話題のフリーペーパー【ブックマーク】を見て、同じような飲食店を紹介するマガジンを夢想しました

先日、翻訳家で法政大学教授の金原端人さんご本人から、今、話題のフリーペーパー『ブックマーク』をいただきました。→ http://www.kanehara.jp/bookmark/

これ、翻訳書を紹介するフリーペーパーだと僕は理解していたのですが、本物を手にとって見てみると、編集側が選んだ翻訳書を、その本を翻訳した翻訳家本人が紹介文を書いているんです。

ええと、僕の説明がわかりにくいですね。

例えば第4号は「非英語圏特集」なのですが、韓国文学の『カステラ』も選ばれていまして、その『カステラ』を紹介している文章を書いているのが、その本の翻訳家である斎藤真理子さんなんです。

いわゆる書評家に文章を依頼していないのと、翻訳した本人が書いているため、「お願いだ~! すごく良い本だから読んでくれ~!」という熱気がブンブンこちらに伝わってくるんです。

例えばCDを紹介する音楽雑誌があるとしますよね。そのCD紹介の文章が全部、そのCDを作ったミュージシャン本人みたいな感じなんです。これ、読みたいですよね。

こういう試みって面白いなあ、僕も真似したいなあってすぐに思いまして、例えば僕は飲食店を経営しているのですが、bar bossaについて色んな方が色んなことを書いてくれるんですね。

ちゃんと取材をしてくれて、「こういうワインがオススメです」といった記事から、ブログで「bar bossaに行ってきました」って感じの文章から、本当に色々とあるんです。

でも、僕本人がbar bossaについて書いた記事があって、その隣にはダイスケさんがロス・バルバドスについて書いた記事があって、その隣には齊藤さんがアヒルストアについて書いた記事があって、その隣には齊藤さんがロンパーチッチについて書いた記事があって、その隣にはって感じのインターネットコラム集みたいなのがあれば面白いなあって思いました。

それ、例えばこのnoteのマガジン機能を使って簡単にやれそうなんです。「じゃあやれば良いじゃないか、林」って思いますよね。

実は僕、そういうプロデューサー能力というのが全くないんです。誰かやってくれる方いれば良いなと思うのですが。

僕が思うのは「リレー式」が面白いような気がします。アヒルの齋藤さんはどのお店を紹介するかな、とかウグイスの紺野さんはどのお店にバトンタッチするだろうっていうのが面白いかと。

「笑っていいとものテレフォンショッキング」みたいな感じで、「ああ、あのお店とあのお店親しくしてるんだ」って感じで色々と飲食店地図がわかったり、「ああ、このお店、こういう料理をこんな丁寧に作ってたんだ」っていうのがわかったりして、飲食店好きにはすごく受けそうな気がします。

そして量がたまったら「書籍化」すれば、編集者にドーンと印税が入るような気がするのですが、いかがでしょうか。

#コラム

飲食店って本当に面白いなあって感じの本を出しました。『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』 https://goo.gl/oACxGp

僕が選曲したCDです。Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa → https://goo.gl/tOKcGu

榎本さんがこんなツイートをしてくれました。榎本さんありがとうございます!

iTunesでも配信しています。→ https://goo.gl/9QJywf

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb

この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。「妻が最近」です。

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