千歳烏山の天天厨房の謝シェフにインタビューしました

僕、中華料理ってすごく好きで、たまに食べたくなって色々と調べて行くんですね。

でも、「これ!」っていうのに出会えなくて、たぶん本当はあるんだろうけど、中華料理店って数が多いし、出会えないなあって感じてたんです。

そしたらあるとき、妻が「すごく美味しい中華料理店を見つけた」って言うんです。

行ってみました。

そしたらそこ、台湾出身のシェフが目の前で調理しながら、いろんな台湾の調味料や料理法方のことを説明してくれるんです。

そして、その料理一品一品に対して、「日本酒」をあわせてくれるというすごく面白い試みをやっているんです。

台湾の調味料は、台湾に帰国したときにわざわざ自分の足で調べて、同じモノを日本で作ってるんです。

あるいはハーブやスパイスの使い方もすごく面白いし、それらにぴったりとあう日本酒や紹興酒を提案してくれるんです。

これはカフェレスのインタビューで、詳しいことを聞いてみよう、どうして日本でこんな風な中華料理店を営むことになったのか、その経緯を聞いてみようと思って聞いてきました。

 ※

その文章はカフェレスの方を読んでいただくしかないのですが、さわりだけちょっと報告します。

その千歳烏山のお店は「天天厨房」といいまして、まず「台湾料理」というところにこだわっているんですね。料理のどこかに必ず「台湾らしさ」というニュアンスをいれているそうなんです。

でも、基本的に「料理オタク」である謝シェフのオリジナルな発想の料理が食べられます。

まず、「どうして日本に来たのか?」という一番の疑問から聞いてみました。

元々、台湾の調理師の大学で勉強して、台湾の飲食店で働いていたそうなのですが、「和食を勉強してみたい」と思って、来日したそうなんです。

そしてその「和食」のイメージはやっぱり日本のマンガからだそうで、日本のマンガ文化、本当に海外の人に多くの影響を与えていますよね。

それで、日本語学校で学んだ後、日本の調理師学校で学んで、いろんな日本の和食店(赤坂の懐石料理店でも働いています)で働いて、パクチーハウスで働いて、千歳烏山に自分のお店を持ちました。

感じで言えば、日本人がパリでフランス料理を勉強して、いろんなお店で働いて、最終的に自分なりの和食店を初めて、そこで料理にフランスのワインをマリアージュさせて、提供しているって状況でしょうか。

まあとにかく、謝シェフの料理を食べていると、「国境」とか、「時代」とか、「東アジア」とか、いろんなことを考えさせられて「知的好奇心」をおもいっきり揺さぶってくれるんです。

さらに、すごく美味しいです。うちの妻、とにかく料理とかお店の雰囲気にうるさいのですが、天天厨房は好きで、さらに謝シェフの「料理オタク」な感じと、笑顔の大ファンでして、是非、お店に足を運んでみてください。

できれば、「料理に日本酒をあわせてください」ってオーダーしてみてください。

あと、これからフランス料理とのコラボとかも考えているようで、すごく楽しみなお店です。取材も是非です。

あ、細かいお話もほんと面白く聞けたので、ご興味ある方は今出ている「カフェレス」を読んでくださいね。なんか自分、このカフェレスですごくいい仕事している自信があります。是非。

#コラム

お酒やバーについての僕の本です。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』 https://goo.gl/QGdp48

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。 

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