これからはSNSのフォロワー数よりも、人が実際に集まる数、と『マチネの終わりに』バー読書会を開催すること

都心のバーのような場所って、「今、一番、元気があって、盛り上がっている業界の人たち」が集うんですね。

そういう人たちって時代によって変化しまして、例えば、bar bossaが開店した1997年当時は、カフェ関係者とかインディーズ・レーベル関係者とかが多かったんです。

みなさんご存じかどうか、当時、カフェ・ブームが来て、カフェのオーナーがアイドルと付き合ったりして、カフェ・ミュージックというジャンルが出てきて、再発CDブームやカヴァー・ブームといった色んなCDがたくさん売れた時期なんです。

2000年代は、自然派ワイン関係の人たち、音楽なら、着メロ関係の人たちがすごく多かったように思います。

その後は、アプリ関係の人たちが増えた時期もありましたし、飲食だとパンとコーヒー、音楽だとジャズの人たちが増えました。

そしてここ数年は、bar bossaは「ネット文壇バー」と呼ばれてまして、とにかくネット上のコンテンツを作っている人がすごく多いんです。

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そのネット文壇でも、いろんな流れがありまして、それぞれの会社の方が、それぞれ個性的ですごく面白いのですが、そんな中、最近、目立っている人たちがいまして、「コルクラボの人たち」です。

コルクラボ、たぶん今、東京で一番面白い人たちが集まっている場所なのではないでしょうか。

そんなコルクラボの人たちから、「林さん、bar bossaで、『マチネ読書会』やりませんか」と声をかけられました。

僕、もう、最近は、ネットが発達すればするほど、「リアルな場」だな、と確信していまして。

人が集まって、知り合いになって、食べたり飲んだり、恋が始まったり、流行が生まれたり、ヒット作品が生まれたり、お祭りをしたり、街が盛り上がったり、っていう場所を作ることが重要なんじゃないかなって思っているんです。(まあみんな思ってますよね)

例えば今って、「SNSのフォロワー数」が、その人やそのプロジェクトの「人気を測る数字」だと思うのですが、これからは「イベントをやったら集められる人数」っていうのが「人気を測る数字」になるように思うんです。

「あの人、SNSのフォロワー数は1000人で少ないけど、イベントやったら、どんなのでも、2千人は集まるんだよね」って感じの会話が「最大の誉め言葉」になる気がするんです。

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そして、「読書会」、すごく気になってたんです。

読書会といえば、猫町倶楽部さんですよね。猫町倶楽部さんの山本多津也さんのツイッターをフォローしているので、「今回はこんなイベントでした」みたいなのが流れてくると、読書会でDJとかやったり、今度はjazz the new chapterの柳楽さんを呼んだりと、「うわあ、楽しそうだなあ」って、すごく気になってたんです。

そしたら、コルクラボの人たちが、「林さんは、最初にお酒を作って、後はそれぞれのテーブルに行って、恋愛の話をして笑っているだけでいいんで、やりましょう。お金や運営も僕たちが全部やりますから」って言ってくれたので、やることにしました。

彼ら、これを足がかりに、これから色んなイベントやコミュニティ作りをやっていくんだと思います。

それの記念すべき第一弾の読書会に、あなたも是非、参加してみませんか?

彼らの動きがすごく大きくなって、「文科系フェス」なんて感じで、日本全国展開したときに、「ああ、俺、あれの一番最初の、bar bossa読書会の時に参加したんだよね」って自慢しませんか?

詳しくはこちらです。→ http://peatix.com/event/312439

この読書会を運営するメンバーはこんな人たちです。
佐伯英毅、makicoo SATO、志賀遊大、栃尾江美、林剛史、広尾佑規

#告知 #イベント

色んな質問に答えた本が出来ました。『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』 https://goo.gl/dZ32IW 立ち読みできます!
https://goo.gl/Q6mRvL

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb

サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。