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近所の老舗の居酒屋のキャンディーと、スキに返事ができるサービス

bar bossaの近所に、年輩のご夫婦がすごく長く経営されている居酒屋さんがあるんですね。渋谷みたいなところで「長く経営を続ける」って実はすごく大変なことなんです。

それで、これは何か秘密があるだろうと思って、一度ランチに行ってみたんですね。食事は美味しかったし、お店の内装も古いけど清潔感があって、「いい雰囲気だなあ、bar bossaも後20年続けるとこんな感じかなあ」とか思いながらお会計をすませて帰ろうとしたら、60代前半くらいの女将さんが「これ」って僕に箱を見せるんですね。

女将さんが箱のフタを開けたら、キャンディーがいっぱい入ってるんです。あ、そんなサービスがあるんだ、と気がついて、ミント味のキャンディーをいただいて、「ごちそうさまでした」って言って、外に出ました。

キャンディー、なんでもないことなんですけど、やっぱり他店との「差」がすごく感じられますよね。たぶん、夜に飲みに行っても、またランチに行っても、何かそういうキャンディーのような「心遣い」があのお店には他にもたくさんあるんだろうな、って思いました。

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noteで、「スキ」を押したら、クリエイターからのメッセージが表示されるサービスが始まりましたよね。いやほんと、これすごくいいサービスです。

デジタル空間なのに、「人と人ならではの温かい心のやりとり」っていうのが感じられます。

やっぱりインターネットで、ネガティブな言葉があふれてるのって、見ててイヤになってしまいますよね。

決していい人ぶってるわけではないのですが、せっかくアクセスしてるんだから、「前向きで、よし自分も頑張ろう!」とか「今日は良い日だな」とかって気持ちになりたいです。

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あと、このサービスの素晴らしさを僕はこんな風にとらえています。

僕、常々、思っていることは、「読むだけの人」、「サイレント・マジョリティの人」が、どういう人たちなのかが知りたいんですね。

例えば、このnoteの記事に対して、誰かがツイートしてくれると、今は「メンション」で、僕のツイッターの通知のところに飛んでくるんですね。

そしたらツイッターって、書いている人がどういう人なのかすごくわかりやすいから、「ああ、名古屋でこんな事業をやっている人が、僕の記事に対してこういう感想を持ってくれてるんだ」とかって感じで伝わるんです。

FBの場合って残念ながら、ほとんどの人が公開していないから、「2000シェア」とかされても、いったいどんな人が僕の記事を読んでくれて、そこでどういう風にコメント欄で語ってくれているのかってわかりません。

一方で、シェア数も少ないし、「スキ」も全然少ないのに、いつまでも読まれ続ける、僕の記事ってあるんですね。

例えば、この記事、ここ最近、なぜか2700人にも読まれてるんです。1年前の記事なのに、です。でも、シェア数もツイートも「スキ」もそんなにありません。

僕としては、これ、どういう人たちが読んでいて増えているのか、これから書く文章のリサーチのために、すごく知りたいんです。

で、知る方法としては、ここに「スキ」を押してもらえれば、そのスキを押した人の「ホーム」に行って、例えば「そうかあ、フリーライターやっている女性で、はあちゅうさんをフォローしてて、自分のnoteでは働き方と恋愛の記事を書いてるんだ」って感じでわかると、すごく把握しやすいんですね。

そして、そういう情報が集まってくると、「男性はどういう時にセックスがしたいのか、あるいは、セックスが嫌いな男性はずっとセックスしないままなのか」とか、逆に「女性でセックスをしたくなる状況ってどういう状況なんだろうってリサーチしてみようかな」とか、色々と「次に書くネタ集めの方向」みたいなのがわかってくるんです。

そうなんです。「読むだけの人」が、「読んだ後でスキを押してくれる人」になると、僕としてはすごく「リサーチ」が出来るんです。

いやあ、このサービス、良いです。もっともっとこういうサービス増やして下さい。

⇒そのサービスっていったい何のこと? って方、もし良ければ左下の「スキ」を押してみてください。

#コラム

お酒やバーについての僕の本です。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』 

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。

この記事は投げ銭制です。面白かったなと思った方は下をクリックしていただけると嬉しいです。おまけでちょっとした個人的なことをほんと短く書いています(大した事書いてません)。今日は「これ、昨日」です。

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