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ブラックめんそーれ&石川修司の所属ラストマッチを経て

2024年1月27日、遂に永遠に経たくなかったその時が来てしまいました。

全日本プロレスに多大な貢献をしてきた2人の所属ラストマッチが第一試合、15分のタッグマッチとの事でオールジャパンプロレスリング株式会社の器の小ささを感じずにはいられず、「試合後に虚しさを感じさせられるのではないか」という恐怖がありましたが試合を観て自分が間違っていた事に気がつきました。

入場からこれまで見た事がないほど気合の漲った様子の井上凌、その佇まいからは「恩人を送り出す試合をつまらないものにはしない、成長した自分を全てぶつけてやる」という空気を感じました。
同じく綾部蓮も常日頃から憧れを公言している石川修司、所属外の自分に優しく接してくれるブラックめんそーれにフリーとして独り立ちした自分の覚悟と力を見せる顔をしていて気合充分、この2人が対戦相手で本当に良かったです。

石川修司は背筋の凍る様なエルボーを連発し大巨人の恐ろしさを見せつけ、ブラックめんそーれは普段通りのコミカルな動きは捨てずに尚且つそこからテクニカルな攻めに転じて巧さを見せつけてくれました。

井上綾部組は自分達の成長を全て叩き込むかの様に躍動し、石川めんそーれ組がそれを全て受け止める姿はとても素晴らしく、15分間という試合時間は引き分けという結果であっという間に終わってしまいましたがこの試合の経験は若い2人がプロレスを続けていく限りずっと続いていく大きな意味を持つ試合になったのではないかと思います。

石川修司、ブラックめんそーれ、今までありがとう。1.27八王子大会第一試合で戦ったこの4人の未来が明るいものになる事を願っております。

ブラックめんそーれ&石川修司の所属ラストマッチを経て、「プロレスって素晴らしい。」そう再確認させられました。

おわり

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