お金をかけるところ、かけないところ

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。

ある女性が「私、服にはあまりお金はかけられないんですけど、その分、旅行にはお金かけて良いって決めてるんです」って言ったんですね。

なるほど。そういう「ここにお金はかけられないけど、ここにだったらお金を使ってもいい」っていう「人による基準」ってありますよね。

それで僕はどうかなあというのを考えてみました。

僕の場合、「道具的なもの」にお金ってあまり使えません。例えば鞄や靴や服といったものは一切こだわりがありません。出来るだけ丈夫そうでシンプルで高くないものを探してしまいます。

同じ感覚でオーディオ装置やPCみたいなものにもお金はかけられません。

でも道具でも、食器のような器は、「手作りの焼き物ですごく美しい」というのであれば、ちょっとなら高くても良いと思っているようです。

たぶん「手作り」とか「美術品」といった要素が入ってくるから、自分の中で「OK」となるんだと思います。

本とレコードにはお金はすごく使います。本に関しては値段に関係なく読みたかったら買うと決めています。

レコードは値段はもちろん気にします。4000円以上はあまり買わないと決めています。レコードの値段はそういう風に決めないと1万円2万円とドンドン値段が上がっていくからです。でも先日、ブロッサム・ディアリーのロンドンでのライブ盤が4800円で売っていて、すごく悩んでやめたのですが、次の日に「やっぱり買おう」と思って買いに行ったらすでに売れていて、今、すごく後悔しています。

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飲食店では、「あ、これはすごく良いお店だなあ」と思ったら、「いくらでも好きなだけ使っても良いモード」になります。

僕は原価とか家賃相場とかがだいたいわかるので、「このお店ちょっと上乗せし過ぎ」と感じてしまったら、あまり使わないで早々とお店を出るなんてこともあります。

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旅行は比較的あまり気にしないでお金は使う方だと思うのですが、今は犬がうちにいて、そいつ、ペットホテルに預けるとすごく落ち込むんです。「この世の終わり」みたいな表情になるので、それが可哀想なので最近は旅行に行けてません。

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住む場所にはお金をかけても良いって人いますよね。なんとなくわかります。住む場所が満足いってないと毎日の生活が寂しくなってしまいますよね。

ちなみに住居に関しては妻の管轄でして、今住んでいるところのちゃんとした金額がどうなっているのかはよくわかっていません。

先日、「代々木上原とかに引っ越したいなあ」となんとなく言ってみたら、妻が調べてくれたみたいで、「あなたが考えているような間取りで、古い建物で駅からかなり離れていて賃貸だと40万円からみたいだよ」と言われました。なるほど。上原に住んでいる人何人か知っているのですが、高いところに住んでいるんですね。参りました。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています。今日は「先日、初めてプリティ・ウーマンを観たのですが、終わり方が…」です。

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