アリーナアイスへの対応考

巷間取り沙汰される「アリーナアイス」の定義が明確ではないが、我がタイムラインは「アリーナアイスへの対応」の大合唱だ。今回の日本代表の挑戦から我々が学ぶべきは、はたしてそうなのだろうか?もちろんアイスへの対応はカーリング競技において常に、あらゆるレベルで最重要課題のひとつである。
少し短絡的過ぎやしないか?もう少し体系的に分析した方が良くはないか?(※ディスってはいないです) 現時点、いくつかのゲームを録画視聴した程度の自分には「それ」を強く否定する要素も強く肯定する材料もあまりないが…。
だとしても来季の日本選手権は横浜開催が既定路線だそうだから、こういった施策やそれにともなう多額の資金投入を正当化する論理としては極めて「分かり易い」。そして、広報戦略としても極めて「利用し易い」という事は否定しない。むしろ大いに利用して良いと思う。(※ディスってはいないです)
ある観点からするとドイツ(Muskatewitz)は「アリーナアイス」への対応力が高く、スイス(Schwaller)は低いって指摘なのだろうか?仮に世界選手権がクラブアイス開催だったら日本代表はもっと好成績だったと?(今季のPCCC/ECC はクラブアイス開催。日本男子はCAN・KORに敗れ、USA・NZに勝利して3位。)
成功や失敗を決定づける要素は複雑である。明解ではない。一方世間で「分かり易さ」が持て囃されるのは理解している。資源が有限である以上、一部に集中する戦略も当然ありだ。ただし、あまりにバランスを欠いたり、集中する箇所を誤った場合には「大惨事」になる事があると一般的な意味で警鐘したい。
2024 Apr06 02:29:25GMT

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