人物描写がどうも下手で妻に助けてもらう

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。

今、小説を書いているのですが、僕、どうも「人物の描写」というのが下手なんですね。

まずお洒落に興味がないから、「中央線沿線に住んでいそうな人」とかって思っても、その人がどういう服装をしているのかが、どうも思い浮かべないんです。

で、妻は元アパレルなので、妻に「ねえ、こういう人ってどういう服を着てると思う?」とかって、助けを求めるわけです。

すると妻が「服装とかファッションとかって思うからイメージできないんだよ。例えばボブ・マーリーのイラストがあるTシャツって感じで、アイコン的なことを考えたらいいんだよ」って言ってくれて、なるほどなるほどと思い、色々と書き進められたわけです。

でも、いわゆるちょっと派手目の、姉御肌で、声が大きそうな女性ってどんな服装だろうってやっぱりわからなくて、妻に「港区とかで遊んでいる女の子っているじゃない。どういう服装してるっけ、例えばスパッツとか?」って言ってみたんです。

そしたら「もうスパッツってありえないから」って大笑いしてしまって。

「もうダメ。笑いが止まらない。さっきからスパッツの女性っていうと、上はヒョウ柄で大阪の派手なオバチャンしか思い浮かべられない」とかって言って笑い転げてるんです。

すいません。スパッツ、そんなに違うんですね。

で、僕が「ええと、いるじゃない。JJみたいな」って言うと、

「それ、たぶんあなたがイメージしてるのJJじゃないよ、あなたが言いたいのはCanCanでしょ」

「そうそう。CanCan! まさにそれ」

「あのねえ、今、CanCanみたいな女性っていないから。でもまあわかった。押切もえみたいな女性をイメージしたいってことでしょ」

って言ってくれまして。で、ようやく「押切もえみたいな女性がどんな服装をしているのか」というのを教えてもらいました。

で、妻に「毎日、渋谷を歩いているんだから、みんながどんな格好をしているのか観察すればいいじゃない。いつもすごくキョロキョロしているのに、どこを見てるの。こういう女性はこういう服を着ているっていうのを見て書いておけばいいじゃない」って言われたんです。

それでまあ最近は渋谷でみんなを意識的に見ているつもりなのですが、やっぱり「あ、この人すごくモテそうだなあ」とか「うわあ、このカップル、これは不倫でしょ」とかしか気づかなくて。

でも一応「持ち物」みたいなので、特徴は表現できるなってわかりまして。

例えば「ディーン・アンド・デルーカのトートバッグを持っている」と書けば、吉祥寺感が出るなあ、決して自由が丘感や代官山感じゃないなあとか、「首から社員証をぶらさげている」と書けば「大手ITでお勤め感」が出るなあとかっていうのがわかってきました。

というわけで、相変わらず街でキョロキョロしている47歳の初夏です。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「昨日は新連載の」です。

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人物描写がどうも下手で妻に助けてもらう

林伸次

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林伸次