「ネットで批判された時、有名人はどう対応しているか?」という本があれば良いのに。

あなたはエゴサーチはしますか? お店をやっている人、本や音楽を作っている人は普通はしますよね。

僕も昔はしょっちゅうやってました。で、ブログに良いことを書かれて、「あ、あのお客様だ」と判明したら、すぐにリアルで「ブログに書いていただいてありがとうございました」と言ってました。

でも今はもうエゴサーチはしません。ほとんどは「良いお店だった。また行きたい」みたいなものなのですが、本当にごくたまに、お店に来たこともない人が変なことを書いていることがあるからです。

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ところではあちゅうさんは、毎日エゴサーチをしているそうです。

そして自分の悪口を書いているツイートを発見したら、もちろんすごく悔しいそうなのですが、その人の過去のツイートをたどって、「漂う小物感と人生がうまくいっていない感」を確認して、「こんなたいした人生を送っていない、しょうもない人に批判されたくらいで負けないもんね。今にその口をふさいでやるわ」と溜飲を下げるそうなんです。

これを読んだときはホントすごいなあ、僕よりもすごく年下なのに本当に強いなあ、カッコいいなあと勇気づけられました。

そうなんです。こういう文章って勇気づけられるんですよね。

僕はこういう「ネット上の有名人」がネガティブなことをされた時に、どういう風に感じているのか、どういう風にリアクションをしているのをとにかくチェックしてしまいます。

例えば、佐々木俊尚さんはツイッター上で、批判的なリプライに対して本当に誠実に丁寧に紳士的に、論争を挑んでいます。

あの姿勢を見るたびに僕はすごく勇気づけられます。

あるいは雨月メッツェンバウム次郎さんは「お前は学歴偏重・エリート意識にまみれたナルシスト。こじらせとかなんとか言って、結局は女性をただの性欲の対象としてしかみていない。同じ男として書いたものを読んでいると反吐が出る」と批判され、色々と悩んだあげく、「憎悪の連鎖を断ち切りたい」と思い、「私への悪意を剥き出しにして攻撃してきたその人のために、祈ろう」と思ったそうです。

そして星井七億さんの有名な「半年以上嫌がらせメールを送ってきた相手と直接会ってきた」→ https://note.mu/nanaoku/n/n22990576063e これなんかホント、ドキドキして、「人間の暗闇」のようなものがよくわかります。

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こういう「考え方や対応」ってネット以降の特殊な現象なので、みんな色々と試行錯誤しながら「どうすべきなんだろう」って考えたり悩んだりしていると思うんですね。

で、思うのですが、こういう「有名人がこういう風にネット上での自分への批判に対応している」というのをまとめた本なんてどうでしょうか。

知らない人からの突然の悪意に対して、人はどう反応するべきか、ってすごく面白いテーマだと思います。

そして僕は絶対に買います。「あ、そうかあ。そういう時にはそういう風に対処すれば大事や炎上にはならないんだ」ってすごく勉強になるからです。

誰か是非!

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