もしタイムマシンがあったら、いつに行く?

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。

飲みの席で「もしタイムマシンがあったらどの時代に行きたい?」という話題ってありますよね。

そういうとき、必ず出てくるのが「歴史的瞬間を見てみたい」ってやつです。

戦国時代とか明治維新とか、みんなそれぞれ「あの瞬間を見たい」っていうのがあるようです。

あるいは筒井康隆が「ジャズの演奏の歴史的瞬間」を見に行くという小説を書いていましたよね。

そういう「大好きなアーティストが生きて動いている」っていうのを見たいっていうのもよくあります。

まあ例えばクラシックが好きな人ならバッハとかモーツアルトが作曲したり演奏したりしているの、見てみたいですよね。

あるいはゴッホが絵を描いているところとか、ビリー・ワイルダーが監督しているところとかを見たいって人もいそうです。

たまに「未来に行ってみたい」っていう人もいます。

今だと「AIがどうなっているのか」とか見たいって人がいそうですし、世界の政治やシステムがどうなっているのかを見たい人っていうのもいそうですね。

→ちなみに未来に行きたいという人はめったにいません。何故か僕たちは過去に行きたいようです。これ、理由を考えるとちょっとした面白いコラムが書けそうですよね。

 ※

で、僕だったらですが、僕は日本の弥生時代から古代にかけての間に行ってみたいです。

まず、日本に縄文人が住んでいて、そこに中国大陸や朝鮮半島の方から稲作をする弥生人が渡ってきました。

その弥生人、実は今まで日本に住んでいた縄文人とは争わなかったらしいんです。

大昔だと、技術や知識が上の民族がその土地に入ってきたら、追い散らしたり、高度な武器で殺したりというのが一般的ですよね。

それがどうやら弥生人と縄文人は争った形跡はなく、仲良く共存したらしいんです。

でもその縄文人と弥生人、どんな言語でコミュニケーションをとったのか、それ、知りたくないですか?

僕はそれがすごく興味があるんです。

もちろん彼らが話している言葉は今僕たちが話している日本語とはほとんど似ていないとは思うのですが、なんとなく聞いているとわかる言葉がたくさんあるのだろうか、とか、やっぱり縄文人の言葉より、弥生人の言葉の方がわかるなあ、とか、そういうのを確認したいです。

そして出来れば、その後、どういう風に日本語が出来ていったかっていうのを確認したいです。

やっぱり当時の権力を持っていた集団の言葉の方が多く採用されたのかなとか、もっと時代が下って、漢字から仮名が生まれる瞬間にどういう動きがあったのかとか、そういうことを見てみたいです。

それで、縄文人の言葉とか、弥生人の言葉とか、大和朝廷で使われている言葉とか、そういうのをその場で学んで、当時の人たちとちょっと会話をしてみたいです。

「好きな人いる?」とか、「告白とか連絡とかってどうするの?」とかって感じで。

#コラム

色んな質問に答えた本が出来ました。『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』 https://goo.gl/dZ32IW 立ち読みできます!
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bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb

この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「カクテルに何かつけようと思って」です。

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