以前、オラシオさん→ https://note.mu/horacio がカウンターで「林さん、気を悪くしないで欲しいんですけど、最近、林さんのブログ、コメント欄の投稿が少なくなってません？」って仰ったことがあったんですね。

そのとき僕は「そうですかね？」と答えただけだったのですが、後でやっと意味がわかってきました。

おそらくオラシオさんのように長い間ブロガーとして活躍してきた人にとって「コメント欄が賑わっている→そのブログ自体が盛り上がっている」というイメージがあるんですね。

それはずっと前に、妻の友人が僕のブログにコメントを突然残したことがあって、後で聞くと「林くん、なんかコメント欄が盛り上がってなかったから、私が残しておいてあげた」って言ってたので、なるほど、そういうことなんだなあとわかってきました。

ちなみに僕はコメントに関してはどちらでも良くて、「スキ」の数もどちらでも良くて、それよりも「シェア数とツイート数」が多いと嬉しいです。たぶんその二つの方が「本当の意味での、この文章面白かったよという積極的な意志」が感じ取れるからです。

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「コメント」っておそらく「そういった文章への純粋な感想」とは違う何かなんです。

たぶん「コメント」って「これを書いている人とどうしてもコミュニケーションを取りたい」と感じている人の「すごく濃くて熱心なアクション」なんです。

この「アクション」って本当に不思議だなあ、コメントを残す人ってどういう気持ちなんだろうってずっと前から気にはなっていました。

というのは僕は親しい人のページにしかコメントは残さないし、後は読んでいたら僕の名前が登場したから「これはコメントを残した方が良いだろうなあ」と思って残すことがあるだけだからです。

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それが最近気がついたことがありまして、やっぱりこのコメント欄って「恋愛感情」がからんでいるんですね。

やっぱり「この女性はモテるんだろうなあ」ってページには男性がたくさんコメントを残しているし、「この男性はモテるんだろうなあ」ってページには女性がたくさんコメントを残しています。

さらにわかってきたことがありまして、女性が男性のページにコメントを残すときの方が「恋愛度が高い」です。

これどうしてなのかずっと考えていたのですが、やっとわかってきました。

男性はやっぱり女性の「ルックス」とか「表情」とか「雰囲気」とか「声」といった「実体」のことを好きになるんです。

だから「自分の写真」をあげている女性は、ネット上でもモテます。

そして女性は、男性の「生き方」とか「世の中への誠実な態度」とか「何か困ったことが発生したときの対応の仕方」とか「お金の使い方」とか「食事の選び方」とかで好きになることが出来るんです。

だから、男性のページにコメントを残している女性の言葉に、「あ、この女性はこの男性に対してちょっとした恋愛感情を持ってるんだ」って僕は気がつくんだと思います。

違うかな。　　　

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