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早い脳と遅い脳 1

ファースト・アンド・スローをご存知だろうか?

ダニエル・カーネマンというユダヤ系アメリカ人が書いた本である。

彼の実験によると人間の脳は早い脳と遅い脳が人間の頭の中で作用する。

早い脳とは直感や反射神経で人間を動かす。人間の行動のほとんどは「早い脳」が判断する。

歩くとき、右足を出した後に左足を出さなくちゃ、などと人間は考えない。その他、恐ろしいものを見たら逃げるなどの行動は早い脳が判断する。

遅い脳は、落ち着いて論理的に考える時に働く。会社のプレゼンの為にじっくり考えて計画を練る時には遅い脳が働く。

基本的に遅い脳はは怠慢だ。なぜなら早い脳がほんとんどの行動を瞬時に判断してくれるからだ。

右足の次に左足どころか、嫌なやつはだいたい顔を見れば分かるし、早くからづけなければならない仕事は直感で分かる。早い脳は直感でかなりの仕事を片付けてくれる。

ただし、早い脳は直感で動くので数字のトリックなどに騙されやすい。広告会社や私はそのあたりを熟知しているので早い脳を騙すのが得意だ。

遅い脳が特売で買った品物が実は割高だったと判断するのは、早い脳が判断して行動を起こしたずっと後だったりする。

早い脳と遅い脳、明日からもっと詳しく説明したい。


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