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医療ドラマの「あるある」と「ないない」

秋ドラマので医療ドラマは3っ!
まずは、
『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』
を観ていて感じた事を勝手に綴ります😅

このドラマは研修医が2年間の研修中に色々な診療科を回っていく様を描いたドラマです。

その中で、カルテに書かれた記録から
どんな病名なのか、
どうしてそうなったか、
などを解明していくお話しです。

1話完結と全体を通してのstoryとがありますね!

まずカルテって普通の人あんまり見た事ないと思うんですけど、
カルテ(診療録)とは
医療に関してその診療経過等を記録したものである。 診療録は狭義には医師が記入するもののみを指す。広義の診療録には手術記録・検査記録・看護記録等を含め診療に関する記録の総称をいう。全体的な概念としては診療情報、または医療情報とも言われる。(Wikipediaより引用)

なので、カルテを見れば、その人の過去のデータも状況もわかるようになってます!

ドラマの中で
『カルテが全て教えてくれた』っと言うセリフもあり、確かにデータがあればある程度の病気を診断することができます。

でもこのドラマの『カルテが全て教えてくれた』っと言うセリフはデータ勿論ですが、主人公が患者と向き合う中での気づきやちょっとした言動も合わせて導き出せている!

なので、カルテには
なんでこんな細かな事まで記録してるの!?
っと言うような事が良くあります!

実際、ERでお仕事していて
上級医の先生に研修医が、
『もっと経過が分かるように記録を書きなさい』
『どの様な患者の訴えがあるのかちゃんと記載しなさい』と記録の書き方の指導を受けている事が良くあります。

端的にまとめて書くことは得意な先生は多いけど、これって結構難しく感じる先生も多いみたい!
だからこそ、研修医のうちにさまざまな診療科で
知識と経験を養いつつ、カルテの書き方を学ぶことってすごく大事なんです!

研修医にスポットを当てたドラマは今までにもありました。
 
「素早く診断して、なるべく早く病気を治すこと」に力を注がなければならないのが医療現場で
 研修終わりに、先輩たちから優しい笑顔で「(ここで働くのは)向いてないね」と言われる主人公の様子は実際にもあるあるだな!っと感じました。

ドラマって『あるある』があれば『ないない、絶対ない』みたいなのもあって、知ってるからこそ そう言うのも面白く観れたりします。

今回だと、例えば
第5話の成海璃子さんと主人公のあるシーン!
「突発性拡張型心筋症」の役の成海璃子さんが、
主人公にお願いし、車椅子に移してもらい窓際に移動するシーン!

まず、拡張型心筋症って病気は、簡単にいうと
心臓を動かしている筋肉が弱くなる病気で厚生労働省が定める特定疾患(難病)の一つなんです。

ドラマ内では補助人工心臓もつけている設定。
これは、最重症レベル。
だから、車椅子に移って、窓際で冷たい風に吹かれて、モニターもない、まして点滴繋がってない!なんて、『ないない』なんです。

私はシリンジポンプ3っだから
「あぁ、あの薬とあの薬とあの薬投与中なのかな?」なんて考えながら、『ないない』を楽しみながら観てます😊

それぞれの専門職の人は、ドラマの
『あるある』も『ないない』も
楽しんで観てる人多いんじゃないかな!


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