小説を書きあぐねているあなたへ

noteという場所柄、「小説を書きたい」と思っているけど、いつまでたっても書き出せない人、いますよね。

僕は、若いころから小説を何度も書いてみようとしたのですが、どうも途中で挫折してしまうんですね。

もういろんな設定の物語を、いろんな風に書いたの、すごくたくさんあったんです。でも、生まれつき飽きっぽいのか、どうも途中で投げ出してしまうんです。

ある日、「じゃあ超短編で良いから、とりあえず書いて発表してみよう」って思って、ツイッターの時には「毎日」、FBやnoteに移ってからは「1週間に1本必ずフィクションを書く」って決めて、発表してみるということにしました。

これ、ツイッターの時はすごく評判が悪かったり、FBの時も「あれがなければ良いのに」とかって言われたりしたのですが、まあそういう陰口は気にしないで、とにかく書き続けたんですね。

でも、駄作でも凡作でも何でも「とにかく発表する」ってことにしてしまえば、「10回に1回」くらいは「結構いけるかも」って作品が書けるんです。

そして、駄作でも誰かに迷惑をかけるわけでもないので、僕はフィクションに関しては自分のために、あるいは自分の未来の本のために書いているので、「つまんないなあ」って思われても「仕方ないな」って思うし、まあスルーしてください、でもたまに面白いのを書けるかもしれないんで、って気持ちで書き続けたんです。

そして、「うまく書けたなあ」っていうのは、書き直してcakesで発表したこともあります。

そういう「やり直し」が可能なのって「インターネットならでは」だと思うんです。前のを削除しちゃえば良いわけですから。

インターネットって素晴らしいなあって思うのは、「駄作や失敗をおそれずに書いて発表できる」ってところかなって思ってます。

「うわ、この作品、つまんないなあ」って思われても、それで迷惑がかかるわけではないし、いろんな人に「試しに読んでもらう」ってすごく良いことだと思うんですね。

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そうやって、ずっとずっと書いていると、ごくたまに「よし、いいの書けた」っていうのが出てくるので、それらを後で繋げてもう少し長い物語に「改作」するという手もあります。

実はそんな風にしてnoteで書きためた超短編小説を、後で繋げて「長い物語」にして、このnoteの社長の加藤貞顕さんに見てもらったんですね。

それから1年半、加藤さんの指導のもと書き直しをしまして、ある程度まとまってから、幻冬舎の竹村優子さんに細かい表現を指摘してもらい、また書き直しをして、合計16回書き直した小説が今度出ます。

『恋はいつもなにげなく始まって何気なく終わる。』です。

cakesでも昨日から連載が始まりました。

小西康陽さんが、ちょっと長い推薦文を書いてくれました。もう何十回も読んだのに、小西さんが「同じクラブ」と書いてくれた個所で嬉しくて泣いてしまいます。あなたも同じクラブですか?

 ※

書きあぐねている方、最初から長い作品ではなく、とりあえず短いのを書いて、そして駄作をおそれず発表し続けるってオススメですよ。

ここ、noteだと、#小説 というハッシュタグをつければ色んな人も見てくれます。

僕も次の小説をまたこちらで細々と発表しようと思っています。駄作もたぶんあるはずですが、それを恐れず書いてみます。あなたも一緒に頑張ってみませんか。 #小説 でお会いしましょう。

#小説 #恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。 


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林伸次

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