時間厳守と、方向音痴

※月曜日は僕の日曜日の行動を書きます。

いつもは、妻と行動するのですが、昨日は代官山でフェル先生との対談がありました。

ところであなたは、「行ったことのない場所」で、打ち合わせや、待ち合わせがあるとき、「何分前」にその場所に到着しておきますか?

僕は最低でも「30分前」に到着しておく、と決めているんですね。

小学校3年生の頃、学童保育というところに通っていたのですが、そこの西山先生が「映画を観にいこう」って誘ってくれたことがあったんですね。

その先生、鳥取出身で、徳島大学を卒業したばかりで、教育熱心で、すごく面白くて魅力的な男性で、僕は大好きだったんですね。

そんな大好きな先生がプライベートで映画を誘ってくれたのに、その当日、僕、待ち合わせ場所に15分くらい遅れて到着したんです。

そのとき、先生にすごく叱られまして、「時間を守ることの大切さ」をきつく言われました。

それからは、「絶対に時間厳守」と決めているんです。

ところで、僕、すごく方向音痴なんです。「地図が読めない女性」っていうのありますよね。

僕、すごく女性脳らしくて、もう全く地図が読めないんです。

だから、「たぶん自分は道に迷うだろうな」っていうのをあらかじめ考慮して、30分前にはその約束の場所をチェックしておく、って決めているんですね。

だから、「青山1丁目の○○というビルの7階です。3時にお待ちしております」っていうことを言われると、青山1丁目の駅に2時15分くらいには到着しておくんです。

そして、その○○というビルを探して、「ああ、ここだ、ここだ」っていうのをチェックして、それがだいたい2時30分くらいなんですね。

それから残りの30分は、「ふーん、あの人、こんな街で働いているんだ」って感じで、そのビルの周りをふらふらと散歩します。

で、レコード屋さんか本屋さんがあったらそこで時間をつぶします。

そのふたつがどちらもなければ、喫茶店に入って本を読んで時間をつぶします。

そして、2時55分にそのビルの前に行って、7階のその人に会う瞬間が2時59分くらいにします。

 ※

今回の代官山のイベント会場です。

こういう「初めて行く知らない場所」の場合、妻は僕がすごく方向音痴だということを知っているので、ネットでチェックしてくれて、地図をプリントアウトしてくれたり、簡単な地図を描いてくれたり、「高円寺のあの居酒屋さん、知ってるでしょ。あのもう少し先だよ」とかって解説してくれたりするんですね。

で、今回は妻が「あ、この場所、絶対にあなたはわからないと思う。地図、ちゃんと持って行ってもわからないと思う」って脅かすんです。

それで不安になってると、「代官山の駅を出るじゃない。そしたら何にも考えずにすぐ右に折れるの。そのままずーっと下っていったら小さいお店がいっぱいあるのわかる? そのまま線路沿いに歩いてずっと先」って説明してくれたんです。

ちなみに僕、代官山ってすごく好きな街なんですね。僕、お洒落じゃないから洋服屋さんとか興味ないからほとんど代官山って用事がないのですが、でも歩いてて「うーん、やっぱり東京のサニー・サイドだなあ」とかって感じるから好きなんです。

だから妻の説明を聞いていると、「ああ、あの辺りだ」ってわかったので、今回は自信を持って行きました。

12時半に集合ということなので、逆算して、11時45分くらいには代官山に到着しているつもりで家を出たんですね。

でも、評判の悪い渋谷の東横線のホームがとにかく遠くて、ちょっと遅れて、11時55分に代官山駅に到着しました。

ずっと線路沿いに下っていくと、想像してたとおり、小さいお店がたくさんあって、左に大きなマンションがあって、右にメキシコ料理店があって、あともう少し先です。

入り口、わかりづらかったのですが、イベント会場のビルが判明したのが12時5分です。

残りの時間は20分です。これはあまり代官山をうろうろ散歩はできません。

それでさっき目に付いたカフェに入って、ハイネケンとBLTサンドウイッチを食べました。

僕、こういう人前で話すイベントやラジオ出演って、すごく緊張して頭が真っ白になって何にも喋れなくなることがあるので、リラックスしておくために、必ず会場に着く前に1杯どこかでビールを飲むんです。

だから僕が何かに出演している写真は全部、顔が赤いです。

そしてフェル先生と対談をしました。対談内容、あいかわらず楽しかったのですが、これはcakesで掲載されるそうなので、そちらをお待ちください。

 ※

対談が終わった後、フェル先生は用事があったのですぐに帰ったのですが、このあと、打ち上げとかあるのかなって待ってたんですね。

僕、実は、飲み会とかパーティって誘われてもまず行かないんです。まあとにかく断るんです。もし僕がどこかの飲み会やパーティで飲んでいるのを見かけたら「うわあ、珍しい!」って思ってください。

でもこの「イベント後の打ち上げ」っていうのは、出来るだけ参加するって決めてるんです。

でもどうやら関係者の感じを見てると「打ち上げはない」って感じだったので、挨拶をして帰りました。

 ※

帰ったら、妻がケークサレを焼いていて、「あと、お刺身が食べたい」と言うので、僕がオオゼキにお刺身を買いに行って、それを食べながら、妻が「今回のプロフェッショナル面白かったから録画しといたから観た方がいいよ」というので、日本人ヴァイオリニストがベルリンフィルでコンサート・マスターをやっているというのを観て、「この人、すごいね」って僕が言ったら、「でしょ」と妻が言って、その後、酔っぱらって寝ました。

最後になりましたが、イベントに来ていただいた方、どうもありがとうございました。

#コラム

お酒やバーについての僕の本です。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』 https://goo.gl/QGdp48

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb

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