008ツマグロキチョウ

ツマグロキチョウは関東では栃木の鬼怒川流域以外ではほとんど観察できません。
生息地では個体数が多いので各種の生態を撮影できています。
各種の花で吸蜜しますが、キツネノマゴやセンダングサは観察機会が多いです。
秋型は後翅に2本の黒条が特徴です。

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夏型は黒条がないのでキタキチョウとの区別が難しくなります。
一緒に吸水しているのはキタキチョウではないかと思います。
この写真は静岡での撮影です。

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翅は通常は開かないので、飛翔か求愛で撮影するしかありません。
前翅の黒い部分がほとんど凹まないのが特徴です。

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個体数が多いと交尾の観察機会も増えます。
ただ、秋型の交尾は2回しか見たことがありません。

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秋型と夏型の交尾も1度観察しています。

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食草はカワラケツメイですが、外来種のアレチケツメイで発生している生息地もあるようです。
カワラケツメイは小さな草で、氾濫で他の植物が茂っていないような環境に群生しますが、河川改修で各地で減少しています。
産卵は小さな葉の裏や表で観察しています。

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秋には大発生する年もあるので、同じ日に複数の羽化直後の個体が蛹に止まっているのを観察してことがあります。
羽化直後で翅も伸びきっていません。

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この日は交尾、羽化、産卵、卵、幼虫、蛹を全て観察しました。
こんな経験は他の蝶ではありません。
今年もそろそろ秋型が増えてくる時期です。

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