宝塚熱再燃②

本日は、先週ポチッた絶賛ただいまハマってる

明日海りおさん、柚香光さんが出演なさってる

MESSIAHー異聞・天草四郎ー

を鑑賞しました!!!
今週の楽しみの為に寝かせておいたのだ!!!

この動画を拝見して、髪長めの明日海さんにズキュンだったので、そっこうAmazonでポチったっという―――――

ザクっとあらすじ―――――

夜叉王丸(明日海りお)は倭寇の頭目。お宝を探す旅の途中で嵐に遭い、流れ着いた先が天草。

時は進んで、祐庵という男は上様から呼び出しを受けていた。
上様は1枚の絵を祐庵に見せる。祐庵はその絵を見た途端、跪き自分を如何様にもして頂いても良いと言うのだ。しかし上様はそれはご所望ではない。
上様が聞きたいのは、島原の乱で何があったのか・・・それを祐庵に話せと申している。

祐庵は少し考えた後、上様がご所望の願いとあらばと・・・懐かしむように語りだす―――――


天草はキリシタンが大勢おり、御法度であるにも関わらずひっそり信仰を続けている。
天草の民は藩主から酷い年貢の取り立てに為すすべもなく暮らし、さらにはキリシタンだと分かれば磔獄門というまるで地獄のような日々の中でその信仰だけを心の拠り所としていた。
夜叉王丸を救ってくれた益田甚兵衛が夜叉王丸に名を与えたのが、
”四郎”という名だ。

四郎はそこの島民と仲良く過ごしていたのだが、ある日嵐で離れ離れになっていたかつての仲間と合流し、お宝を探す為ある島を訪れた。
洞窟内で見つけたのは、南蛮の絵。それは見事なものだった。
そこへやって来たのが、リノという男(柚香光)。リノは南蛮の絵を描き、キリシタンの為に聖人画を描いていた。

そこで、四郎はリノと一緒にいた流雨という女性に恋心を抱くのだ。

天草では作物があまり育たない環境にもかかわらず、藩主の出世の為に民は苦しい生活を強いられていた。年貢の取り立てもさらに酷くなり、食うに困るようになる。
藩主の傍若無人な振る舞いに限界を感じた民は幾度となく藩主に陳情するも、聞く耳を持たないどころか、容赦のない仕打ちが待っていた。
そこへ、四郎は問う。

何故神は助けてくださらないのか?

地獄のような日々に何故救いの手を差し伸べてくださらないのか?

四郎は言う。

死んで”はらいそ”で救われても何の意味もない。
神は何をしてくださる?生きてる者に手を差し伸べてくれたのは、あなた方であった。神は天上人ではなく、我々の心の中にいる。
生きている我々の手ではらいそを築き上げようと。

民は奮起して一揆を起した。
自らキリシタンだと名乗り、その誇りを胸に戦うのだと。

この一揆の情報はお上にも伝わっていた。藩主では太刀打ちできない様子だと告げられ、ならばと松平信綱が兵を率いて自ら出兵することにしたのだ。

お上が出てきたことを知らない四郎たちは、藩主を退けたことに喜んでいたのも束の間、お上が兵を率いて来たことを知る。
そこで、リノはお上の様子を探りに行くと言って、お上の元へ。

信綱と対面したリノは、そこで天草の現状、藩主の行いなど一揆の目的はあくまでも藩主へのもの。お上には背く意思はないと告げる。そこで信綱はリノに、民の改宗、そして四郎の首を捕ってくることを命じる。
リノは四郎の元へ帰り、信綱からの命を隠して、四郎に襲い掛かった。
しかし、逆に民に捕まってしまい、牢屋に入れられる。

リノが牢屋にいると、四郎がやって来た。四郎は信綱から矢文を受け取っていたのだ。
自分の首を捕ってくることを。リノはそんな四郎に信綱からの命を打ち明ける。そこで思いもよらない言葉をかけられた。
四郎はリノに言う。

生きて、この事を伝えて欲しいと。
自分らはここで死ぬ運命だ。キリシタンの一揆などお上の汚点。
歴史から葬り去られるだけだ。
だからこそ、この事を・・・我々の事を伝えて欲しいと。

リノは、自分だけ助かるなんて無理だと分かってはいたものの、四郎の思いを汲んで必死に逃げた。

信綱は期限である日にリノが来なかった事を心底悲しみ、心を鬼にして四郎たちと闘う事に。

四郎たちは、キリシタンの教えを・・・誇りを・・・胸に

皆散っていった―――

祐庵は言う――――
生きて、生き恥を晒して、散っていった民の分まで生き抜くと・・・
そして、散っていった同胞たちと一緒に業を背負って生きていくと―――

ってな感じで、多少の脚色なんかもありますが、大体の流れだけ・・・

もうね。
泣いた・・・
後半、泣いた・・・

だって、水美舞斗さん泣くんだもん・・・
っていう前に泣いてますけども・・・

四郎の豪快でリーダーシップ抜群で戦闘能力高めな感じと、祐庵の少し地味目な感じの対比がものすごく繊細に描かれていた。
四郎は島民の優しさに触れ、奪うだけの人生から誰かの為に与える人生を知った。
祐庵は、絵師としてひっそりと島で描いているだけの人生から、四郎たちと出会い、人々との交流の中で、自らが描いた絵が人々に感動を与えていることを知り、誰かの為に絵を描くこと、誰かの為に何かをするという事を知った。

もうね、最後の祐庵の少しすっきりとした、そして覚悟を背負った顔が素晴らしかった。

もうね。すっかりハマってる。
明日海さんと柚香さんの対比が好きすぎて・・・

他の作品もまた買うんだろうな・・・

すっかりハマってる・・・




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?