AJPW世界最強タッグ2023&JBOG2023②

世界最強タッグ2023&JBOG日程2日目の11.15所沢大会の事前予想と結果

JBOG【×佐藤光留 VS 土井成樹〇】
私の事前予想では佐藤光留の勝利、佐藤は土井がフィニッシュへの繋ぎによく使うバカタレスライディングをキャッチしてアンクルホールドに移行するという離れ業の成功率が非常に高く、土井は苦戦すると読んでいました。

しかし結果はそのアンクルへの移行ムーブを丸め込んだ土井の勝利、先日は青柳亮生のバカタレロールに泣いた土井ですが見事に対応して裏の裏をかいての勝利、出鼻を挫かれたとはいえまだまだ本命の一人と言えますね。


最強タッグ【〇石川修司・綾部蓮 vs 田村ハヤト・ガレノ・デル・マル×】
予想は石川綾部のハイツハイツ勝利、全日勢と違いこれだけの長身チームとの試合は外敵にとっては稀な事、相手が対応に苦戦する中でハイツハイツが伸び伸びと勝利を掴むという流れになる!はず!

結果は予想的中でハイツハイツ勝利!
ビジネスタッグを倒してノリに乗る田村ガレノでしたがやはりでかい奴は強い!シルエットは細く見えても綾部蓮は身長2mオーバー、長いリーチから繰り出す攻撃は説得力抜群、一方相手は急所を狙うにもいつもの様にはいかなかったのでしょう。綾部の奮闘に応える形で石川も爆発して圧巻の勝利でした!このまま優勝まで突き進めハイツハイツ!


最強タッグ【〇諏訪魔・鈴木秀樹 vs 黒潮TOKYOジャパン・立花誠吾×】
予想は諏訪魔・鈴木の勝利、いくらチームワークがガタガタとはいえ彼らは怪物、前回の様な故意の誤爆でもない限りさすがにこれだけの身体能力差は覆らないでしょう。

結果は諏訪魔・鈴木の勝利、まあ順当といえば順当ですが前回と異なり不満げな態度ながらタッチがちゃんとタッチになっており、少しずつチームワークが生まれている・・・かも・・・?と思わせる場面もありました。
一方のTOKYOヤンキースは敗れはしたものの入場から既に大盛り上がり、前回で完全にファンの心を掴みましたね。子供達を引き連れて会場を駆け回る姿は観ているだけで幸せな気分になりました。
二人ともファイトスタイルはコミカルながら基本がしっかりしているのも良いですね。とっさの場面の対応力があるのでその気になれば意外と怖いのかも・・・
とりあえず全日TVは彼らの入場を無音声で配信という愚行は二度としないでくださいね!そのために加入してくれる人が居るレベルのエンタメなので!


最強タッグ【×本田竜輝・安齊勇馬 vs 中嶋勝彦・大森北斗〇】
予想は中嶋組勝利、不本意ですが全日が誇る次世代のエースコンビとはいえニューピリオド結成から日はまだ浅く、連携の粗を突かれて無念の敗北となるのではないかと…

結果は中嶋・北斗組勝利で予想的中
しかし予想と違ったのは本田と安齊のコンビネーションが思いの外機能しており、中嶋をあわやと言う所まで追い詰める場面があった事と中嶋が彼らをスカす事なく真正面から受け止めた事でした。現在はかなりヘイトが溜まっている中嶋ですがこの試合では本田の反則攻撃をまるまる受け止めたりとサービス満点で今後の行動次第では全日ファンから受け入れられる流れもありそうですね。


JBOG【〇田村男児 vs ライジングHAYATO×】
予想は男児勝利、今年の前半は伸び悩んだ男児ですが後半にかけて覚醒ムード、天龍プロジェクトのUNタッグも手にしてノリに乗ってます。階級を問わない爆発力、そしてシュレック関根や青木真也という実力者と渡り合うレスリング力は本物です。遠慮がちに見えた以前の姿が嘘の様に他団体や先輩相手でも無茶出来る様になった彼はど本命かと思います。

予想は的中して男児勝利、予想外だったのはHAYATOの粘り強さ、観ていて不安になる様な男児の凄まじいラリアットから立ち上がるだけでなく、最後の最後までシド・ヴィシャスや人でなしドライバーで勝ちを狙いに行く姿は素晴らしかったです。最後は技が乱れながらも必死に抑え込んだ男児による気迫の勝利でしたが全日ジュニアのレベルの高さをうかがえる死闘にとても満足させられました。

JBOG【△青柳亮生 vs 岩本煌史△】
予想は亮生勝利、全体的に今回苦戦すると読んではいますが全日のエース亮生ですので外敵からはしっかり勝ちをもぎ取ってくれるはず!

結果は時間切れ引き分け、意地で何度も立ち上がってくれた亮生ですが岩本の激しい攻めに終始苦戦、とはいえ勝ち点をもぎ取ったのはでかい!慣れない相手に悔しい思いをさせられる度にレベルアップしてきた青柳亮生、再戦までに必ずまた強くなってくれるはずです。


最強タッグ【〇斉藤ジュン・斉藤レイ vs サイラス・ライアン×】
巨漢揃いの注目カード、私の事前予想は引き分け!
ライアンが脳筋バーサーカータイプだと思っていたので終始リング外での乱闘になってしまうという予想でしたがライアンは全然別タイプの選手でしたね。

結果は斉藤ブラザーズの勝利!嬉しい外れ!でもサイラス&ライアンも好き
試合内容は巨体がぶつかり合う迫力満点な好試合に!
斉藤レイが投げられるシーンなんてなかなか見られないので興奮しました。
ライアン・デイビットソン、素晴らしい選手ですね。
あとパワーファイター揃いですが腕を振り回すだけでも頭一つ抜けた凄まじい威力が伝わってくるサイラスも凄かった!
互角に見えた勝負ですが斉藤ブラザーズ側に勝利を引き寄せたのは歳三先生……がよく持ってるポリタンク。威力よりも叩かれた時の音でライアンは混乱したんでしょうね。その隙にレイがダイビングボディープレスを放って勝負あり!
ちょっとズルいですけどジュン本人が使ったし何よりVMはヒールなのでOKです!


最強タッグ【〇宮原健斗・青柳優馬 vs 坂口征夫・岡谷英樹×】
私の予想は引き分け
もちろんビジネスタッグを侮っている訳では無く、むしろビジネスタッグのビジネス的優秀さからの予想
彼らはプロレスラーとして優秀なので瞬殺や圧勝はしないタイプ、どんな相手でも技を受けに受けて盛り上げるだけ盛り上げて名勝負にしてしまう。
それ故にまだ序盤で全貌が見えていないDDTコンビの技をこれでもかと言うくらい受けきると思われます。
時間いっぱい受け切っていよいよ逆転!……という所でベテラン坂口の老獪な戦術に嵌って時間内に決めきれずに勝ち点1という結果になるのではないかと

結果はビジネスタッグ勝利!予想は外れましたがまたも嬉しい誤算!
予想通り受けに受けるので心配になりましたが見事逆転勝利でファンを満足させてくれました!
事前予想では全員が髪を赤く染めて全員岡谷(岡谷と間違えて誤爆を連発するビジネスタッグ)になる可能性も考えましたがそんな事もなく正統派の戦いでしたね。今回はビジネスタッグに敗れましたが坂口には裏をかいて自分より大きな選手を搦めとりそうな怖さを感じたので他の全日勢も油断は出来ませんね!岡谷は髪が赤かったです!


2大会終わって最強タッグは9試合中6試合予想的中、JBOGは6試合中2試合的中(下の図:予想的中がピンク、予想外れが薄緑)、いつもと試合時間も全然違うのでJBOGは予想が難しいですね。
本日11.19の名古屋大会も目が離せませんね!
まだまだ全員に優勝の可能性あり!みんな頑張れ!


世界最強タッグ星取表

斉藤ブラザーズと中嶋・北斗組が2勝で同率首位、両者はチームワークがかなり対照的ですがそれがここからどう響いていくのか非常に気になります。



JBOG星取表

青柳亮生が勝ち点3で単独首位、2連勝不在の波乱のスタート、まだ試合が組まれていなかった井上凌は本日11.19の名古屋大会がJBOG一戦目、成長著しい若きダークホースは優勝戦線に絡んでいけるのか!頑張れ井上!


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