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私の行きたいところ

ヨーロッパの森の奥。
そこに小さな小屋を建て、晴れの日は畑を耕し、雨の日は部屋で珈琲を飲みながら本を読む。

それが、私の夢。

小さい頃から、そんな情景が目に浮かび、なんでそんなところに行きたいのだろう、そこに行ったら心が落ち着くと直感が叫ぶのだろうと不思議にも思っていた。

それはたぶん、音と光だと思う。

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最近はサングラスと耳栓が欠かせない。

日本人はサングラスをかける習慣がないので、かけるのも勇気がいるのだがあるのとないのとでは全然違う。
とーっても楽になる。
あぁ、自分には眩しすぎたんだな、ってわかる。
これくらいにしてあげれば、生きやすいんだなって納得できる。

夕方、疲れやすいなって人は、ぜひ照明の温度を調節できるモノをゲットして欲しい。これもとっても楽になる。休憩するときは、リラックスしてええんやでって体に教えてあげなくちゃいけないからね。

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耳栓は便利だ。つけると睡眠の質が変わる。ノイキャンのイヤホン使ってたけど、やっぱ寝るときは耳栓のが使いやすい。

この動画に出てくる耳栓、チョーイイ。


かといって無音もしんどいので音楽を流し続ける。
耳鳴りに無音はよくないらしい。なんでも聴覚が過敏になって音を増幅させてしまうんだとか。
そんなことで音楽を垂れながらすも、いかんせんこの病は好きだったモノを嫌いにしてしまう。楽しすぎる音楽は虚を感じさせ、悲しすぎる音楽はさらなる闇へと誘(いざな)う。

だから、星野源の音楽を聴く。
これライフハック。

これは持論なのだが、好きな音楽はおすすめしない方がいい。
なぜなら、おすすめされると聞かなくちゃいけない気持ちなるし、褒めないとセンスのないやつだと思われちゃう。
そんな音楽なんて、存在しない。
だから、お互いが好きな音楽を褒めちぎるの会が一番楽しい。

***

さて、話を戻すと、私はヨーロッパの森の奥、静かで心地よいこの世のそれらと

適度で十分な距離


を保てる場所に行きたい。
そうすれば、私は誰かを何かを責めなくて済む。

近すぎると、それが全てだと勘違いしてしまう。

木々に囲まれて湖を望みながら、鳥のさえずりを聞き、静を愉しむ。
そういう日があっても、いいと思うのだ。

鮑叔館 珠李


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