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話が面白い人と、飲食店を複数経営してどれも成功している人の共通する特徴

※祝日は読む人が激減するので個人的なことを。

この仕事をしていると、「話が面白い人」っていう存在が気になりまして。

話が面白い人ベスト3を考えてみたのですが、

3位は「毎日何かを作っている人」
シェフでも作曲家でも作家でもいいのですが、毎日、真っ白な状態から何かを作るというのを職業にしている人は、「視点がすごくオリジナル」なので、話が面白いです。

2位は「広告関係の人」
やっぱり人の「買いたい」という欲望のことや、色んな「大人の事情、システムの事情」みたいなのを知ってて、それを分析するのが面白いです。「なるほど、だからあれはあんなに売れているんだ」って感じで、すごく勉強になります。

1位は「編集者」
知識の量と深さが半端じゃないです。「いやね、林さん、その件に関してはこういう人がいて、こういうことを言ってるんです。でも一方ではこういう説もありまして」みたいな感じで、とにかく広くて深いです。

でも、それとは別に、女性ですごく面白いって感じの人がたまにいらっしゃるんです。

だいたいそういう女性は、恋愛とかセックスとかの話が面白くて、基本は「人間関係の分析と描写」が面白いんです。

「あ、そうか。だから僕はモテないんだ」とか「ふーん、そういう男性のセックスがいいんだ」とか、「なるほど。だからああいう女性は嫌われるわけですね」って感じで、なんかとにかく「人と人の間に起きるいろんなこと」の話が面白いんです。

 ※

ところで家にもすごく話が面白い女性がいまして、まあ妻なのですが。

僕のこういう文章、「よくネタが続きますね」ってよく言われるのですが、実は「妻のアイディア」っていうのがすごく多くて、3分の1は妻のアイディアなんです。

以前は「これ、妻が言ってたのですが」ってちゃんと書いていたのですが、もう最近はそれも書かずに、まるで自分のアイディアのように書いてまして。

 ※

例えば、僕、今、「飲食店を複数、経営して、全部、成功させる人」のことを考えているんですね。

その人たち、どの店舗も「うわあ、上手いなあ。そりゃ、お客さん、毎日、満席だ」って感じのお店作りに出来るんです。

それ、どうしてそんなことが可能なんだろう? 彼らにはどういう特質があるんだろう? って考えているんです。

どう思いますか? やっぱり「マーケティング能力」が誰よりも高いとか、「お店を作る」って実は「絵を描く」のと同じような「芸術的な才能」と関係があるのだろうか、とか色々考えてみてるんですね。

それで、妻に、「どうしてあの人たちは、どのお店も成功させるんだろう?」って聞いてみたんですね。

そしたら一言「みんな共通して言えることは、あの人たち、人が大好きだよね。みんなしょっちゅう色んな人たちと飲みに行ってるじゃない。だからじゃない? あなた人のことそんなに好きじゃないじゃない」って言うんです。

なんかうちの妻、全然、違うところを見てますよね。

確かにあの人たち、人が大好きで、いつも周りに人がいっぱいなんです。

要するに「人心掌握」ってことでしょうか。人の心をつかむのに長けているんです。まあ人が集まってくるし、人がついてくるし、それが色んなことに繋がるんです。

やっぱりそこかなあ、とか思ってまして。

うちの妻、そういう話がすごく面白いんです。まあ僕はそれを文章にしてお金をもらって、そのお金で妻は服とか鞄とか靴とかを買っているのですが。

#コラム

お酒やバーについての僕の本です。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』 https://goo.gl/QGdp48

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。 

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