マガジンのカバー画像

雑記集

574
雑草という名前の草はない。 雑記という名前の記事もない。
運営しているクリエイター

記事一覧

オーブンでコーヒー豆の自家焙煎

オーブンでコーヒー豆の自家焙煎

コーヒーの自家焙煎が好きです。

大変そうって思いますか?

簡単ですよ。

生豆はネットで簡単に買えます。

(お店の紹介は省きますが、どこで買うか具体的に知りたい方のために私がよく利用するお店をリンクしておきます。)

コーヒーの自家焙煎に、私はオーブンをつかいます。

天板のうえに、豆が重ならないように広げます。

温度設定は200度。時間は22分。

これには理由が2つあります。

1.

もっとみる
桜の季節に寄せて

桜の季節に寄せて

私は、花見に興味がない。それほどに一生懸命、なんとしてでもお花見をしないといけない理由がわからない。もちろん、多くの人が、なんとしてでもお花見をしないといけない理由を持っているとも思わない。多くの人が、なんとなしに、雰囲気を楽しんでいる。それだけなのではないか。

私も、人並みに雰囲気を楽しみはする。だから、冒頭で興味がないなんて言っておきながら、私だっていっちょまえに花見をしたことがある。(

もっとみる
同調と加担の森を背に

同調と加担の森を背に

いろんな種類のハーブがちょっとずつ寄せて植えられている、そんな庭を見かけると、まじまじと見入ってしまう。これはあのハーブで、ええと、こっちはなんていったっけかな、なんて思いながらちょっと指でさわって、さわった指を鼻の近くに持っていく。自分の好きな種類の匂いを感じる、これこれこの匂い、なんていいつつ名前は思い出せない。気持ちがすぅっとなる。
ーーーーーーーーーーーーー

私はテレビを見る習慣があ

もっとみる
36.8

36.8

滅多なことで熱を出さない私なのである。

ゴホッ。ズリ、ズリリ。うん、喉がおかしい。鼻づまりがひどくて息がくるしい。風邪か? アレか? はやりのコロナなのか? 熱はどうだ? うん。平熱。

私は、滅多なことで熱を出さない。むしろ、からだの具合が悪いことを簡単に、具体的に、見紛うことなくはっきりと証明してくれるのが、体温計が示すその数字でありがちなことから、「むしろ、熱、出てくれよ。そのほう

もっとみる
七本足の蛸

七本足の蛸

蛸の足を、数えたことがあるだろうか。よく、八本だと言われるそれである。

私は、自分で、スーパーの鮮魚売り場なんぞに行って、蛸を買ってくるということがあまりない。実家に住んでいた頃に、母親が買ってきて食卓に並べたぶつ切りの蛸に箸をつけた覚えはある。結婚して、実家を出てから、妻が購入しておいてくれた蛸が料理に用いられて私の喉を通ったことももちろんある。あるいは、街の商業施設に出かけて行って、そこ

もっとみる
絶対風邪ひかないファンタジー

絶対風邪ひかないファンタジー

・体調悪い
ここんところ、体調が悪いのです。いえ、いっちょまえに自転車こいだり、働いたりはできます。私がいう「体調悪い」は、100%「声の調子が悪い」のことです。だから、声に関する働きが、今はしんどいです。いえ、「声」で稼いでいるわけではないのですけれどね。曲をつくって、それをパフォーマンスする練習をして、それを録音に残したりという活動を日々やっているので、「声」がしんどいのは、つまり私にとって「

もっとみる
「過去にならない未来」は実現する

「過去にならない未来」は実現する

たとえば映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんかは私も見ました。それ以外にもいろいろな作品で描かれた「未来」があると思います。それらは、実現したものもあれば実現していないものもあります。

たとえば、離れたところにいる人どうしが、通信する。それも、すごく小さな端末をつかって。これは、実現して、広く普及したと思います。「腕時計式の通信端末」を私はつかっていませんが、スマートフォンくらいなら、

もっとみる
へたでいい⇔うまくてわるい

へたでいい⇔うまくてわるい

自分のパフォーマンスしたことについて、技術のことをほめられると、無性に悔しい気持ちになることがあります。それってやっぱり、技術のことは本来あとからついてくるものだという認識を私が深層に抱いているからなのかもしれません。「そこをほめてほしいわけじゃないんだよなぁ」に始まり、「きっと、好みじゃなかったから、そこしかほめられなかったんだろうな」なんてところまで深読みしがちです。その人がそこまで思って言っ

もっとみる
ほとぼり

ほとぼり

すんごい広まり方をもってプレイされる曲がときおり現れますね。2019年なんかは、『パプリカ』という曲がそうだったのではないかと思っています。この曲がかからなかった小学校の運動会はどこにもない、なんて声も私の耳に届いているくらいです。

『パプリカ』と異質な存在かもしれませんが、ある時期、『花は咲く』という曲も、プレイされていない時間のほうが稀なのじゃないかと思えるくらいに頻繁に演奏されたり歌わ

もっとみる
マイキング

マイキング

たとえば、恋人のなんでもかんでもを知りたいと思うか? 仮にその恋人が以前つきあっていた人がいたとして、その人との「ろまんす」や「いいはなし」をなんでもかんでも知ることは、むしろ私のこころやからだに悪影響をもたらすような気がしてならない。その瞬間に恋人としての目の前にいて、触れられるような距離にいて親密そうに話しているのはじぶんだったとしても、なぜだか健康を害するのにじゅうぶんなくらいな危うい気分に

もっとみる
財布に小銭

財布に小銭

 お札ばかりの財布とは限らない。小銭がいっぱい入って、膨らんでいることもある。うまいこと、たくさんになってしまった小銭を積極的につかっていったら、だいぶスリムになって気持ちよさを感じるなんてことはある。なかなか、財布の小銭が完璧に0枚になった、という経験は私にはあまりないのだが、果たしてどうだろうか。

 望む条件を満たすこと。その実現はむずかしい。そこにある条件、出会ったものや人たちが持って

もっとみる
10分間でペペロンチーノ

10分間でペペロンチーノ

こどもの遊びに、「課せられるもの」はない。「30分遊べ」と言われて30分遊ばなくてもいいし、「おもちゃの線路のパーツを30個使い切って、1平方メートルを満たせ」と言われても30個のパーツを使い切る必要も1平方メートルをそれで満たす必要もない。そもそも、そんな「30分」とか「30個」とか「1平方メートル」とか課されることがない。それはそもそも、遊びではない。

いや、本人が遊びだと思えば、遊びか

もっとみる
Now Drippin'

Now Drippin'

手をつないでいると、いつも何かを伝えることができる。ぎゅっと握ればいいのだ。それに込められたメッセージは何か。手をつないだ二人にならば、わかるのかもしれない。

魂と聞くと、熱いものを想起する。温度があるイメージだ。滾っている、その温度を隠せずに滲み出て伝わってしまう。そんな、抽出された表情。

やわらかいものは、触れるものの影響を受けやすい。かたいものがやわらかいものにぎゅっと押し付けら

もっとみる
歩く。歩くように、歩く。

歩く。歩くように、歩く。

・ところ違えば、ひと駅の距離が違う。

東京って、駅と駅の距離が短いと思います。いえ、私は東京都で生まれ育っているので、もともとそう思っていたわけではないのですが、ある程度さまざまな地域を見て回る経験を積んでみると、東京、特に中央から東寄りの地域における、鉄道の「ひと駅」の距離は非常に短いと感じます。

ちょっと都(その中央から東寄りの地域)を出てほかの地域に行ってみると、すぐさま、「ひと

もっとみる