やらない人は自分を過小評価をしている

うちの妻、たまに雑誌の方に「出ませんか?」とかイベントを企画している方に「やりませんか?」って感じのお声がかかることがあるんです。まあこういうお店をやっているので、そういう人たちが集まっているからなのですが。

で、妻ってそういうの全部、断るんです。

で、僕としては「お金が入ってくるから」という理由よりも、「そういう才能やセンスがあるんだから使わないでどうする」という理由で「やれば良いのに」ってよく言うんですね。まあそういうの色々やると本人も周りも楽しいですよね。でも、まあやらないんです。で、「どうしてなんだろうなあ」ってよく考えるんです。

そういう人、周りにいませんか? すごく才能あるはずなのにそれをそんなにみんなの前では使おうとしない人。

 ※

先日も妻がbar bossaのお花をアオヤマ・フラワーで選んでいたら、お店のスタッフが「本当にセンス良いですね」って誉めてくれたらしいんですね。

で、僕が「まあセンス良いと思うよ。どうしてそれを何かに使わないんだろうっていつも思うけど」って、いつものように言ってしまったんですね。

そしたら「そういうこと言われると、本当にそうかなあ、そこまでセンスあるかなあ。他にもセンスある人いるしって思っちゃう」そうなんです。

なるほど。

そして妻が言うには「あなたは、そういう風に『林さんが書くの面白いですね』って言われたら、素直に『そうだなあ』って思うんだよね。そこが違うんじゃないかな」なのだそうです。

なるほど、僕は誰かに誉められたら「そうでしょ、そうでしょ」って思っちゃうそうで、妻は誰かに誉められても「そうかなあ? そこまで?」って思うのだそうです。

ここが違うのではということなんです。

ちなみに僕も正直に言いますと、「すごい才能がある」とは本当に思っていません。「いやあ、全然自分ダメだなあ」ってしょっちゅう思っています。

でも、やっぱり僕は誰かに評価されたら、結構「木に登っちゃう」んです。

で、妻は「木に登らない」んです。どうも自分を過小評価しているんです。

 ※

はい。才能あるのにそんなに動こうとしない人って結構自分を過小評価しているんだなあ、そして僕みたいにほいほい動ける人ってたぶん自分を過大評価しているんだろうなあって気がします。

そう、おそらく人間の才能ってすごい天才を別にすれば、そんなに大差ないと思うんです。その辺りの「自分自身の評価」が一番違うのかなって思いました。

まあ時にはなりふり構わず、木に登るのもアリなのかもですね。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「10日間ヨガをしなかったら」です。

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