日本の大学は入るのが大変で出るのが簡単。
アメリカの大学は入るのが簡単で出るのが難しい。

グローバル化が進んでいる世の中でまだ、こんな勘違いをしている人はいませんか？

私住んでいるカナダでは大学に入るのは大変である。アメリカも同様だと思う。
北米の大学は入るのも難しくて出るのも難しい。

大学受験は無いが、大学入学戦は高校一年生から始まる。
大学に入るには高校３年間の成績が考慮される。更に、先生の推薦状も獲得しなければならない。
また、通っている高校のレベルも関係ある。私の住んでいる地区は高校が一つしか無いので高校入学のタイミングで子供のために引っ越す人もいる。
また、ボランティア活動やスポーツでの活躍も大学入試の審査に影響する。

また、入学試験は無いが、民間の企業が行う全国統一テストがあり、実質これが入学試験の一部となる。

そして面接・・・

いかがだろう？アメリカ・カナダの大学は入りやすいでしょうか？

日本で結構流行った映画で「ビリギャル」はご存知だろうか？
偏差値４０台の女の子が必死に勉強してラストスパートで慶応に合格する話だ。

これはアメリカでは無理。高校一年生からの成績が関係するのでよほど特殊な能力が無い限り、ビリギャル方式は使えない。