「ネタってどうやって集めてます?」に答えました。

※水曜日は質問に答えています。

【質問】

このブログやコラムのネタってどうやって集めてます? (匿名希望 40代 男性)

【答え】

たまにブックオフの100円コーナーに行って、「男女の○○」とか「セックスの○○」とかそういうすごく下世話なタイトルの本を10冊くらい買い込みます。

ご存知のように、ブックオフで100円ということは、「すごく売れた本」ということなので、「世の中のみんなが気にしていたり、知りたかったりしていることが書いてある本」ということなんですね。

で、そういう本を「短時間で斜め読み」して、「そうかあ、人間の男性は、女性二人まで交際できる脳の容量になってるんだ」とか「覚せい剤ってやっぱりHな気持ちになるんだ」とか、そういうホント、「みんなの好奇心を刺激するようなネタ」をチェックします。

あと、渋谷を歩いていて、いろんな人を観察します。もうこれは趣味です。

普通に歩いている人も見ますが、僕は結構、化粧品売場の店員やティッシュ配りの人、夜になると呼び込みをしている男性とか、「昼キャバ」という看板を持っている女性、109の店員、老舗の和菓子屋さんの店員といった人たちの言葉の使い方や表情、服装といったものをすごくチェックします。もうこれは趣味です。

          ※

あとは、面白い意見を言う女性をたくさんフォローしています。

一番は妻なのですが、例えば先日、近藤春菜が、あるブランドのお店で服を買ったら、「うちの服はモデルやアナウンサーが着ているので、テレビで着ないで下さいね」って言われたって話ありましたよね。この話を妻にしたら、「そのブランド自体が、そんな大したことないんだよ。だってすごく自信があって良い服を作るブランドなら、どんな人に着てもらってもよく見える服を作るはずでしょ」と言ったんです。

なるほど。「良いものをキチっと作っている会社はどんな人にもフィットするモノを作る」って話で1000字書けるなと思いました。

あるいは妻はずっと以前からハイエイタスカイヨーテというバンドが好きなのですが、先日、横浜のジャズフェスにそのハイエイタスカイヨーテを妻が見に行ってきたんですね。で、僕が「どうだった?」って聞いたら、「ヴォーカルが体を揺らしている感じとかの雰囲気がビョークとかシンディ・ローパーのようで、ちょっと独特なんだよね」って言うんです。

ある音楽が「支持されるかどうか」って、「フロントに立つ女性が巫女なのかどうか」って問題があると思うんです。そういうことって妻はとにかく早く気づいて報告してくれるので、「売れる売れないはフロントの巫女度の問題」って話が1000字くらいで書けるかなと思いました。

あと、女性が「人物評」をするときがありますよね。あれがすごく好きでチェックします。

例えば、若い頃に多くの恋愛やセックスを経験した女性が「あの男性はすごい」とか「あの男はダメだ」なんて評価をするときがあります。

10代の終わりから20代の半ばまでの間に激しい恋愛や不倫や会ったその日に寝たなんて経験のある女性って、いろんな場所でいろんなコトをやっているし、時には失敗もしているので、「男性を判断する力」がハンパじゃないんです。

で、ホント、僕たち男性だと気づかないようなことを重要視してまして、「林さん、あの男性、一番最後に『じゃあ、帰り道、気をつけてね』って必ず言うの知ってましたか? あんなに若いのにあの言葉言えるってすごいですよ」とか教えてくれるわけです。 

ちなみに僕は「そういうすごく独自の面白い視点を持っている女性」を常にリアルやネットで10~20人くらいフォローしていまして、それをネタにすることがよくあります。

もちろん男性でもそういう「面白い視点」を持っている人はたくさんいるのですが、男性の場合はもう自分で話をまとめて結論を出している場合が多いんですね。

でも女性の場合は「直感的にすごく鋭いアイディア」をポーンと投げて、それで終わりなので、そこから後の続きを僕は考えやすいということです。

※質問、募集しています。メール、メッセージ、DM等を送って下さい。もちろんカウンターでも受けています。ちなみにこの質問もカウンターで僕がある男性のお客さまに「何か質問あります?」って聞きました。

#エッセイ

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林伸次

企画とプロダクトの「魂(SPIRITS)」

工業的・商業的な「製品」と、芸術的・美術工芸的な「作品」、どちらも英語では“product”。故に両者を総称して「プロダクト」と呼んでいるが、優れたプロダクトを生むには説得力のある「企画(plan)」が必要だ。ただ世の中には「何をつくるか(what)」や「どう届けるか(ho...
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