安旅行などを開催して社内のムードを高めてはいるのだが。ここ4年で、私が関わった仕事だけでも、4人が辞めた。バブルの頃のうちの会社よりも断然、離職率が高いだろう。

果たして30年後、そのうち何人が残っているだろう?


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