モテない自分を考えてみる

僕、こんな仕事をしているのですが、全然、モテないんです。

で、女性たちに聞いてみると「うーん、確かに林さんって、モテるってタイプじゃないですよね」と言ってくれるので、どうしてなのかを聞いてみたり、考えたりしてみました。それで「モテる」とはどういうことなのかを考えるきっかけにでもしてください(笑)。

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まず「セクシーじゃない」んです。決して草食系とかではないのですが、身体からにじみ出てくるような「男のセクシーさ」が皆無なのだそうです。

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次。うちの娘って「ぐっさん」が結婚したいタイプらしいんですね。で、ぐっさんって何だろうと色々考えてみたら、「無人島に行ってもなんとかやっていけそうな感じ」なんだと思うんです。

家を作ってくれたり、食料をとってきてくれたり、タキギを集めて火をつけてくれたり、子供たちを集めて歌をうたってくれたり、そういうネットとかお金とかなんにも関係ない世界で、体一つになってもたくましく生きていける感じです。

ちなみにそういうのも僕はないんです。男性が手作りで機械を作ったり、バーベキューの用意をしたり、女の子の家のオーディオを見てあげたりしますよね。ああいう才能が皆無なんです。

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あと、男性って趣味に夢中で、男同士で「あの時計、前のモデルの方が良かったよな」とか「今、良い波が来てるらしいんだよね」とか話しますよね。あれって、女性は「男の子っぽくて可愛い」と感じるらしいんです。

「ああいう趣味の話をしていると、顔が男の子みたいになっちゃうんだよね」とか思って、可愛いなあと思うらしいんです。

僕はそういう「男の子っぽい趣味」も皆無なんです。

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そして最後に、最近、気がついた法則がありまして、「どんな小さい山でも、その山のボスになれば、その山にいる女性はボスのことを好きになる」というものです。

なんでも良いんです。カフェ業界で一番有名な人、ジャズ評論業界で一番発言力がある人、ネットの金融業界で一番有名な人、〇〇市の〇〇商店街で一番元気のある人。

例えば自分でそういうジャンルを設立しても良いんです。羊肉料理研究の第一人者とか、雨の日の遊び方研究の第一人者とか、そういうジャンルを作って、そこに市場が出来ると、そこの一番の人になれて、そしてその市場にいる女性にはモテるんです。

で、僕がどうしてモテないのかは、そういう組織にあまり属していないのと、もし属していてもそこのボスになろうとしないからなんだと思うんです。

やっぱりボスになって、みんなをまとめて、しょっちゅうメディアで取り上げられるムーブメントを作って、イベントを開いて人を集めて結果を出したりしている人って、どこか女性を引きつけるオーラがにじみ出てると思うんです。

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というわけで、モテるには、セクシーさか、無人島でもやっていける力か、ついつい趣味に夢中になってしまう男の子力か、小さい山でも良いからそこのボスになるか、というのが必要だとわかってきました。

モテたいあなた、参考にしてみてください。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「昨日、どうして」です。

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