先日、何かで読んで、それを引用したいのですが、みつからないので、うろ覚えで書きます。細かい状況が違ってたらすいません。

あるテレビの番組で、日本人男性数人と欧米人男性数人に、日本人女性を数人で合コンさせたらしいんですね。

女性の方はいろんなタイプを混ぜていたらしいのですが、ひとり４０歳なんだけどもっともっと若く見えるタイプですごく可愛くて話も面白い女性がいたそうなんです。

そして途中で「どの女性が好みですか？」と質問したらその４０歳の女性は日本人男性たちからすごく人気があったらしいんです。

その後、その女性が４０歳だということを知らせてから、その合コンを再開して、最後にどの女性が好みかを男性たちに質問したらしいんです。

すると日本人男性たちはその４０歳女性にはもう興味を失ってしまってて、逆に欧米人男性たちはその４０歳女性に対してすごく好意を持ち始めたそうなんです。

日本人男性は「なんだ。本当は若くないんだ」って判断だったそうです。

で、欧米人男性は「４０歳であの若さを保っていて、さらにあんなに面白い会話が出来るなんて、すごく魅力的な女性だ」って感じたそうなんです。

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さて、これ、決して女性からの支持が欲しいわけではなくて、僕の場合はその欧米人男性側の方の感じ方をしてしまうんですね。

僕は基本的に男女を問わず「すごく知識や経験が豊富で会話が面白い人」が好きなんです。

僕が知らない世界のことをたくさん知っていて「これはこうなんですよ」って新しいアイディアを教えてくれる人と話をしたいんです。

だから若い人でも、色んなことを知っていて「林さん、そんなことも知らないんですか？　今、こういうのが流行ってますよ」って教えてくれる人と話したいんです。

その延長線上で恋愛対象としての女性について考えてみると、ただ可愛い社会経験の少ない若い女の子よりも、僕に対して何かと教えてくれたり、突っ込んでくれたりする女性が好きなんです。

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でも、一般的な日本人男性は上の結果を見る限り、どうやらそうではないんですよね。

どうして「若い」方が良いんでしょうか。よく「男女の関係本」には、男は本能的に、健康的で元気な子供が産めるより「若い」女性を選ぶとありますが、そうなのでしょうか。ではなぜ、欧米人男性と僕は「若い方」を選ばないんでしょうか。

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ところで僕は「古くなればなるほど価値が高くなるもの」が好きなんですね。ワインとか中古レコードとか何十年も続いている個人商店とかです。たぶん「物語」とか「深み」とかを求めているんです。

で、逆に「新しければ新しいほど価値があるもの」って、現在進行形のガジェットと言いますか、道具的なモノですよね。

あと、お店で考えてみると、六本木ヒルズのような商業施設は新しければ新しいほど「良い」ですよね。

僕はその「新しい方が価値があるもの」に関しては、個人的にはあまり興味がないんです。

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これ、「良い」とか「悪い」とかではなく、なんか関係があるような気がします。　

若い女性のことを好きなのが「良い」とか「悪い」とか言ってるのではないんです。逆に年を重ねた女性のことを好きなのが「良い」とか「悪い」とか言ってるのでもないんです。

そこに何か「鍵」がありそうで、その「鍵」を見つけたら色んなことが解決しそうな気がしています。

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