グルメと性的志向にこだわる男性のこと

職業柄、「確実にみんなが盛り上がれる話題」というのをいくつか持ってまして、ひとつにこういうのがあります。

「アダルトビデオの棚の前で、あるいはネットのアダルトサイトの前で、あなたはどのジャンルに手を伸ばすか?」

これは、飲み会とかで、「今日の男性たち、なんか大人しくってつまんないな。また出身地と仕事の話かあ… もっと面白い話題を出してよ…」なんて貴女が感じたときに「爆弾」を落とす感じで提案してみると、確実に盛り上がります。

あるいはちょっと世代や生活する環境が違ってて、共通の話題がないときにも「どかーん!」と盛り上がります。

ほんと、性癖と言いますか、性の趣味の指向って人それぞれなんですよね。

「え、なんで縛るのが好きなの?」とか「別に全然、リアルではやる気はないんだけど、痴漢ものが好きで…」とか「足が長い女の子をジャケで選ぶ」とか、色々とみなさん「自分だけの好み」というものをお持ちなんです。

そして、こんな話をしていると、何かに似ていることに気がつきます。

そう、「好きな料理と味」の話をしているのにすごく似ているんです。

例えば、ラーメンやカレーの細かいディテールへのこだわり、豚肉は脂身が全てだ、とか、この季節にはこの魚が三陸沖で、とか、ああいうグルメの指向を語るのと同じなんですよね。

「何が美味しいとか不味いとか言うのは下品だ」って考え方ありますよね。

たぶんあれは「食べ物の好みを語ることはセックスの好みを語ることと似ている」って無意識的にわかっているからなんです。

先日、こんな話を耳にしました。

グルメにこだわる男は、性的な探求心もすごくあるということです。

食も性もどちらも「粘膜」の快楽ですよね。その快楽に溺れて色々と追い求めるということは、どちらの方面にも追い求めがちだということです。

だから、草食系男子っぽく見えても、わざわざ遠出をして美味しいものを食べに行くような男性は、実は夜はすごく凝ったことを展開するらしいです。

逆に、食べるものにそんなにこだわらない男性は、そんなに凝ったことをしないのかもしれないですね。

レストランやバーをたくさん知っている男性に悪い人が多いのは、要するにそういうことだったのかも知れないですね。

女性のみなさん、エッチの前のデートでの食事の時にチェックするポイントがひとつ増えましたね。

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のび太「ドラえもんは食べ物にこだわるんだっけ?」

ドラえもん「僕は実はどら焼きでも色々とこだわりがあって… じゅるる…」

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#コラム

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