「全く共通点がないとき、どんな話をしますか?」に答えました。

※水曜日は質問に答えています。

【質問】
「全く共通点がない人っているじゃないですか。でも、その人と話をしなきゃいけなくなったとき、どんな話をすれば良いですか?」
(これはカウンターで質問を受けました)

【答え】
そういうとき、ありますね。世代も違うし、生きてきた場所や雰囲気も全く違う、もう何の話すネタもないってとき、確かにあります。

そういうときは僕は「恋愛の話」をします。

これはとにかく万国共通です。小学生でも、お婆さんでも、ガハハと笑う油っぽいオジサンでも、ブラジル人でも、中国人でも、恋愛の話をすれば、必ず盛り上がります。

僕は小学生とか中学生の子供には「学校で好きな子いる?」と聞きますし、僕より年上の人には「奥様(あるいはご主人)とどんなところでどういう風に知り合ったか」なんてことを聞きます。

すごく年輩の方なら、「ご主人とはどこでデートしたんですか?」とか「プロポーズって何て言われたんですか?」とかって聞きます。

30代から50代くらいまでの既婚者なら、「今まで浮気ってしたことあります?」とか「今まで誰か他の人に誘われたり、好きになったりしたことってあります?」とかって言うと、まず盛り上がります。

外国人なら、「日本人はこういう風にして告白したり、デートしたり、ラブホテルっていうのがあったりするんだけど、あなたの国ではどうなの?」と言うと、結構楽しそうに話してくれます。

未婚者とか今付き合っている人がいないという人なら、本当にベタなのですが「好きなタイプは?」というのを聞きます。「好きなタイプ」って人によってすごく違うので面白いですよ。

 ※

あと僕は「どんな仕事をしているんですか?」というのを聞きます。

これは僕が「ホワイトカラーの仕事」をしたことないので、みんなどんなことをしているんだろうと疑問に思うからです。

例えば、「営業です」とか言われても、「どういうところにどうやってアポをとって、どうやって売り込むんですか?」とかって質問すると、もちろんみなさん、それぞれ仕事が違うので、「林さん、僕たちの業界の場合はこういうシステムになってまして」って感じで色々と教えてくれて、「ふーん、世の中ってそういう風に動いているんだ」って感じですごく楽しめます。

あるいはその方なりに「映画業界」とか「お菓子業界」とかといった「専門性」があるはずなんですね。

そういう場合は「何か今、この映画は観ておけっていうのありますか?」とか「今、すごく来ているスイーツってどこの何なんですか?」とかってことを質問して教えてもらいます。

あと、「仕事で一番困ったこと」と「仕事で一番悔しかったこと」というこの二つを質問するのも答えがすごく面白いです。

ああ、そういう職種だとそういうトラブルに巻き込まれるんだっていうのがわかったり、ああ、そういう立場の人って、そういうことをされるとすごく悔しいんだ、とかって感じで「人それぞれの苦労」みたいなものって、ほんと人それぞれで面白いです。

 ※

あとは「外国体験」を聞くとか、「今まで食べた一番美味しかったもの」を聞くとかっていうベタな質問もします。

こんな感じでしょうか。やっぱり思うのは「恋愛と仕事と外国と食の話」ってみんな興味があるし、人それぞれで面白いですよ。お試しあれです。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「昨日、ヨガで」です。

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